研究キーワード:イノベーションの普及、イノベーション、データサイエンス、自然言語処理、感性工学
    (最終更新日:1000-01-01 00:00:00)
     Yusuke Hoshino
  星野 雄介
   所属   京都産業大学  経営学部 マネジメント学科
   職種   准教授
研究概要
■ 研究概要
◆研究課題
1. イノベーションの普及に伴う質的な変容
2. 企業経営における「あいまいさ」の研究

◆研究概要
なぜ研究しているのか?:
人類はイノベーションによって発展してきました。イノベーションは「イノベーションを生み出すこと」と「イノベーションの普及」に分けられます。ほとんどの人はイノベーションを生み出していない以上、イノベーションの普及は重要です。イノベーションの普及について量的側面からの研究は、すでにある程度進んでいます。しかし、普及に伴う質的な変化についてはまだまだ研究の余地が残されています。

研究手法:
テキストなどの定性的なデータを、データサイエンスを用いて分析しています。具体的には新聞雑誌記事・論文・企業の決算書・国会での議論などのデータを収集し、複数のテキスト分析手法を使って分析しています。

学術的貢献:
本研究の成果が出ると、新しいモノゴトに付随する質的なパターンとパターン変化の契機をモデル化できます。例えば私たち、あるいは社会は保守的なため、新たなモノゴトに対して否定的に感じるでしょう。しかしながらやがて、そのモノゴトに慣れ、飽き、別の似たようなモノゴトに興味関心が移ってしまうことでしょう。このような言葉でしか書けない普及のパターンをモデル化できれば、なぜ社会がこれほど多様なのかを明らかにできるでしょう。

社会的貢献:
何が社会的に良い/悪いのかは、社会が決めることです。しかし本研究の成果を使えば、社会的に良きものの普及を促進し、悪しきものの普及を抑制することが可能になるかもしれません。
業績
■ 学会発表
1. 2025/03/29 SDGsに関する日本企業のディスコース: 有価証券報告書のテキスト分析(日本経営学会 関東部会)
2. 2025/03/07 ChatGPTによるSNSとレビューサイトの統合の可能性(第20回日本感性工学会春季大会)
3. 2025/03/05 ChatGPTによる国際文化比較の可能性(第20回日本感性工学会春季大会)
4. 2025/03/05 ChatGPTを用いたファンとアーティストのファッションの類似性(第20回日本感性工学会春季大会)
5. 2024/09/29 Unfamiliar Paths to Excellence: The Role of Team and Task Familiarity in Sake Brewing Innovation(AAOS Annual Meeting 2025)
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■ 著書・論文歴
1. 2025/03 論文  インフルエンザの流行と企業の認識変化 : 有価証券報告書等の全文検索を資料として 武蔵野大学経営研究所紀要 11,9-34頁  
2. 2025/01 論文  Team familiarity, task familiarity, and quality competition: Evidence from Japanese sake brewing Journal of Wine Economics 1-19頁  
3. 2024/08 その他  Team Familiarity, Task Familiarity, and Product Innovation: Evidence from Japanese Sake Brewing Academy of Management Proceedings 2024(1)  
4. 2024/07 論文  ORCHESTRATING INNOVATION: DIVERSITY OF TEAM CHARACTERISTICS IN THE SYMPHONY OF NEW PRODUCT DEVELOPMENT International Journal of Innovation Management   
5. 2024/05 論文  The Dysfunction of Mission-Oriented Innovation Policy: Impeding the Accumulation of Scientific Knowledge in the Japanese Academic Sector Administrative Sciences 14(6),pp.115-115  
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経歴
■ 学歴
1.
(学位取得)
一橋大学 博士(商学)
2. 1999/04~2007/03 一橋大学 商学研究科 経営学
■ 職歴
1. 京都産業大学 経営学部 経営学科
2. 2025/04~ 京都産業大学 経営学部 マネジメント学科 准教授
3. 2025/04~ 京都産業大学 経営学部 経営学科
4. 2022/04~2025/03 武蔵野大学 大学院 経営学研究科 准教授
5. 2019/04~2025/03 武蔵野大学 経営学部 会計ガバナンス学科 准教授
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■ 所属学会
1. 日本感性工学学会
2. 日本管理会計学会
3. 日本経営財務研究学会
4. 2017 組織学会
5. 2017~ 研究イノベーション学会
その他
■ 研究課題・受託研究・科研費
1. 2021/04~2024/03  イノベーション政策の社会構築に関する実証研究 基盤研究(C) 
2. 2020/04~2025/03  企業レベルのアントレプレナーシップの実証分析 基盤研究(B) 
3. 2020/04~2025/03  伝統産業における熟練とイノベーションの実証研究 基盤研究(B) 
4. 2016/04~2020/03  アントレプレナーシップの長期時系列・国際比較分析 基盤研究(B) 
5. 2015/04~2017/03  日本の素材産業の競争力 ―高機能繊維の用途開発に注目して―  
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■ 講師・講演
1. 2014/09 How Should We Search Partners/Technologies?(Thammasat Business University, Thailand)
2. 2014/07 Global Open Innovation Forum これまでのご講演の振り返り
3. 2012/09 人生の岐路と経営戦略(新宿サンエービル)
4. 2011/10 Five Forcesで読み解く携帯電話産業のガラパゴス化 イノベーターズ・ディレンマからオープン・イノベーションへ(六本木アカデミーヒルズ)
■ 展覧会・演奏会・競技会等
1. 2014/11 学ぶこと、動くこと、そして「最初の一押し」(生涯教育研究助成金中間報告)(財団法人北野生涯教育振興会 『生涯教育だより』)
2. 2015/03 プロジェクト・チームによるオープン・イノベーション(有斐閣 『オープン・イノベーションのマネジメント』)
■ 現在の専門分野
経営学, 数理情報学 (キーワード:イノベーションの普及、イノベーション、データサイエンス、自然言語処理、感性工学) 
■ 担当経験のある科目
1. 年金論(埼玉学園大学)
■ researchmapその他
1. 2012/04 学内公式委員として活動した
2. 2016 1年次の学外学修として、長野県しなの町とコラボレーションした短期プログラムを運営
3. 2017 1年次の学外学修として、武蔵野市開発公社とコラボレーションした長期プログラムを運営
4. 2018/04 学内公式委員として活動した
5. 2023/04 学内公式委員として活動した
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