研究概要 |
■ 研究概要
◆研究課題
多次元Bernstein作用素および多次元Szász-Mirakyan作用素の反復の極限定理に関する研究
◆研究概要
多変数連続関数の一様近似理論で有名な多次元Bernstein作用素については、その反復の適当な意味の極限として、集団遺伝学に現れるモデルの1つであるWright-Fisher拡散過程が捉えられることが知られている。本年度は多次元Bernstein作用素より定まるMarkov連鎖を線形補間して得られる確率過程の列がWright-Fisher拡散過程に確率過程として収束することを示すことを目指す。また、このノンコンパクト領域への拡張の試みの1つである多次元版のSzász-Mirakyan作用素を定義し、その反復の収束および極限の適当な拡散過程による特徴づけを与えることも目指す。多次元Szász-Mirakyan作用素については、その反復により得られるはずの拡散過程に対応する生成作用素の定義域の定め方に本質的な困難があることが分かってきている。特に、境界条件の定め方に非常に繊細な議論を要する見込みである。
問題の解決へ向けては、確率論のみならず関数解析や近似理論、偏微分方程式等の最新の知識を広く収集する必要があると考えている。そのため、関連する研究集会やシンポジウムへの参加旅費に本研究費を充当する予定である。また、関連する領域を研究する専門家との議論の機会が必要となるようであれば、その旅費にも本研究費を充当したい。加えて、近似理論や集団遺伝学といった普段研究上の接点のない分野に関する文献の購入費用にも本研究費を使用したいと考えている。 |
|
|
|
|
|
業績 |
■ 学会発表
|
■ 著書・論文歴
|
経歴 |
■ 学歴
|
■ 職歴
|
■ 所属学会
|
その他 |
■ 社会における活動
|
■ 研究課題・受託研究・科研費
|
■ 受賞学術賞
|
■ 現在の専門分野
基礎解析学 (キーワード:離散幾何解析、ランダムウォーク、確率過程論、確率論)
|
|
■ 科研費研究者番号
|
■ 担当経験のある科目
1. |
アクチュアリー数学I (集中講義)(立命館大学) |
2. |
アクチュアリー数学I (集中講義)(立命館大学) |
3. |
アクチュアリー数学II(立命館大学) |
4. |
コンピュータ(静岡大学) |
5. |
コンピュータ(静岡大学) |
6. |
リスクの数理A(京都産業大学) |
7. |
卒業研究(静岡大学) |
8. |
微分積分学続論II - 微分方程式(京都大学) |
9. |
応用数学I(静岡大学) |
10. |
応用数学I(静岡大学) |
11. |
応用数学II(静岡大学) |
12. |
応用数学基礎(静岡大学) |
13. |
応用数学基礎(静岡大学) |
14. |
応用数学特論(静岡大学) |
15. |
応用数学特論(静岡大学) |
16. |
応用数学特論A(岡山大学) |
17. |
応用数学特論A(岡山大学) |
18. |
応用数学特論B(岡山大学) |
19. |
応用数学特論B(岡山大学) |
20. |
教職実践演習(中・高)(京都産業大学) |
21. |
数学の世界(静岡大学) |
22. |
数学展望(立命館大学) |
23. |
数学特別講義VA / 特別講義VA(大阪大学大学院理学研究科) |
24. |
数学英語セミナー(京都産業大学) |
25. |
数理ファイナンスI(立命館大学) |
26. |
数理科学特別研究I(京都産業大学) |
27. |
数理科学特別研究II-1・2(京都産業大学) |
28. |
数理統計学(立命館大学) |
29. |
確率・統計(京都産業大学) |
30. |
確率・統計(京都産業大学) |
31. |
確率論A(京都産業大学) |
32. |
確率論A(京都産業大学) |
33. |
確率論B(京都産業大学) |
34. |
確率過程論(立命館大学) |
35. |
自己発見と大学生活(京都産業大学) |
36. |
自己発見と大学生活(京都産業大学) |
37. |
解析学入門A(京都産業大学) |
38. |
解析学入門A(京都産業大学) |
39. |
解析学入門B(京都産業大学) |
5件表示
|
全件表示(39件)
|
|