業績 |
■ 学会発表
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経歴 |
■ 学歴
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■ 職歴
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■ 所属学会
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その他 |
■ 社会における活動
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■ 研究課題・受託研究・科研費
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■ 委員会・協会等
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■ メールアドレス
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■ 受賞学術賞
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■ 現在の専門分野
細胞運動、レドックス生化学、光生物学 (キーワード:クラミドモナス、ボルボックス、走光性、光応答、ダイニン、鞭毛、繊毛、分子モーター、分子機械、レドックス、蛋白質)
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科研 |
■ 科研費研究者番号
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■ 担当経験のある科目
1. |
Biochemistry standing on elements(東京工業大学大学院総合理工学研究科化学環境学専攻) |
2. |
全学自由ゼミナール 21世紀の動物科学(東京大学教養学部) |
3. |
分子生物学第二(東京工業大学生命理工学院) |
4. |
分子細胞生物学(東京工業大学生命理工学院) |
5. |
動物生理学実習(東京大学 理学部生物学科) |
6. |
化学通論A(京都産業大学) |
7. |
環境生態学2(京都産業大学) |
8. |
生命と化学(東京工業大学大学院総合理工学研究科化学環境学専攻) |
9. |
生命科学基礎第一・2(東京工業大学) |
10. |
生物学科共通実習(バイオイメージング) 透過型電子顕微鏡(東京大学 理学部生物学科) |
11. |
生物学科共通実習(バイオクラシックス) 分子モーターの生理学(東京大学 理学部生物学科) |
12. |
科学英語演習(東京大学 理学部生物学科) |
13. |
細胞生物学(東京工業大学生命理工学院) |
14. |
細胞生物学演習(東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻) |
15. |
遺伝学(東京工業大学生命理工学院) |
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■ 研究概要
◆研究課題
緑藻の光反応行動調節機構の分子機構と生理的意義の解明
◆研究概要
地球の重要な一次生産者である藻類のうち遊泳性のものの多くは走光性をはじめとする光反応行動を示す。藻類の走光性発現メカニズムは、モデル緑藻クラミドモナスを用いた研究が規範となっている。これまでに、光受容器官である眼点における光受容がシグナルとなって細胞内カルシウムイオン濃度が変動し、それによって2本の繊毛の運動バランスが変容して遊泳方向を転換することがわかっている。しかし、この過程の分子機序は明確でないばかりか、そもそも走光性が生理的にどのような意義があるのかも明らかになっていない。次世代燃料・食料として注目を集める藻類の生態を明らかにする上で、これらの問題への回答が望まれる。
私達はこれまでに、クラミドモナスの走光性発現経路に活性酸素濃度が介在して走光性の正負が逆転することを明らかにした。本年度は、これまでに単離した活性酸素による走光性正負切り替えに異常のある変異株を利用し、下の研究を行う。
(1)変異株原因遺伝子の機能解析
活性酸素の濃度に関わらず常に負の走光性を示す変異株の原因遺伝子として同定したある種のキナーゼの機能を、細胞のリン酸化タンパク質の網羅的解析によって明らかにする。
(2)走光性の生理的意義の解析
真夏の直射日光と同等の「避けないと死ぬ」レベルの強光と日陰を備えたジオラマ光環境を実験室内に作る。この環境下で、野生株に加えて「常に正」「常に負」の走光性を示す変異株、及び「非運動性株」を培養し、それぞれの生残性を比較する。これにより、走光性およびその正負の切り替えの意義を定量的に評価する。 |
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