(最終更新日:1000-01-01 00:00:00)
  タムラ タツヤ
  田村 達也
   所属   京都産業大学  現代社会学部 健康スポーツ社会学科
   職種   准教授
研究概要
■ 研究概要
◆研究課題
①サッカーにおける位置情報を基にした守備時のパフォーマンス評価指標の確立
②サッカーにおけるゲームパフォーマンス分析過程の解明

◆研究概要
①[研究課題1]ボール奪取の成否に影響を及ぼすプレー因子の解明
体育会サッカー部に所属する男子学生30名程度を対象として以下を進める。
○選手のポジショニングデータとプレー情報の収集・解析
GPSを用いて選手のポジショニング、2次元DLT法を用いてボールの位置情報や選手のプレー情報を時間情報と合わせて取得する。選手同士の距離や配置、プレー情報、選手が占めるスペース面積などを算出する。
○プレー因子の検討
従属変数を守備側選手のボール奪取の成否、独立変数に上記で取得したプレー因子を投入し、2項ロジスティック回帰分析を行い、守備側選手のボール奪取プレーに影響を与えるプレー因子を算出する。
[研究課題2]体力要素の異なる対象(さまざまな年代・競技レベル)について検討する。
[研究課題2-1]体力的要因を考慮したボール奪取の成否との関連の検討
○体力的要因の測定:プレー因子との関連を明らかにするため、基礎項目(身長、体重等)や体力要素(スピード、パワー等)の基礎データの取得を予定している。
②本研究では、サッカーのプロクラブにおいてゲーム分析を担当しているスタッフを対象として、量的分析と質的分析の観点から、アンケート調査をもとにゲーム分析過程の課題の抽出と集積を行い、さらに、課題の解決方法の解明のための聞き取り調査を行う。その上で最終的にはゲームパフォーマンスを正確に評価するためのゲーム分析モデルの構築を目的とし、以下の手順で研究を進める。本年度では、データ分析により明らかとなったカテゴリー相互の関連性から、それぞれの研究対象者の共通性および特異性に焦点をあてて検討する。
業績
■ 著書・論文歴
1. 2023/03 論文  大学バレーボール授業における教師行動と学修成果の実践的研究:A大学におけるバレーボール授業を対象として 大学体育スポーツ学研究 20,61-72頁 (共著) 
2. 2022/03 論文  オンライン授業時における大学新入生の生活習慣、活動量に関する調査研究~第二報:2020年度と2021年度の比較検討~ 東京女子大学紀要『論集』 72(2),125-149頁 (共著) 
3. 2022/03 論文  大学体育授業における学生の移動距離および移動速度
サッカーとテニスの授業を対象として 青山インフォメーション・サイエンス 49(1),13-19頁 (共著) 
4. 2022/03 論文  大学男子サッカー選手における体力特性に関する研究―システムの違いに着目して― 青山学院大学教育人間科学部紀要 13,155-165頁 (共著) 
5. 2021/03 論文  オンライン授業時における大学新入生の生活習慣、活動量に関する調査研究 東京女子大学紀要『論集』 71(2),105-118頁 (共著) 
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経歴
■ 学歴
1. 2012/04~2016/03 早稲田大学 スポーツ科学研究科 スポーツ科学専攻 コーチング科学研究領域 博士課程単位取得満期退学
2. 2018/07
(学位取得)
早稲田大学 博士(スポーツ科学)
3. 2009/04~2011/03 東京学芸大学 教育学研究科 保健体育専攻 運動学コース 修士課程修了
■ 職歴
1. 2023/04~ 京都産業大学 現代社会学部 健康スポーツ社会学科 准教授
2. 2018/04~2023/03 青山学院大学 教育人間科学部 助教
■ 所属学会
1. 2020/04~ 日本スポーツパフォーマンス学会
2. 2019/08~ 日本フットボール学会
3. 2017/06~ 日本コーチング学会
4. 2012/05~ 日本体育学会
■ 資格・免許
1. 2011/03 中学校教諭専修免許状(保健体育)
2. 2011/03 小学校教諭専修免許状
3. 2011/03 高等学校教諭専修免許状(保健体育)
4. 2022/05 日本サッカー協会公認A級コーチジェネラル
その他
■ 研究課題・受託研究・科研費
1. 2022/04~2025/03  サッカーにおける位置情報を基にした守備時のパフォーマンス評価指標の確立 若手研究 
2. 2016/04~2019/03  サッカーにおける新たな戦術指導法を構築するための基礎的研究 基礎研究C 
■ 講師・講演
1. 2019/01 社会情報学の視点でみる2020東京オリンピック・パラリンピック
2. 2017/12 教育デザインと情報メディアを考える シンポジウム
■ 現在の専門分野
スポーツ科学