研究概要 |
■ 研究概要
◆研究課題
①サッカーにおける位置情報を基にした守備時のパフォーマンス評価指標の確立
②サッカーにおけるゲームパフォーマンス分析過程の解明
◆研究概要
①[研究課題1]ボール奪取の成否に影響を及ぼすプレー因子の解明
体育会サッカー部に所属する男子学生30名程度を対象として以下を進める。
○選手のポジショニングデータとプレー情報の収集・解析
GPSを用いて選手のポジショニング、2次元DLT法を用いてボールの位置情報や選手のプレー情報を時間情報と合わせて取得する。選手同士の距離や配置、プレー情報、選手が占めるスペース面積などを算出する。
○プレー因子の検討
従属変数を守備側選手のボール奪取の成否、独立変数に上記で取得したプレー因子を投入し、2項ロジスティック回帰分析を行い、守備側選手のボール奪取プレーに影響を与えるプレー因子を算出する。
[研究課題2]体力要素の異なる対象(さまざまな年代・競技レベル)について検討する。
[研究課題2-1]体力的要因を考慮したボール奪取の成否との関連の検討
○体力的要因の測定:プレー因子との関連を明らかにするため、基礎項目(身長、体重等)や体力要素(スピード、パワー等)の基礎データの取得を予定している。
②本研究では、サッカーのプロクラブにおいてゲーム分析を担当しているスタッフを対象として、量的分析と質的分析の観点から、アンケート調査をもとにゲーム分析過程の課題の抽出と集積を行い、さらに、課題の解決方法の解明のための聞き取り調査を行う。その上で最終的にはゲームパフォーマンスを正確に評価するためのゲーム分析モデルの構築を目的とし、以下の手順で研究を進める。本年度では、データ分析により明らかとなったカテゴリー相互の関連性から、それぞれの研究対象者の共通性および特異性に焦点をあてて検討する。 |
|
|
|
|
|
業績 |
■ 著書・論文歴
1. |
2023/03 |
論文 |
大学バレーボール授業における教師行動と学修成果の実践的研究:A大学におけるバレーボール授業を対象として 大学体育スポーツ学研究 20,61-72頁 (共著) |
2. |
2022/03 |
論文 |
オンライン授業時における大学新入生の生活習慣、活動量に関する調査研究~第二報:2020年度と2021年度の比較検討~ 東京女子大学紀要『論集』 72(2),125-149頁 (共著) |
3. |
2022/03 |
論文 |
大学体育授業における学生の移動距離および移動速度
サッカーとテニスの授業を対象として 青山インフォメーション・サイエンス 49(1),13-19頁 (共著) |
4. |
2022/03 |
論文 |
大学男子サッカー選手における体力特性に関する研究―システムの違いに着目して― 青山学院大学教育人間科学部紀要 13,155-165頁 (共著) |
5. |
2021/03 |
論文 |
オンライン授業時における大学新入生の生活習慣、活動量に関する調査研究 東京女子大学紀要『論集』 71(2),105-118頁 (共著) |
6. |
2021/03 |
論文 |
サッカー競技における体力的要因を用いた選手選抜方法の検討 コーチング学研究 34(2),115-123頁 (共著) |
7. |
2021/03 |
論文 |
大学体育サッカー授業における学生の移動距離および移動スピード:GPSを用いた推定 大学体育スポーツ学研究 18,162-169頁 (共著) |
8. |
2021/03 |
論文 |
大学男子サッカー選手におけるポジション別の体力特性に関する研究
-試合中の運動パターンに着目して- 青山学院大学教育人間科学部紀要 12,121-129頁 (共著) |
9. |
2021/03 |
論文 |
社会人運動習慣者と学生との運動有能感,メンタルヘルスおよびライフスキルの比 青山学院大学教育人間科学部紀要 12,161-167頁 (共著) |
10. |
2020/08 |
論文 |
全日本大学サッカー男子選抜チームにおける映像を用いたサポートの実践と検証 日本スポーツパフォーマンス研究 12,408-424頁 (共著) |
11. |
2020/04 |
論文 |
暑熱環境下における大学体育授業実施時の生理指標の調査 日本アスレティックトレーニング学会誌 5(2),185-189頁 (共著) |
12. |
2016/04 |
著書 |
Health and Fitness Workbook 2016 (共著) |
13. |
2015/04 |
著書 |
Health and Fitness Workbook 2015 (共著) |
5件表示
|
全件表示(13件)
|
|
経歴 |
■ 学歴
|
■ 職歴
|
■ 所属学会
|
■ 資格・免許
|
その他 |
■ 研究課題・受託研究・科研費
|
■ 講師・講演
|
■ 現在の専門分野
|