研究キーワード:コロイド、エマルション、非線形・非平衡現象、粉粒体、ソフトマター、コロイド・界面科学、自己組織化、アクティブマター、光ピンセット、ソフトマテリアル、エマルション、ヤヌス粒子、パッチ粒子、液晶、界面活性剤、コロイド、粉粒体、ソフトマター、コロイド・界面科学、自己組織化、アクティブマター、光ピンセット、ソフトマテリアル、エマルション、ヤヌス粒子、パッチ粒子、液晶、界面活性剤、コロイド
    (最終更新日:1000-01-01 00:00:00)
  イワシタ ヤスタカ   IWASHITA Yasutaka
  岩下 靖孝
   所属   京都産業大学  理学部 物理科学科
   京都産業大学  理学部 物理科学科
   職種   教授
研究概要
■ 研究概要
◆研究課題
微粒子の異方性が生み出す特異な平衡・非平衡挙動の解明

◆研究概要
微粒子が異方的な形状を持つ場合、流動・変形・自己駆動といった力学的非平衡下では形状に依存した特異な相互作用が現れる。例えばS字のような絡み合う形状を持つ場合、力学的非平衡下では要素間に熱揺動や相互作用ポテンシャル以外による力が働き、絡み合いによる相互作用が普遍的に現れ、系の状態や挙動に大きく影響する。長く柔軟な紐である高分子が絡み合う高濃度溶液がその代表例である。しかし高分子以外では、絡み合い効果が研究・解明された形状や凝縮系はごく限られている。また微粒子が物性に異方性を持つ場合、例えば界面活性分子のような両親媒性を持つと、分子系と同様な相互作用により同様な構造を形成し得るが、微粒子では形状と物性に多様な異方性を付与することができ、分子系にはない構造や物性/機能性を示しうる。
よって形状や物性の異方性を系統的に設計し、異方性によって生じる相互作用が平衡状態、そして流動・変形・自己駆動といった力学的非平衡状態において果たす役割を解明することが本研究の目的である。実験ではフォトリソグラフィや3Dプリンタなどの粒子作成手法、物理的・化学的な表面修飾手法を用い、絡み合いや非対称性といった形状の異方性、自己推進性や両親媒性などの物性の異方性を持つ微粒子を系統的に作成する。次に作成した微粒子の力学物性や変形・流動下の挙動などを顕微レオメータや加振機、力測定器などを用いて調べる。
業績
■ 著書・論文歴
1. 2021/05 その他  パッチコロイド粒子の凝集・結合制御 コロイドおよび界面化学部会誌 46(2)  
2. 2020/10 論文  Pickering–Ramsden emulsions stabilized with chemically and morphologically anisotropic particles Current Opinion in Colloid & Interface Science 49,94-106頁  
3. 2019/05/07 その他  Controlled armoring of metal surfaces with metallodielectric patchy particles JOURNAL OF CHEMICAL PHYSICS 150(17)  
4. 2019/03 その他  両親媒性ヤヌス粒子によるエマルションの構造 月間ファインケミカル 48(3)  
5. 2018/10/16 その他  Emulsion Droplets Stabilized by Close-Packed Janus Regular Polygonal Particles LANGMUIR 34(41),12394-12400頁  
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経歴
■ 学歴
1.
(学位取得)
東京大学 博士(工学)
2.
(学位取得)
東京大学 博士(工学)
3.
(学位取得)
東京大学 博士(工学)
4. 2001/04~2004/03 東京大学 大学院工学系研究科 物理工学専攻博士課程
5. 1999/04~2001/03 東京大学大学院 工学系研究科 物理工学専攻修士課程
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■ 職歴
1. 京都産業大学 理学部物理科学科
2. 京都産業大学 理学部物理科学科
3. 2024/04~ 京都産業大学 理学部 物理科学科
4. 2019/04~ 京都産業大学 理学部物理科学
5. 2009/04~2019/03 九州大学 大学院理学研究院物理学部門
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■ 所属学会
1. 日本化学会コロイドおよび界面化学部会
2. 日本物理学会
■ researchmap研究者コード
B000333195
その他
■ 社会における活動
1. 2021/09~ 出前授業
2. 2021/09~ 出前授業
3. 2021/06~ 体験授業(オープンキャンパス)
4. 2021/06~ 体験授業(オープンキャンパス)
5. 2017/06~2017/06 出前講義、福岡県立小倉高等学校
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■ 研究課題・受託研究・科研費
1. 2024/04~2027/03  ランダムボンディング法によるコロイドガラスの超安定化 基盤研究(C) 
2. 2020/04~2024/03  非平衡なコロイド分散系における絡み合い効果の解明 基盤研究(B) 
3. 2020/04~2024/03  非平衡なコロイド分散系における絡み合い効果の解明 基盤研究(B) 
4. 2019/06~2022/03  両親媒性な粉体-液体混合系の創成 挑戦的研究(萌芽) 
5. 2018/04~2020/03  バルク材料に適用可能なガラス超安定化機構の提案と実証 第1分野・研究奨励 
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■ 委員会・協会等
1. 2017/03~2018/07 27th International Liquid Crystal Conference 現地実行委員
2. 2010/11~2011/10 日本物理学会 運営委員
3. 2009/06~2010/09 2010年日本液晶学会講演会 討論会現地実行委員
■ ホームページ
   https://sites.google.com/view/y-iwa
■ 受賞学術賞
1. 2018/06 Designer Soft Matter Best Poster Award
2. 2008/03 36th German Topical Meeting on Liquid Crystals Poster prize “Best Poster”
■ 現在の専門分野
生物物理、化学物理、ソフトマターの物理, 基礎物理化学, ナノ材料科学, soft matter physics, 基礎物理化学, ナノ材料科学, soft matter physics (キーワード:コロイド、エマルション、非線形・非平衡現象、粉粒体、ソフトマター、コロイド・界面科学、自己組織化、アクティブマター、光ピンセット、ソフトマテリアル、エマルション、ヤヌス粒子、パッチ粒子、液晶、界面活性剤、コロイド、粉粒体、ソフトマター、コロイド・界面科学、自己組織化、アクティブマター、光ピンセット、ソフトマテリアル、エマルション、ヤヌス粒子、パッチ粒子、液晶、界面活性剤、コロイド) 
■ 担当経験のある科目
1. 固体物理学(京都産業大学)
2. 固体物理学A(京都産業大学)
3. 最先端物理学(九州大学)
4. 物理学入門II(九州大学)
5. 物理学実験Ⅰ(京都産業大学)
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