研究キーワード:国際ビジネス、欧州経済・産業、中小企業の海外戦略、食品ビジネスの海外戦略、ヘルスケアビジネスの海外戦略
    (最終更新日:1000-01-01 00:00:00)
  
  植原 行洋
   所属   京都産業大学  国際関係学部 国際関係学科
   職種   教授
研究概要
■ 研究概要
◆研究課題
国際ビジネスにおける自由貿易体制の動向と挑戦

◆研究概要
国際ビジネスの潤滑油は自由貿易の思想であることは論を俟たない。その代表例の一つが2019年に締結された日EU経済連携協定(EPA)である。世界中の自由貿易主義のステークホルダーから大きな期待が寄せられた同EPAの成果はどうだったのだろうか。両国・地域間での貿易が活性化されたのか、中小企業の活用状況の課題は何かを探求する。
また、米中の貿易摩擦、コロナ禍、そしてウクライナ侵略に至るまで、世界貿易に暗い影を落とすデカップリングや経済格差の危機に対し、自由貿易主義を推し進めるEU・日本・世界は(企業は)はどのように対処するのか。国際ビジネスの潮流が修正資本主義やサステナブル経営に流れていく中、企業の役割はどのように変容していくのか。中小企業に対する政府の支援策・振興策は世界の危機に対して有効な策を打ち出せているのか。これらの動向と挑戦を各種資料やインタビュー調査などから研究する。
業績
■ 学会発表
1. 2024/04/08 EUの2023年貿易動向ならびに「貿易協定の履行・施行報告書」からの一考察(国際貿易投資研究所 欧州経済研究会)
2. 2023/03/13 ポストCOVID19のEUの貿易概況と新たな段階に突入したEU・ASEANの通商関係(国際貿易投資研究所 欧州経済研究会)
3. 2022/03/02 COVID-19禍におけるEUの経済動向と中小企業支援政策を巡る経済効果(国際貿易投資研究所 欧州経済研究会)
4. 2021/11/07 EU の通商政策における「自由貿易主義」と「中小企業振興策」の互恵関係(日本EU学会2021年度研究大会)
■ 著書・論文歴
1. 2024/07 論文  EUの2023年貿易動向ならびに「貿易協定の履行・施行報告書」からの一考察 ITI調査研究シリーズ 159,56-65頁 (単著) 
2. 2024/02 論文  EUの通商戦略の進化と中小企業振興策との戦略的関係 ~保護・成長・互恵・COVID19・回復の変遷~   (単著) 
3. 2023/07 論文  インフレの直撃を受けるEUの経済貿易概況(2022年)と新たな段階に突入したEU・ASEANの通商関係 ITI調査研究シリーズ (145),78-98頁 (単著) 
4. 2022/07 論文  COVID-19禍におけるEUの経済動向と中小企業支援政策を巡る経済効果 ITI調査研究シリーズ (133),62-95頁 (単著) 
5. 2022/05 論文  EUの「通商戦略」と「中小企業振興策」の互恵関係 日本EU学会年報 (42),185-212頁 (単著) 
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経歴
■ 学歴
1. 早稲田大学大学院 経営管理研究科(早稲田大学ビジネススクール) 修了 経営管理修士(MBA)
2. 神戸大学大学院 経済学研究科 博士課程修了 博士(経済学)
■ 学内役職・委員
1. 2020/04/01~2024/09/30 京都産業大学 キャリア教育センター長
■ 所属学会
1. 2021/04~ 日本EU学会
2. 2016/03~ 国際ビジネス研究学会
その他
■ 講師・講演
1. (2009年~2019年)大学、講演会など各地で欧州ビジネス、食品ビジネス、ヘルスケアビジネスについて約30回講演
2. 2023/02/07 日本企業が熾烈なグローバルビジネス競争の中でいかに生き抜いていくか~転換を迎えるビジネスの新潮流~
■ 委員会・協会等
1. 2024/04/01~ 私立大学連盟 学生委員会 キャリア・就職支援分科会 委員
2. 2024/03/07~2024/03/31 経済産業省「デジタル等クリエイター人材創出事業(アート・ファッション人材創出 支援)」 選出審査委員会 委員
3. 2023/05/16~ 「ものづくり・商業・サービス生産性向上補助金 グローバル市場開拓枠」審査委員 委員
4. 2023/03~2023/03 日本貿易振興機構 2022年度 現地ニーズ等活用促進事業 実施 検証会議 委員長
5. 2022/07~2022/08 経済産業省中小企業庁 「デジタルツール等を活用した海外需要拡大事業」間接補助事業者選定審査委員会 委員
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■ 現在の専門分野
キーワード:国際ビジネス、欧州経済・産業、中小企業の海外戦略、食品ビジネスの海外戦略、ヘルスケアビジネスの海外戦略