研究概要 |
■ 研究概要
◆研究課題
・両耳マイクロホンを用いた音源分離システム
・音声への画像埋め込みに関する研究
・実竿を用いたフィッシングシミュレータの開発
◆研究概要
私の研究を一言でいえば,音声音響信号をリアルタイムで加工し,人間に有益な信号に変換することです.最近は,やや特殊な研究課題として,釣りシミュレータの開発にも着手しています.
【両耳マイクロホンを用いた音源分離システム】
本研究課題では,両耳マイクロホンを用いた,音源分離システムについて取り組んでいる.本研究の目的は,複数の音源が混在する環境下で,各音源をリアルタイムで分離し,指定した音源だけを両耳マイクロホンを装着したユーザーに届けることである.本手法では,音源の方向と距離,すなわち音源位置を推定し,位置ごとに音源を切り分ける.ユーザーが領域を指定すると,その内部に含まれる音源だけを聞くことができ,円滑なコミュニケーションが実現できる.
【音声への画像埋め込みに関する研究】
本研究課題では,音声に画像を埋め込み,リアルタイムで送受信するシステムについて検討する.提案法では,音質劣化を抑えるため,超音波に近い高周波数帯域に画像を埋め込む.この技術により伝えたい情報を補強する.例えば,災害時アナウンスに避難経路図を埋め込む,外国語音声に翻訳文章を埋め込む,ラジオ音声に話者の写真や,スタジオの様子,あるいは字幕を埋め込むなどの応用が考えられる.また,会社のロゴを埋め込めば企業CMとしての活用も可能である.この技術は,電波を使わないので,法律による規制がほとんどなく,ネットワークに接続する必要もない.このため,不特定多数のユーザーに情報を届けることができる.また,送信する範囲も音量によって調整可能であるという利点がある. |
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業績 |
■ 著書・論文歴
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■ 画像登録
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経歴 |
■ 学歴
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■ 職歴
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■ 教育上の能力
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■ 所属学会
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その他 |
■ 社会における活動
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■ 研究課題・受託研究・科研費
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■ 受賞学術賞
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■ 現在の専門分野
通信工学, 知覚情報処理, 電子デバイス、電子機器, 計算機システム, 制御、システム工学 (キーワード:音声・音響処理システム)
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■ 担当経験のある科目
1. |
コンピュータ工学演習(大阪大学) |
2. |
コンピュータ理工学実験(京都産業大学) |
3. |
システム数学基礎(大阪大学) |
4. |
システム理論(京都産業大学) |
5. |
システム解析論(大阪大学) |
6. |
信号処理システム特論(京都産業大学) |
7. |
基礎セミナー(京都産業大学) |
8. |
技術英語(京都産業大学) |
9. |
数値解析(大阪大学) |
10. |
知能システム学実験(大阪大学) |
11. |
組込みハードウェア設計(京都産業大学) |
12. |
集積回路工学(京都産業大学) |
13. |
電子システム学セミナー(大阪大学) |
14. |
電気回路理論(京都産業大学) |
15. |
電気電子回路(京都産業大学) |
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