研究概要 |
■ 研究概要
◆研究課題
京都の大規模寺院における総合的文化財管理にデータベース構築のための基礎的研究
―天台宗寺院を中心に―
◆研究概要
京都には天台宗・真言宗その他を問わず、全国規模での総本山・大本山と呼ばれる大規模な寺院が数多く存在する。それらの寺院には日本の歴史や文化を研究するうえで物理的基礎となる夥しい文化財が伝来し、所有者による公開や博物館・美術館等で展観が行われている。
本年度の研究対象は、昨年度に引き続き京都市東山区に所在する天台宗の門跡寺院の妙法院である。本研究では、分類整理等を始めとする全体的な詳細調査が行われていない妙法院に伝来する平安時代から明治時代に至る絵画・彫刻・工芸品・書跡・古文書・歴史資料などの種類の美術工芸品と総称される総点数数千点に及ぶと推定される文化財を研究対象とし、文化財の種類(ジャンル)ごとに整理し、その内容、年代・時代、一括性・類縁性などに留意して番号を付し、目録作成を試みたい。この基礎的研究作業によって、妙法院に伝来する文化財の種類の全般的な性格の概略の把握に努め、文化財の総合的管理データベース構築のための文化財調査の初歩的作業となる基礎研究である。
引き続き妙法院文化財の詳細調査及び写真撮影を行い、デジタルデータベースの充実化を図りたい。 |
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業績 |
■ 著書・論文歴
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経歴 |
■ 学歴
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■ 職歴
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■ 所属学会
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その他 |
■ 研究課題・受託研究・科研費
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■ 展覧会・演奏会・競技会等
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■ 委員会・協会等
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■ 現在の専門分野
日本史, 美術史 (キーワード:京都寺院史・文化財学・装潢史)
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