教員情報 - 梶谷　真也

1.	2023/03/19	企業で働く人のボランティアと社会貢献活動：パラレルキャリアの可能性（日本社会関係学会年次大会）
2.	2022/05/29	When is relative performance information feedback actionable?（日本経済学会2022年度春季大会）
3.	2019/09/07	Returns to Sleep: The Impacts of Sleep on Labor Productivity（医療経済学会第14回研究大会）
4.	2019/03/22	Information Feedback in Relative Grading: Evidence from a Field Experiment（関西労働研究会）
5.	2018/12/21	Use it Too Much and Lose Everything? The Effects of Hours of Work on Health（京都産業大学　経済学部研究会）
6.	2017/06/24	賃金と睡眠時間（日本経済学会2017年度春季大会）
7.	2017/05/26	Use it Too Much and Lose Everything? The Effects of Hours of Work on Health（The 22nd Eurasia Business and Economics Society Conference）
8.	2016/06/19	Use It Too Much and Lose It? The Effect of Working Hours on Cognitive Ability（日本経済学会2016年度春季大会）
9.	2016/05/13	Use It Too Much and Lose It? The Effect of Working Hours on Cognitive Ability（東京労働経済学研究会）
10.	2015/12/07	Do working hours matter in maintaining cognitive ability among middle-aged and older adults?（The 21st International Congress on Modelling and Simulation）
11.	2014/02/13	Occupation, Retirement and Cognitive Functioning（明星大学理論計量経済学研究会）
12.	2013/11/27	Occupation, Retirement and Cognitive Functioning（International Conference: Health, Education and Retirement over the Prolonged Life Cycle）
13.	2013/11/22	休日の過ごし方は変化しているのか？－『社会生活基本調査』を用いた生活時間の変化の計測－（公的統計のミクロデータの利用に関する研究集会）
14.	2013/09/07	「健康と健康投資に関する実証分析」（立福家徳著）に対するコメント（医療経済学会第8回研究大会）
15.	2013/06/22	順位情報と学習インセンティブ（日本経済学会 2013年度春季大会）
16.	2013/05/24	Occupation, Retirement and Cognitive Functioning（国立社会保障人口問題研究所研究会）
17.	2012/06/24	“Does Retirement Affect Health Behavior? Evidence from Longitudinal Data in Japan” (by Meng Zhao, Haruko Noguchi and Yoshifumi Konishi)に対するコメント（日本経済学会2012年度春季大会）
18.	2012/04/20	Relative Income and Health for the Elderly in Japan（明星大学理論・計量経済学研究会）
19.	2012/03/18	高齢者の社会貢献活動の分析：就業，収入，健康，満足度，地域の視点から（日本NPO学会第14回年次大会）
20.	2011/12/09	Work Experiences and Health Outcomes for the Elderly（明星大学理論・計量経済学研究会）
21.	2011/10/30	「中高齢者の健康と就労」（濱秋純哉・野口晴子著）に対するコメント（日本経済学会 2011年度秋季大会）
22.	2011/09/19	高齢者の職歴と健康状態（医療経済学会　第6回研究大会）
23.	2009/10/20	Working in Old Age and Health Outcomes in Japan（産業労働ワークショップ）
24.	2009/06/07	"Livelihood and Care of the Elderly: Determinants of Public Attitudes in Japan (by Hiroyuki Ono and Bernd Hayo)" に対するコメント（日本経済学会 2009年度春季大会）
25.	2009/01/22	Health and Work Decisions of Older Japanese Men（経済学研究科研究会）
26.	2008/12/05	Health and Work Decisions of Older Japanese Men（公共経済学セミナー）
27.	2008/09/15	The Impact of Healthcare Expenditures on Longevity in Japan: Evidence from Longitudinal, Prefectural-Level Data（日本経済学会 2008年度秋季大会）
28.	2007/10/26	高齢者の就業行動と健康状態（関西労働研究会/行動経済学研究会）
29.	2007/02/19	同居・近居・別居の選択: 親の資産と介護、子の市場労働が与える影響（応用計量経済学コンファレンス）
30.	2006/06/03	職業訓練・年金・雇用保険と定年退職後の再就職（日本経済学会 2006年度春季大会）
31.	2006/01/06	職業訓練・年金と定年退職後の再就職（公共経済学セミナー）
32.	2005/09/18	定年退職者の職歴と再就職行動（日本経済学会 2005年度秋季大会）
33.	2004/09/25	The Re-employment System for the Japanese Elderly and the Elderly's Working Incentive（日本経済学会 2004年度秋季大会）
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■ 著書・論文歴

1.	2023/12	論文	従業員の健康状態と労働意欲日本労働研究雑誌 (762),49-61頁（共著）
2.	2023/09	論文	Pension reform and improved employment protection: Effects on older men’s employment outcomes B.E. Journal of Economic Analysis and Policy 23(4),pp.1017-1043 （共著）
3.	2023/04	論文	老後不安と社会貢献活動への参加労働政策研究報告書 no. 225 『企業で働く人のボランティアと社会貢献活動：パラレルキャリアの可能性』（単著）
4.	2023/03	論文	Promoting Employment of Older Workers and Adjustment of their Working Conditions at Japanese Firms Japan Labor Issues 7(42),pp.25-42 （単著）
5.	2022/12	論文	Use it Too Much and Lose Everything? The Effects of Hours of Work on Health SSM - Population Health 20(101245) （共著）
6.	2022/04	論文	Actionable Information Feedback in Relative Grading: Evidence from a Field Experiment Available at SSRN （共著）
7.	2021/10	論文	Informal Care and Savings Applied Economics 54(33),pp.3762-3776 （共著）
8.	2021/08	論文	高年齢者の雇用確保と企業側の調整日本労働研究雑誌 (734),16-30頁（単著）
9.	2021/02	論文	The Return of Sleep Economics and Human Biology （単著）
10.	2020/12	論文	高齢期の睡眠時間が健康に与える効果経済学研究紀要 52(1・2),27-40頁（単著）
11.	2020/04	論文	Information Feedback in Relative Grading: Evidence from a Field Experiment PLOS ONE 15(4) （共著）
12.	2018/07	その他	共働き夫婦間の家事育児分担 DIO連合総研レポート (339),19-24頁（単著）
13.	2017/09	論文	Occupation, Retirement and Cognitive Functioning Ageing & Society 37(8),pp.1568-1596 （共著）
14.	2017/03	論文	Use It Too Much and Lose It? The Effect of Working Hours on Cognitive Ability Panel Data Research Center at Keio University DISCUSSION PAPER SERIES (DP2016-008) （共著）
15.	2016/05	論文	高齢者のNPO活動開始年齢と活動への関与度労働政策研究報告書 no. 183 『NPOの就労に関する研究－恒常的成長と震災を機とした変化を捉える－』（単著）
16.	2016/03	著書	『しっかり基礎からミクロ経済学―LQアプローチ』（共著）
17.	2015/10	論文	Which is Worse for Your Long-term Health, a White-collar or a Blue-collar Job? Journal of the Japanese and International Economies 38,pp.228-243 （単著）
18.	2015/06	論文	若年層の生活時間の変化～『社会生活基本調査』匿名データを用いた分析～経済学研究紀要 47(1),1-16頁（単著）
19.	2014/10	論文	公的介護保険は家族介護者の介護時間を減少させたのか？－社会生活基本調査匿名データを用いた検証－経済研究 65(4),345-361頁（共著）
20.	2013/12	論文	Does the Definition of Retirement Matter in Estimating the Effects of Retirement on Cognitive Functioning? MODSIM2013, 20th International Congress on Modelling and Simulation pp.1263-1269 （共著）
21.	2013/03	論文	成績順位の通知と学習意欲明星教育センター研究紀要 3,101-110頁（共著）
22.	2012/03	論文	高齢者の職歴と主観的健康度経済学研究紀要 43(2),1-18頁（単著）
23.	2012/03	論文	高齢期の健康と社会貢献活動労働政策研究報告書 no. 142 『高齢者の社会貢献活動に関する研究－定量的分析と定性的分析から－』（単著）
24.	2011/08	論文	Working in Old Age and Health Outcomes in Japan Japan and the World Economy 23(3),pp.153-162 （単著）
25.	2011/03	論文	在職老齢年金と定年退職者の再就職行動日本経済研究 (64),56-76頁（単著）
26.	2010/10	論文	予防行動と健康状態医療経済研究 22(1),47-62頁（共著）
27.	2009/03	論文	Why Do the Japanese Enjoy Longevity? Do Health Care Expenditures Contribute it? Graduate School of Economics and School of Economics Discussion Paper Series (15) （共著）
28.	2009/03	論文	都道府県別にみた介護費の動向大学院経済学研究科/経済学部　ディスカッションペーパーシリーズ (14) （共著）
29.	2008/04	論文	Does Skill-Development Make Elderly Japanese More Marketable? Japan Labor Review 5(2),pp.89-111 （単著）
30.	2007/07	論文	同居・近居・別居の選択: 親の資産と介護、子の市場労働が与える影響季刊家計経済研究 (75),92-103頁（単著）
31.	2007/03	論文	高齢期の就業行動と雇用・社会保障政策　（博士論文）大阪大学大学院　国際公共政策研究科　博士論文（単著）
32.	2006/12	論文	Japan's Re-employment System and Work Incentives for the Elderly Osaka Economic Papers 56(3),pp.51-65 （単著）
33.	2006/10	論文	定年退職者の能力開発と再就職日本経済研究 (55),1-21頁（単著）
34.	2006/06	論文	有業者の余暇時間と健康投資日本労働研究雑誌 (552),44-59頁（共著）
35.	2004/03	論文	The Re-employment System for the Japanese Elderly and the Elderly's Working Incentives （修士論文）大阪大学大学院　国際公共政策研究科　修士論文（単著）
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経歴

■ 学歴

1.	2004/04～2007/03	大阪大学大学院国際公共政策研究科比較公共政策専攻博士課程修了博士（国際公共政策）
2.	2002/04～2004/03	大阪大学大学院国際公共政策研究科国際公共政策専攻修士課程修了修士（国際公共政策）
3.	1998/04～2002/03	同志社大学文学部社会学科産業関係学専攻卒業学士（文学）

■ 職歴

1.	2016/04～	同志社大学社会学部　産業関係学科非常勤講師
2.	2018/04～2019/03	明星大学経済学部非常勤講師
3.	2016/10～2018/03	首都大学東京都市教養学部経営学系非常勤講師
4.	2015/04～2016/03	The University of Melbourne Melbourne Institute of Applied Economic and Social Research Academic Visitor
5.	2012/09～2014/09	同志社大学社会学部　産業関係学科非常勤講師
6.	2011/04～2018/03	明星大学経済学部　経済学科准教授
7.	2010/04～2011/03	新潟大学経済学部非常勤講師
8.	2008/04～2011/03	明星大学経済学部　経済学科専任講師
9.	2007/04～2008/03	京都大学大学院経済学研究科研究員
10.	2005/04～2007/03	大阪大学大学院国際公共政策研究科リサーチアシスタント
11.	2004/06～2005	大阪大学大学院国際公共政策研究科リサーチアシスタント
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■ 教育上の能力

●教育方法の実践例
1.	2008/04～	講義・演習における授業のやり方
●作成した教科書、教材
1.	2014/04～2018/03	経済学入門クラスのテキスト執筆
●教育に関する発表
1.	2018/09/29	労働経済学の教育（第21回労働経済学カンファレンス，同志社大学）
●その他教育活動上特記すべき事項
1.	2010/06/22～2010/06/22	黒竜江大学との学術国際交流
2.	2015/04/01～2016/03/31	The University of Melbourne, Melbourne Institute of Applied Economic and Social Research, Academic Visitor

■ 所属学会

1.		日本経済学会
2.		医療経済学会
3.		Asian and Australasian Society of Labour Economics

■ researchmap研究者コード

6000012568

その他

■ 教員審査

1.	2009/05	明星大学大学院経済学研究科　大学院講義担当教員
2.	2011/11	明星大学大学院経済学研究科　論文指導・研究指導補助教員
3.	2020/04	京都産業大学大学院経済学研究科　前期授業担当教員
4.	2023/04	京都産業大学大学院経済学研究科　前期研究指導教員

■ 研究課題・受託研究・科研費

1.	2021～	子どもの教育達成・健康に関する実証分析－長期の大規模縦断調査を利用して－基盤研究（B）
2.	2021～	時間配分，世帯内生産活動と健康資本形成基盤研究（B）
3.	2020～	世代間の相互関係：遺産・介護と労働供給・消費貯蓄を通じて基盤研究（B）
4.	2016～2021/03	親の就業・時間配分・考え方と子どもの人的資本形成に関する計量経済学的分析基盤研究（B）
5.	2015～2020/03	個人の時間配分と生産性・健康資本の格差若手研究（B）（キーワード：健康，時間配分，賃金，余暇時間，労働時間）
6.	2012～2017/03	高齢者の引退行動と認知能力・健康基盤研究（B）（キーワード：高齢者，引退，認知能力，健康）
7.	2011～2014/03	時間配分に着目した若年層の教育・所得・健康格差の要因と帰結に関する実証研究基盤研究(C) （キーワード：人的資本，健康資本，時間配分，所得格差，健康格差）
8.	2010～2014/03	健康格差と所得の不平等若手研究（B) （キーワード：健康，社会保障，所得格差，相対的貧困）
9.	2008～2011/03	家族構造の変化と社会保障と労働市場のありかた基盤研究（B）
10.	2008～2010/03	就業が高齢期の健康状態に与える長期的・短期的影響若手研究(スタートアップ) （キーワード：経済政策，健康，社会保障，労働市場，実証分析）
11.	2006/04～2007/03	同居・近居・別居の選択－親の資産と介護、子の市場労働が与える影響競争的資金等の外部資金による研究
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■ 委員会・協会等

1.	2019/06/22～	大阪府まち・ひと・しごと創生推進審議会委員
2.	2016/07/01～2018/03/31	厚生労働省, 生涯現役促進地域連携事業選抜・評価委員会委員
3.	2013/11～2015/03	独立行政法人労働政策研究・研修機構, 非営利組織の就労に関する研究研究会委員
4.	2010/10～2012/03	独立行政法人労働政策研究・研修機構, 高齢者の就業促進に関する研究（高齢者の社会貢献活動に関する研究）研究会委員

■ ホームページ

http://www.cc.kyoto-su.ac.jp/~kajitani/

■ 現在の専門分野

公共経済、労働経済　（キーワード：労働経済学，医療経済学）

科研

■ 科研費研究者番号

60510807

■ 研究概要

◆研究課題時間配分，世帯内生産活動と健康資本形成 ◆研究概要仕事（生産活動）は人々の暮らしを支える一方で，睡眠や休息は人々の健康維持に欠かすことができない．ただし，人々に与えられた時間には限りがある．時間の使い方は性別や世代，時代によって大きく異なる．日本の働き方について確認すると，若年女性の雇用者に占める正規雇用者の割合は年々上昇している．他方，公的年金の支給開始年齢引き上げによって，60歳代の高齢層のうち労働市場にとどまる人の割合も高くなっている．さらに，新型コロナウイルス感染症の拡大が就業環境に劇的な変化をもたらし，多くの就業者が休業やテレワークを経験することになった．このような働き方の変化は，働く時間や働く時間帯，働く場所の変化として現れる．これまでの標準的な経済学の分析では，消費と余暇から効用を得ると考え，利用可能な時間のうち労働に費やす時間以外を余暇時間とする．よって，労働時間が増加すれば余暇時間は減少する．しかし，働き方の変化は労働時間の総量だけでなく始業や終業時間，就業場所の変化を伴うため，労働以外の時間の使い方も大きく変わる．このような労働・余暇の二分法を超えた時間配分の違いは，健康形成や家計内生産活動に影響を及ぼすのだろうか．そもそも，このような時間配分の違いは何から生じているのだろうか．本研究では，「就業や睡眠，育児といった行動時間や行動時間帯が健康にどのような影響を及ぼすのか」「行動時間や行動時間帯の相互依存関係はどうなっているのか」などの「問い」を，パネル調査やタイムユース調査などの個票データを用いて計量的に分析する．これらの分析で得られる新たな知見は，高齢者の就業促進や勤労世代の長時間労働の是正，ワークライフバランスの充実などの厚生労働政策に対する提言として活かすことが期待される．