研究キーワード:都市民俗 祭礼 町家 京都 文化遺産 映像
    (最終更新日:2023-08-01 15:54:50)
  ムラカミタダヨシ   murakami tadayoshi
  村上 忠喜
   所属   京都産業大学  文化学部 京都文化学科
   職種   教授
業績
■ 学会発表
1. 2023/03/07 無形文化遺産と防災パネリスト(令和四年度文化財防災センターシンポジウム「無形文化遺産と防災」)
2. 2023/01/29 シンポジウム司会・コーディネーター(『京都民俗学会四〇周年記念シンポジウム③ 未来の歴史民俗学』(京都民俗学会第348回談話会))
3. 2022/11/02 「令和四年度・五年度購入「洛外図屏風」について」(京都産業大学日本文化研究所例会)
4. 2022/10/29 「京都民俗学談話会成立の頃―今なんとなくわかること―」(『京都民俗学会四〇周年記念シンポジウム① 「京都民俗」の四〇年』(京都民俗学会第346回談話会))
5. 2022/10/15 「最近の文化政策の展開と民俗学‐文化財保護・博物館の転換を民俗学としてどう受け止めるか、どう利用するのか‐」(現代民俗学会第64回研究会「民俗学の論点2022」)
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■ 著書・論文歴
1. 2023/03 著書  「まえがき」 『京都祇園祭の山鉾行事歴史資料調査報告書 Ⅲ』 4-4頁 (単著) 
2. 2023/03 著書  「座―伝統的な祭祀組織」(39―41頁)/「自然災害を避ける行事」(51―53頁)/「地蔵盆」(63-65)/「京都市の地蔵盆」(69-74頁)/「京都五山送り火」(77-81頁)/「向日神社祭礼」(193-197頁)/「長法寺のビシャ」(198-199頁)/京田辺市のサカキサシ」(230-234頁) 『京都府祭り・行事調査事業報告書 詳細調査編』  (単著) 
3. 2023/02 論文  御坊市教育委員会『御坊祭総合調査報告書』 『日本民俗学』 (第313号),107-107頁 (単著) 
4. 2023/02 論文  菊地暁『民俗学入門』 『日本民俗学』 (第313号),110-110頁 (単著) 
5. 2022/11 論文  「宇治の文化的景観と南山城の民家」( 2020年度大会見学会報告) 『民俗建築』 (第162号),69-72頁 (単著) 
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経歴
■ 学歴
1. 1985/04~1991/03 佛教大学 文学研究科 日本史学 博士課程単位取得満期退学 文学修士
2. 1980/04~1984/03 同志社大学 文学部 文化学科文化史学専攻 卒業 文学士
■ 職歴
1. 2016/04~2018/03 京都市歴史資料館 歴史調査員
2. 1996/09~2016/03 京都市文化財保護課 文化財保護技師
3. 1991/04~1994/03 たばこと塩の博物館 研究員
■ 学内役職・委員
1. 2022/04/01~ 京都産業大学 文化学部長
■ 教育上の能力
●作成した教科書、教材
1. 2000/05/30 『フィールドから学ぶ民俗学』(昭和堂)
2. 2012/03/25 『新・民俗学を学ぶ』(昭和堂)
3. 2017/06/20 『年中行事の民俗学』(八千代出版)
■ 主要学科目
民俗学概論、文化政策論B、京都文化フィールド演習
■ 所属学会
1. 1983/04~ 京都民俗学会
2. 2006/12~ ∟ 理事
3. 1985/04~ 日本民俗学会
4. 2010/10~2014/09 ∟ 理事
5. 2018/10~2022/09 ∟ 理事
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その他
■ 研究課題・受託研究・科研費
1. 2021/04~2024/03  映像による民俗誌の叙述に関する総合的研究―制作とアーカイブスの実践的方法論の検討 競争的資金等の外部資金による研究 
■ 講師・講演
1. 2022/09/18 「酒造文化の様相 ―鳥取と京都―」
2. 2022/02/26 「京都の盆行事―祖霊とともに死霊を送るー」
3. 2022/02/19 「無形文化遺産のデジタル・アーカイブー無形民俗文化財の映像記録を中心にー」
4. 2021/07/31 解説:2021祇園祭スペシャル ~次世代へつなぐ技と心~
5. 2015/10 「京都祇園祭山鉾行事」聯合國教科文組織無形文化遺産的推薦經過與之後」(台中市)
■ 委員会・協会等
1. 2021/07/27~ 無形文化遺産の防災に係る有識者会議 委員
2. 2020/12/18~ 京都市歴史まちづくり推進会議 京都市歴史まちづくり推進会議委員
3. 2020/09/01~ 宇治市市文化財保護審議会 宇治市文化財保護審議会委員
4. 2020/04/01~ 京都市文化財保護審議会 京都市文化財保護審議会委員
5. 2019/09/11~ 大分県立歴史博物館協議会 大分県立歴史博物館協議会委員
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■ 現在の専門分野
日本民俗学, 文化財学 (キーワード:都市民俗 祭礼 町家 京都 文化遺産 映像) 
科研
■ 担当経験のある科目
1. ミュージアム文化論(関西学院大学)
2. 世界の民俗と文化(佛教大学)
3. 伝統文化に学ぶ(民俗学)(京都外国語大学)
4. 博物館実習(京都外国語大学)
5. 文化人類学野外実習(グァテマラ共和国デル・バジェ大学)
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■ 研究概要
◆研究課題
1⃣映像による民俗誌の叙述に関する総合的研究―制作とアーカイブスの実践的方法論の検討
2⃣洛外図の研究

◆研究概要
1⃣本研究の目的は、一般社会に埋もれている(古)写真を中心とした映像を、民俗資料としてどのように資料化し、利用可能にしていくかを含めた、映像民俗資料論の構築にある。
対象とする資料は、静止画と動画に分け、静止画では古写真を利用した民俗誌がどこまで地域の実態を描き出せるのか、またその限界は奈辺にあるのかを検証する。具体的には、①祇園祭の近代での展開、②古写真の収集とアーカイブ、③民俗芸能、行事の記録保存を行う。特に古写真を使用した京都の庶民生活誌の叙述と、そrをまちづくりにどう実践できるかの検証を行いたい。動画では、全国の山鉾屋台行事の実態調査及び映像記録の収集と映像記録法の検討を行う。
いずれも継続研究であり、国立歴史民俗博物館及、京都市、京都府、公益財団法人祇園祭山鉾連合会などの組織との協業をもって進める予定である。
2⃣洛中洛外図研究は、京都研究の一大資料群を構成する一方で、江戸前期より描かれることが多くなる洛外図は、名所図化した作品以外は類例も少なく、研究蓄積も薄い。京都産業大学日本文化研究所が購入した洛外図はそうした希少な資料群の一端を構成することが期待される作品であり、令和5年度中に資料解説を行ない、その資料的価値を世に問いたい。