(最終更新日:2022-07-29 10:03:07)
  
  須藤 瑞代
   所属   京都産業大学  国際関係学部 国際関係学科
   職種   准教授
業績
■ 著書・論文歴
1. 2019/02 その他  書評 方祖猷著『晩清女権史』(浙江大学出版社、2017年) 中国女性史研究 (28),120-124頁  
2. 2019 その他  社会 中国女性と第一次世界大戦 (シンポジウム 「第一次世界大戦と中華民国」の記録) 近代中国研究彙報 (41),124-128頁  
3. 2018/02 その他  朱文央と『上海婦女』 (『上海婦女』特集) 中国女性史研究 (27),23-36頁  
4. 2018 その他  女性記者・竹中繁のつないだ近代中国と日本 : 一九二六〜二七年の中国旅行日記を中心に    
5. 2016/02 その他  書評 早川紀代・秋山洋子・伊集院葉子・井上和枝・金子幸子・宋連玉編『歴史をひらく 女性史・ジェンダー史からみる東アジア世界』 中国女性史研究 (25),77-82頁  
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経歴
■ 職歴
1. 京都産業大学 国際関係学部
■ researchmap研究者コード
B000374655
科研
■ 科研費研究者番号
70844687
■ 研究概要
◆研究課題
近代日中女性の「非体制」の模索とジェンダー:竹中繁 ・月曜クラブ・一土会を中心に

◆研究概要
本研究は、日中関係の悪化から距離をとり、改善の道を探ろうとする1920~40年代の女性たちの動きを「非体制」の模索と位置づけ、その具体的な活動内容を考察するものである。昨年度に引き続き、今年度も東京朝日新聞社初の女性記者・竹中繁(1875~1968年)が主催した、月曜クラブおよび一土会という女性のみで構成された研究会を中心に分析を行う。特に一土会は、1931年の満州事変をきっかけに、それに批判的な女性たちから中華民国の女性をもっと知ろうという目的で作られた。本年度は、一土会の幹事である竹中繁と、その友人で同じく幹事をつとめた服部升子の活動に焦点を当て、8月に研究会で発表を行い、それを踏まえて論文執筆を進めていく予定である。