研究概要 |
■ 研究概要
本研究は、科学研究費助成事業による助成金(基盤研究C:21K01829)を受けて取り組んでいる研究である。予算スラックとは、意図的に予算に含まれたゆとりの部分を指すものであるが、伝統的な見解ではこうしたスラックを非効率なものとして評価している。しかし、近年ではポジティブな見解についても述べられてきているものの、その具体的な影響がどのようなものであるかは明らかにされていない。そこで、そうした影響を明らかにしようと取り組んでいる。
研究手法としては、質問票調査により広くデータを収集し、統計解析するとともに、より具体的な事例などを明らかにするためにインタビュー調査を実施する予定である。
本研究による成果としては、伝統的にネガティブな評価を受けていた予算スラックに対して異なる見解を支持するエビデンスを提供することになり、予算スラック研究における研究の幅を拡張することができる。
予算管理は多くの企業において採用されている経営管理システムであり、また予算は外部に公開される経営計画(業績予想)の基礎データとなり得るものであるため、企業内外に影響を与えるものである。こうした予算(管理)において、予算スラックをうまく活用する方法を明らかにすることで、本研究の成果は、研究面のみならず、実務においても有用なものとなることが期待される。 |
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業績 |
■ 学会発表
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■ 著書・論文歴
1. |
2024/04 |
論文 |
M&Aプロセスに関する総合的研究ー管理会計研究の視点からの実態調査ー 産業経理 84(1),89-107頁 (共著) |
2. |
2024/04 |
その他 |
M&Aプロセスに関する総合的研究ー管理会計研究の視点からの実態調査ー 産業経理 84(1),89-107頁 |
3. |
2024/02 |
論文 |
予算スラックのポジティブな側面に関する一考察 會計 205(2),76-88頁 (単著) |
4. |
2024/02 |
論文 |
予算スラックのポジティブな側面に関する一考察 會計 205(2),76-88頁 |
5. |
2022/04 |
著書 |
実務に活かす管理会計のエビデンス (共著) |
6. |
2022/04 |
著書 |
経営学の入門 (共著) |
7. |
2022/03 |
論文 |
業績予想の予測誤差に対して実績利益の品質が与える影響 京都マネジメントレビュー (40),95-110頁 (共著) |
8. |
2020/10 |
論文 |
予算スラックとしての予備費に関する一考察 會計 198(4),56-69頁 (単著) |
9. |
2020/08 |
論文 |
海外子会社マネジメントの実態 會計 198(2),54-66頁 (共著) |
10. |
2019/04 |
論文 |
企業情報(業績予想)の開示が経営者の管理活動に与える影響 會計 195(4),26-37頁 (単著) |
11. |
2018/10 |
論文 |
上位者によるコントロールが予算スラックの形成に与える影響に関する実証研究 京都マネジメントレビュー (33),1-17頁 (単著) |
12. |
2016/08 |
論文 |
予算スラックに対する上位者のコントロール―日本企業を対象とした事例研究― 原価計算研究 40(2),100-111頁 (単著) |
13. |
2016/03 |
著書 |
キャリア・プランニング : 大学初年次からのキャリアワークブック : ワーク課題つき (共著) |
14. |
2015/01 |
論文 |
予算スラックの測定に対する取り組みと課題 流通科学大学論集 27(2),195-217頁 (単著) |
15. |
2014/03 |
論文 |
グローバル企業におけるテンションとコントロール・パッケージ―3社の比較ケース― 原価計算研究 38(2),39-51頁 (共著) |
16. |
2013/03 |
論文 |
予算管理システムの現代的課題―予算スラックを中心に― 同志社大学博士論文 (単著) |
17. |
2012/09 |
論文 |
予算スラック研究に対する一考察―予算スラックに関する新たな見解の観点より― 同志社大学大学院商学論集 47(1),1-27頁 (単著) |
18. |
2012/07 |
論文 |
参加型予算と予算スラック 産業経理 72(2),25-36頁 (共著) |
19. |
2012/03 |
論文 |
Beyond Budgetingに関する一考察―「固定業績契約」による問題点を中心として 企業会計 64(3),122-128頁 (単著) |
20. |
2011/09 |
論文 |
脱予算経営に対する予算スラック研究からの考察―欧米学術雑誌の実証研究を中心に― 同志社大学大学院商学論集 46(1),1-27頁 (単著) |
21. |
2009/03 |
論文 |
活動基準原価計算の意義と改善 同志社大学修士論文 (単著) |
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経歴 |
■ 学歴
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■ 職歴
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■ 教育上の能力
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■ 主要学科目
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■ 所属学会
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■ 資格・免許
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その他 |
■ 研究課題・受託研究・科研費
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■ 委員会・協会等
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■ 現在の専門分野
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■ 担当経験のある科目
1. |
会計学概論(京都産業大学) |
2. |
会計学概論(京都産業大学) |
3. |
原価計算論(京都経済短期大学) |
4. |
原価計算論(京都経済短期大学) |
5. |
原価計算論A(流通科学大学) |
6. |
原価計算論B(流通科学大学) |
7. |
原価計算論B(流通科学大学) |
8. |
商業簿記Ⅰ(京都産業大学) |
9. |
基礎簿記(流通科学大学) |
10. |
工業簿記(京都経済短期大学) |
11. |
工業簿記Ⅰ(同志社大学) |
12. |
工業簿記Ⅰ(同志社大学) |
13. |
工業簿記Ⅱ(同志社大学) |
14. |
工業簿記Ⅱ(同志社大学) |
15. |
管理会計(京都産業大学) |
16. |
管理会計(京都産業大学) |
17. |
管理会計論(京都経済短期大学) |
18. |
管理会計論(流通科学大学) |
19. |
管理会計論(流通科学大学) |
20. |
管理会計論(京都経済短期大学) |
21. |
管理会計論(流通科学大学) |
22. |
財務分析論(流通科学大学) |
23. |
Business English(同志社大学) |
24. |
Business English(同志社大学) |
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