研究キーワード:第二言語習得、英語教育、スピーキング、
    (最終更新日:1000-01-01 00:00:00)
  オガワ チエ   OGAWA CHIE
  小川 知恵
   所属   京都産業大学  文化学部 国際文化学科
   職種   准教授
研究概要
■ 研究概要
◆研究課題
1)タスクを活用した英語教育についての研究
2)英語・日本語の語用論的能力におけるスピーキング評価研究

◆研究概要
1)英語スピーキングとタスクについての研究
(ア) 2021年度より開始した科研(基盤c)の継続。大阪大学のNancy Lee先生との共同研究において、英語学習者のスピーキングの評価について分析を行い、引き続き統計手法や質的研究を用いてタスクを用いたスピーキング能力についての理解を深める。
(イ) 2023年度からは、名城大学松村先生、名古屋大学小林先生との科研(基盤c)の分担者として、タスクにおけるフォーカスオンフォームを行うタイミングの実証検証を行う。事前・事後・タスクの最中の効果について、学習者のスピーキングデータを分析する。
(ウ) 文化学部非常勤講師のハリス ジャスティン先生とタスク教育法と自己効力感についての縦断的研究を行う予定である。

2)英語・日本語の語用論的能力におけるスピーキング評価研究
2022度から引き続き、日本語学習者の語用論における能力を図る研究を行う予定である。日本語学習者、または留学生にオンラインでインタビュー面接における、学習者の言語行為(依頼、断り、感謝など)のデータを分析する。日本語・英語スピーキングテストにおける、「やりとり」や「相互行為能力」の評価基準の妥当性に関する研究も行う。
業績
■ 著書・論文歴
1. 2024/03 論文  日本語口頭テストの相互行為能力測定:多相ラッシュモデルを用いて 総合学術研究所所報第 (18) (単著) 
2. 2024/01 論文  動画を用いた実況的ナレーション・タスクの効果的な使用方法における工夫とその実践 中部地区英語教育学会紀要 53 (共著) 
3. 2022/02 論文  CAF indices and human ratings of oral performances in an opinion-based monologue task Language Testing in Asia 12(4) (単著) 
4. 2021/12 論文  Revised 4/3/2 Task: Fluency Training with Formulaic Language in the EFL Classroom The Journal of ASIA TEFL  (単著) Link
5. 2021/08 論文  Analyzing Japanese university English teachers’ self-efficacy to teach online. Communities of teachers & learners. 1,pp.81-90 (共著) Link
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経歴
■ 学歴
1. 2012/09~2019/08 Temple University 博士課程修了 Doctor of Philosophy
2. 2008/08~2010/08 University of Hawaii at Manoa 修士課程修了 MA in Second Language Studies
■ 主要学科目
国際文化演習I,II, 英語科教育法、アカデミック・リーディング、留学フォローアップ、教職実践演習
■ 所属学会
1. JACET
2. JALT
3. 日本言語テスト学会
4. International Pragmatics Association
その他
■ 現在の専門分野
外国語教育 (キーワード:第二言語習得、英語教育、スピーキング、)