研究概要 |
■ 研究概要
◆研究課題
学校体育における少人数教育の推進に向けた教材開発
-体つくり運動領域に焦点づけて-
◆研究概要
本研究は,へき地・小規模校で行われることの多い異学年合同・複式授業の指導と評価の一体化を推進するために,学校体育を対象とする教材開発に焦点をあて研究を行うことを目的とする.近年,少子化を前提として,少人数での授業実践に取り組まざるを得ない地域及び教師は,年々増加している.一方,異学年合同・複式授業の指導などは,教員養成では学ぶ機会が少なく,教師として仕事を始め,教員研修などの場面で取り組むことが一般的である.特に,学校体育では,児童・生徒の運動経験及び習得の差異とその把握,学校の実情に応じたカリキュラムマネジメントを進めることの教師自身の困難性など,実践的課題は山積していると言える.
本研究では,全校種において毎学年実施が義務づけられている〈体つくり領域〉に焦点をあて,上記課題の解決を目指し,以下の手順で進めることとする.
1)体つくり運動領域における実践上の課題抽出(内容的視点・指導方法的視点)
2)小規模校の授業実践・研修の実施状況,実態等の調査
3)複式授業に関する指導資料の収集
4)教材開発(カリキュラムづくりを含む)に向けたプレ教材の設定検討 |
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業績 |
■ 学会発表
1. |
2024/03 |
タッチラグビーのルールに関する実態調査(日本コーチング学会、第35回大会) |
2. |
2024/03 |
ラグビーの攻撃時におけるフェーズ間の身体負荷特性について(日本コーチング学会、第35回大会) |
3. |
2023/03 |
ラグビーのゲーム中の防御側におけるインプレー時の移動特性に関する研究-ディフェンスラインの再形成・再整備に着目して-(日本コーチング学会 第34回大会) |
4. |
2022/08 |
学校体育における〈陣取りゲーム〉の教材設定に関する検討-タグラグビーとラグビーの学習を繋げるための困難性に焦点づけて-(日本体育・スポーツ・健康学会 第72回大会) |
5. |
2021/09 |
ラグビーフットボールにおけるセットプレーの成否がゲームの勝敗に及ぼす影響について(日本体育・スポーツ・健康学会 第71回大会) |
6. |
2021/09 |
学校体育におけるタグラグビーの教材設定に関する検討(日本体育・スポーツ・健康学会 第71回大会) |
7. |
2020/09 |
Tasks of guidance in tag rugby - Focusing on the maximum defensive boundary "breakthrough" -(The 2020 Yokohama Sport Conference) |
8. |
2019/09 |
ボール運動のミニ・ゲーム化が運動強度に与える影響について-競技人数の違いに着目して-(日本体育学会第70回大会) |
9. |
2019/09 |
学校体育における「ゴール型(陣取り型ゲーム)」の単元構成に関する検討~タグラグビーとラグビーを結ぶ「身体接触の学び」に焦点化して~(日本体育学会第70回大会) |
10. |
2018/08/25 |
学校体育における「ゴール型(陣取り型ゲーム)」のカリキュラムづくりに関する検討 -タグラグビー・ラグビーの「12年間の学び」に焦点化をして-(日本体育学会 第69回大会) |
11. |
2013/04 |
The Basic Elements for Decision Making in Ballgames(The 128rd American Alliance for Health, Physical Education, Recreation and Dance(AAHPERD)) |
12. |
2012/09 |
タグラグビーの授業実践に関する一考察-女子短大生を対象として-(九州体育・スポーツ学会 第61回大会) |
13. |
2012/09 |
学校体育におけるベースボール型ゲームの実践状況と課題の検討-中学校での戦術的学習課題に着目して-(九州体育・スポーツ学会 第61回大会) |
14. |
2011/09 |
7人制ラグビーフットボール競技の運動強度(日本体育学会 第62回大会) |
15. |
2011/09 |
インクルーシブ体育における障害児の運動技能の習熟に関する一考察(日本体育学会 第62回大会) |
16. |
2011/09 |
小学校体育授業におけるタグラグビーの学習内容に関する一考察(日本体育学会 第62回大会) |
17. |
2011/09 |
小規模校・複式学級におけるボール運動の授業実践に関する一考察-サッカーの突破場面に焦点づけて-(日本体育学会 第62回大会) |
18. |
2011/08 |
小学校における遊び集団についての一考察-小規模校でのフィールドワークを活用して-(九州体育学会 第60回大会) |
19. |
2011/08 |
小学校体育におけるタグラグビー指導の現状と課題-教師からみた難しさを手がかりとして-(九州体育学会 第60回大会) |
20. |
2011/03 |
A Key Concept in Teaching Ballgames,(The 126rd American Alliance for Health, Physical Education, Recreation and Dance(AAHPERD), San Diego Convention Center) |
21. |
2010/04 |
New Instrument for Assessing Performance in Game Observation Settings -Game Contribution Assessment Instrument (GCAI)-(The 125rd American Alliance for Health, Physical Education, Recreation and Dance(AAHPERD), Indianapolis Convention and Exposition) |
22. |
2009/05 |
技術力と戦術力が実践において現れと隠れの相互隠蔽原理に支配される具体的な証例をあげてください(運動伝承研究会 第8回大会 運動伝承論ゼミナール) |
23. |
2009/03 |
A tactical approach for teaching novice learners in basketball units ,(The 124rd American Alliance for Health, Physical Education, Recreation and Dance(AAHPERD) National Convention and Exposition) |
24. |
2008/04 |
Fundamental examination of task-solving process in learning ball games(The 123rd American Alliance for Health, Physical Education, Recreation and Dance(AAHPERD) National Convention and Exposition () |
25. |
2008/03 |
球技学習における課題設定の問題性-運動学的視点から考える-(日本スポーツ運動学会 第21回大会 シンポジウム「運動学をいかに伝えるか」) |
26. |
2007/09 |
球技の学習プログラム創出のための基礎的研究-突破局面の構造化を手 ががかりとして-(日本体育学会 第58回大会 本部企画シンポジウム「球技と戦術」) |
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■ 著書・論文歴
1. |
2023/03 |
論文 |
スポーツ競技におけるテクノロジーの現状と将来への期待~ラグビーフットボールの場合~ 朝日大学保健医療学部健康スポーツ科学科紀要 6,34-41頁 (共著) |
2. |
2021/02 |
論文 |
領域「健康」に着目した幼児教育のカリキュラム・マネジメントに関する一考察 京都女子大学発達教育学部紀要 17,153-162頁 (共著) |
3. |
2020/12 |
論文 |
タグラグビーの学習内容に関する一考察~「ボール持ち運び」時の状況に着目して~ スポーツ教育学研究 40(2),17-29頁 (共著) |
4. |
2020/02 |
論文 |
12年間を見据えたラグビーのカリキュラムを構想する 体育科教育 68(2),22-25頁 (単著) |
5. |
2019/03 |
論文 |
学校体育におけるゴール型(陣取りゲーム)のカリキュラムづくりに関する検討-タグラグビー・ラグビーの「12年間の学び」に焦点化をして- 京都産業大学教職研究紀要 (14),1-10頁 (単著) |
6. |
2017/03 |
論文 |
鹿児島県の複式学級を有する小学校の体育科カリキュラムについての報告
-実態調査を基にした授業づくりの方向性を探る- 鹿児島大学教育学部教育実践紀要 26,431-444頁 (共著) |
7. |
2017/02 |
論文 |
ICTを活用した保育者研修会の実践的研究
-幼児期の運動遊びにおける指導法の質的向上を目指して- 鹿児島女子短期大学南九州地域科学研究所報 33,27-33頁 (共著) |
8. |
2016/03 |
論文 |
小学校体育における教師による教材解釈の検討を通じた授業改善の試み
-身体を調整する力を育むことに焦点づけて- 鹿児島大学教育学部教育実践紀要 25,427-434頁 (共著) |
9. |
2015/01 |
論文 |
器械運動におけるスモールステップという考え方 鹿児島大学教育学部教育実践紀要 24,71-80頁 (共著) |
10. |
2015/01 |
論文 |
賢い身体づくりを志向する「バルシューレ・ハイデルベルク」の実践報告 鹿児島大学教育学部教育実践紀要 24,347-352頁 (単著) |
11. |
2013/03 |
論文 |
鹿児島県における幼児期の運動能力・生活習慣に関する調査研究 :
離島(徳之島)での調査をとおして 鹿児島女子短期大学附属南九州地域科学研究所報 29,1-12頁 (共著) |
12. |
2012/12 |
著書 |
動きの「感じ」と「気づき」を大切にした
器械運動の授業づくり 145-149頁 (共著) |
13. |
2012/07 |
論文 |
ゲーム構造論におけるゲーム理解の枠組み
-ゴール型の様相発展を手がかりとして- 体育科教育 60(7),57-61頁 (共著) |
14. |
2012/03 |
論文 |
ゲーム構造論におけるスペースの探求 体育科教育 60(3),56-59頁 (単著) |
15. |
2012/01 |
論文 |
学習指導要領におけるゲーム構造論に立つボール運動・球技の授業づくり 体育科教育 60(1),74-77頁 (単著) |
16. |
2011/07 |
論文 |
ラグビーにおけるスクラム指導の教育的意義 『「からだと心」の発達と教育・体育・スポーツ』,岸本肇教授退職記念論文集編 143-151頁 (単著) |
17. |
2011/03 |
論文 |
幼稚園実習におけるヒヤリハット体験に関する研究 京都女子大学発達教育学部紀要 (7),105-111頁 (共著) |
18. |
2010/05 |
著書 |
だれもがプレイの楽しさを味わうことのできる
ボール運動・球技の授業づくり 8,68-16,79頁 (共著) |
19. |
2010/03 |
論文 |
ボールゲームをめぐる実践モデルの多様性と可能性を考える 体育科教育 58(11),10-13頁 (単著) |
20. |
2010/03 |
論文 |
学校体育におけるドッジボールの教科内容に関する一考察 鹿児島大学 教育学部教育実践研究紀要 20,81-86頁 (共著) |
21. |
2009/03 |
論文 |
体育の複式授業;小学校低学年のゲーム領域 「複式学級指導法」長崎・鹿児島・琉球3大学連携研究「複式学級指導法」編集委員会編 123-126頁 (単著) |
22. |
2009/03 |
論文 |
大学生の身体活動・運動実践者割合および健康関心,自覚的健康状態,健康行動との関連 体育学研究 54(2),425-436頁 (共著) |
23. |
2009/03 |
論文 |
高校運動部参加と学校適応感 鹿児島大学教育学部研究紀要(人文・社会科学編) 60,275-288頁 (共著) |
24. |
2008/03 |
論文 |
ボールゲームの課題解決過程の基礎的検討 体育科教育学研究 24(1),1-11頁 (共著) |
25. |
2007/12 |
論文 |
球技学習における課題設定過程における実践的研究
-ラグビーフットボールにおける防御技術の指導を対象として- 鹿児島大学教育学部教育実践研究紀要 17,53-63頁 (共著) |
26. |
2007/01 |
論文 |
A Case study on ball games ,Tag Rugby' in elementary school physical education Topics of Social and Behavioral Science in Sport. 6th German-Japanese Symposium of Sport Science 105-112頁 (共著) |
27. |
2007/01 |
論文 |
Difference in thinking during class observation by years of teaching experience
- Based on analysis on simultaneous speech protocol Topics of Social and Behavioral Science in Sport. 6th German-Japanese Symposium of Sport Science, pp.77-84 (共著) |
28. |
2006/12 |
論文 |
ゲーム構造からみた球技の学習内容 伝承 (6),31-46頁 (単著) |
29. |
2006/06 |
論文 |
系統性を考慮した授業づくりを 体育科教育 54(6),32-36頁 (単著) |
30. |
2006/03 |
論文 |
ゲーム構造に依拠した球技の学習内容について
-突破型ゲームに着目して- 鹿児島大学教育学部研究紀要(教育科学編) 57,63-73頁 (単著) |
31. |
2006/03 |
論文 |
問題解決過程からみた体育授業の観察力に関する研究 大阪体育学研究 44,79-85頁 (共著) |
32. |
2004/12 |
論文 |
ゲームの構造からみた球技分類試論 体育・スポーツ哲学研究 25(2),7-23頁 (共著) |
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経歴 |
■ 学歴
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■ 職歴
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■ 教育上の能力
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■ 主要学科目
スポーツ教育学・スポーツ実習(器械運動)・スポーツ実習(ラグビー)・演習Ⅰ・演習Ⅱ・演習Ⅲ・演習Ⅳ・保健体育科教育法1・保健体育科教育法3・保健体育科教育法4・教職実践演習 |
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■ 所属学会
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■ 資格・免許
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その他 |
■ 講師・講演
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■ 委員会・協会等
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■ メールアドレス
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■ 現在の専門分野
身体教育学 (キーワード:スポーツ教育学、体育科教育学)
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