(最終更新日:1000-01-01 00:00:00)
  アズマ ソノコ   AZUMA SONOKO
  東 園子
   所属   京都産業大学  現代社会学部 現代社会学科
   職種   准教授
研究概要
■ 研究概要
◆研究課題
ポピュラーカルチャーにおけるジェンダーイメージの研究

◆研究概要
ポピュラーカルチャーで描かれる人物像は、人々の「女性/男性とはどのような存在か」といったジェンダーイメージに大きな影響を与えると考えられる。本研究課題では、1960~70年代に大量に作られ男性たちから高い支持を得たやくざ映画におけるジェンダーイメージについての研究を中心的に行う。物語・登場人物の設定・映像表現などについての分析を進め、俳優のイメージやポスター・宣伝印刷物の分析とあわせて複合的に考察を行う。あわせて、以前から研究を行っている、宝塚歌劇・BL・少女文化・テレビアニメ・テレビドラマ等におけるジェンダーイメージやその受容についても研究を続ける。また、これらの研究の基礎として、文化社会学・ジェンダー論・メディア研究等の研究動向についても整理する。
業績
■ 学会発表
1. 2022/11/22 やくざ映画ジャンルの形成(日本社会学会)
2. 2018/10/20 やくざ映画におけるジェンダー・イメージ(日本マス・コミュニケーション学会2018年度秋季研究発表会)
3. 2018/10/20 やくざ映画におけるジェンダー・イメージ--―『昭和残侠伝』と『仁義なき戦い』の女性像の比較(日本マス・コミュニケーション学会 2018年度秋季研究発表会)
■ 著書・論文歴
1. 2015 著書  宝塚・やおい、愛の読み替え――女性とポピュラーカルチャーの社会学   (単著) 
2. 2017 論文  テレビアニメデータベースにみるジェンダー化されたナショナルイメージ 人間学研究 (15) (共著) 
3. 2015 著書  バイオサイエンス時代から考える人間の未来   (共著) 
4. 2014 論文  フランスにおける日本アニメの受容 ――二層化するリテラシー 情報研究(関西大学総合情報学部紀要)  (共著) 
5. 2013 論文  紙の手ごたえ――女性たちの同人活動におけるメディアの機能分化 マス・コミュニケーション研究 (83),31-45頁 (単著) 
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その他
■ 研究課題・受託研究・科研費
1. 2017/04~2024/03  やくざ映画の分析を通した戦後日本社会における男性イメージの変化の考察 若手研究(B) 
2. 2017/04~2020/03  少女マンガ黎明期のジャンル形成過程における制作者の役割に関する実証的研究 基盤研究(C) 
3. 2014/04~2017/03  東アジアで受容される日本の女性向けポピュラーカルチャーが示す男性像の実証的研究 若手研究(B) 
4. 2014/04~2017/03  テレビアニメデータベースを用いたナショナリズムのジェンダー化に関する実証的研究 基盤研究(C) 
5. 2011/04~2014/03  戦後の少女向けポピュラー文化とナショナリズムの関連についての実証的研究 挑戦的萌芽研究 
■ 講師・講演
1. 2023/12/18 女同士の趣味縁を考える
2. 2021/08/21 「理解による支配」とは何か
3. 2021/04/28 相関図消費とデータベース消費――やおいコミュニティにおける実践