研究概要 |
■ 研究概要
「優れたデザインとは何か?」という質問に一言で答えることは難しい。どのような状況下でも、万人に好かれるような完璧なデザインなど存在しないからである。しかし、特定の状況下での優れたデザインであれば、ある程度は答えることができるかもしれない。あるいは、方向性くらいは示すことができるかもしれない。本研究は、このような視点から「優れたデザイン」にアプローチする。具体的には、技術が大幅に変化した状況下では、どのようなデザインを採用すべきかを探求する。ただし、ここで探求するのは個別具体的なデザインではなく、従来から採用してきた典型的なデザインを維持すべきか、それとも新奇性の高いデザインへ変更すべきかといった大まかな方向性の示唆である。つまり、技術が大幅に変化した際に、デザインはそれまでの姿を維持すべきか、それとも技術の変化に歩調をあわせて大幅に変更すべきかを文献調査や事例収集を通じて検証するのである。 |
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業績 |
■ 学会発表
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■ 著書・論文歴
1. |
2024/09 |
その他 |
デザインおよびアートと、イノベーションの統合に関する試論 組織科学 58(1),47-60頁 |
2. |
2023/09 |
その他 |
デザインの典型性と新奇性を巡る消費者心理の全体像 京都マネジメントレビュー 43 |
3. |
2023/03 |
その他 |
(要約版)日本の電機企業におけるデザインマネジメントの実態解明と理論との架橋:239のデザイン開発事例から分かること 京都マネジメントレビュー 42 |
4. |
2022/12 |
その他 |
網膜のデザインと観念のデザイン:私論「デザイン経営の読み解き方」 一橋ビジネスレビュー 70(3),32-41頁 |
5. |
2022/07 |
その他 |
日本の電機企業におけるデザインマネジメントの実態解明と理論との架橋 -239 のデザイン開発事例から分かること- 京都産業大学ディスカッションペーパーシリーズ (2) |
6. |
2022/03 |
その他 |
日本の電機企業のデザイン開発事例の収集と全体像の提示 京都マネジメントレビュー 40 |
7. |
2021 |
著書 |
デザイン、アート、イノベーション-経営学から見たデザイン思考、デザイン・ドリブン・イノベーション、アート思考、デザイン態度- (単著) |
8. |
2021 |
その他 |
イノベーション入門:基礎から実践まで (共著) |
9. |
2020 |
論文 |
意匠法改正についての経営学と法学の架橋:特に経営学からみた評価 IPジャーナル 13,19-27頁 |
10. |
2020 |
その他 |
How Is Design Thinking Applied at R & D Stage in The Japanese Electronics Industry? Markets, Globalization & Development Review 4(2) |
11. |
2019 |
論文 |
デザイナーの活用に関する先行研究の整理 京都マネジメントレビュー 35 |
12. |
2019 |
その他 |
意匠情報や特許情報を活用したデザインマネジメント研究の発展可能性 日本知財学会誌 16(2),64-79頁 |
13. |
2018/09 |
論文 |
デザイン部門と予算制度:日本の大手電機企業のケース 京都マネジメントレビュー 33 |
14. |
2018/03 |
論文 |
デザイナーをイノベーターとして活用する際に直面する課題の探求 京都マネジメントレビュー 32 |
15. |
2018 |
論文 |
優れた製品デザインを生み出すインハウスデザイナーの組み合わせ:シャープ株式会社のケースから 京都産業大学ディスカッションペーパーシリーズ (14) |
16. |
2018 |
論文 |
研究開発段階におけるデザイン思考の活用状況:「民間企業の研究活動に関する調査」を活用して 京都産業大学ディスカッションペーパーシリーズ (15) |
17. |
2017 |
論文 |
デザイン先行型開発と技術先行型開発:アプローチの順番に注目した製品開発の類型化の試み 京都マネジメントレビュー 31,15-25頁 |
18. |
2016 |
著書 |
経営学者が書いたデザインマネジメントの教科書 (単著) |
19. |
2016 |
論文 |
意匠データと特許データを活用したデザイン部門の活動実態分析:シャープ株式会社のケース 日本経営学会 経営学論集 86集 |
20. |
2016 |
論文 |
技術移転研究の成果と課題 京都マネジメントレビュー 29巻,1-25頁頁 |
21. |
2015 |
論文 |
デザイナーと人的資源管理 北海学園大学経営論集 13巻(1号),44-61頁頁 |
22. |
2015 |
論文 |
デザインとイノベーション 北海学園大学経営論集 13巻(3号),95-120頁頁 |
23. |
2015 |
論文 |
デザインとブランド 北海学園大学経営論集 13巻(3号),75-93頁頁 |
24. |
2015 |
論文 |
デザインとマーケティング 北海学園大学経営論集 13巻(1号),1-43頁頁 |
25. |
2014 |
論文 |
“Designer-as-Integrator”と“The Dark Matter of Innovation”:デザイナーはイノベーションとどのように関わっているのか 北海学園大学経営論集 12巻(1号),37-50頁頁 |
26. |
2014 |
論文 |
インハウスデザイナーをイノベーターとして活用するための論理:シャープと東芝の事例分析から 日本経営学会 経営学論集 84集 |
27. |
2014 |
論文 |
中小企業のためのデザイン導入戦略 日本政策金融公庫調査月報 (68) |
28. |
2014 |
論文 |
協力者に焦点を当てたイノベーション研究の必要性 北海学園大学経営論集 12巻(1号),11-36頁頁 |
29. |
2013 |
論文 |
デザインと戦略 北海学園大学経営論集 11巻(1号),33-56頁頁 |
30. |
2013 |
論文 |
デザイン戦略の類型化に関する仮説 北海学園大学経営論集 11巻(1号),21-32頁頁 |
31. |
2013 |
その他 |
Strategic Design Management Methods in Major Japanese Electronics Companies International Journal of Affective Engineering Vol.12(No.2),pp.pp.325-335 |
32. |
2013 |
その他 |
デザイナーを活用したデスバレー克服の可能性 日本経営学会誌 31巻,63-74頁頁 |
33. |
2012 |
論文 |
デザイン・ドリブン・イノベーションの理論的検討 北海学園大学経営論集 10巻(1号),31-43頁頁 |
34. |
2012 |
論文 |
デザイン・マーケティング研究の成果と課題 北海学園大学経営論集 10巻(1号),31-43頁頁 |
35. |
2011 |
著書 |
経営学の定点 (共著) |
36. |
2011 |
論文 |
デザインを地域振興に活用するための論理 北海学園大学経営論集 9巻(2号),11-22 頁頁 |
37. |
2011 |
論文 |
デザイン・イノベーションの論理 北海学園大学経営論集 8巻(1号),1-9頁頁 |
38. |
2011 |
論文 |
日本のデザイン政策の現状と課題 北海学園大学経営論集 9巻(1号),63-76頁頁 |
39. |
2010 |
著書 |
デザイン重視の製品開発マネジメント:製品開発とブランド構築のインタセクション (単著) |
40. |
2010 |
論文 |
A Study for Relationship between Design Strategy and Decision-Making Style in Design Development Process 北海学園大学経営論集 7巻(4号),pp.1-24頁 |
41. |
2010 |
論文 |
意味的価値をベースとした製品開発に関する研究 北海学園大学経営論集 8巻(1号),1-9頁頁 |
42. |
2009 |
論文 |
デザインは企業を救う? 北海学園大学経営論集 7巻(2号),191-208頁頁 |
43. |
2009 |
その他 |
Differences of Design Decision on Product Design Development through Comparative Research on Japanese, European and American Automobile Industries Journal of Kansei Engineering International Vol.8(No.2),pp.pp.169-174 |
44. |
2008 |
論文 |
コーポレート・ブランド戦略の実行阻害要因とその解決策に関する研究 北海学園大学経営論集 6巻(1号),1-48頁頁 |
45. |
2008 |
論文 |
デザイン戦略の類型化と、デザイン開発における意思決定スタイルに関する研究:自動車企業と電機企業の国際比較 北海学園大学経営論集 6巻(2号),47-68頁頁 |
46. |
2008 |
論文 |
ブランド戦略の実行阻害要因とその解決策に関する研究(2) 北海学園大学経営論集 5巻(3号),1-28頁頁 |
47. |
2008 |
その他 |
日系自動車企業が新たに獲得した組織能力:市販CADの活用能力 工業経営研究 22巻,172-180頁頁 |
48. |
2007 |
著書 |
市場志向の経営 (共著) |
49. |
2007 |
論文 |
ブランド戦略の実行阻害要因とその解決策に関する研究(1) 北海学園大学経営論集 5巻(1号),15-35頁頁 |
50. |
2006 |
論文 |
Product Development Emphasized on Design : Case of Nissan Motor Co.,Ltd 北海学園大学経営論集 3巻(3・4号),pp.15-31頁 |
51. |
2006 |
論文 |
Strengthening Design in Product Development: The Case of Nissan Motor Company 北海学園大学経営論集 4巻(3号),pp.17-24頁 |
52. |
2006 |
論文 |
標準化された三次元CAD活用のための組織能力:日系自動車企業の事例分析 北海学園大学経営論集 4巻(1号),1-22頁頁 |
53. |
2005 |
論文 |
デザイン・マネジメント研究の成果と課題 北海学園大学経営論集 3巻(2号),109-129頁頁 |
54. |
2005 |
その他 |
デザイン(意匠)重視の製品開発:自動車企業の事例分析 組織科学 39巻(1号),95-109頁-109頁 |
55. |
2004 |
論文 |
デザイン(意匠)重視の製品開発:トヨタ自動車の事例分析 六甲台論集 経営学編 50巻(4号),109-129頁頁 |
56. |
2004 |
その他 |
デザイン(意匠)重視の製品開発:自動車企業の事例分析 神戸大学大学院経営学研究科博士論文 |
57. |
2003 |
論文 |
製品開発におけるデザイン(意匠設計):日産自動車の事例分析 六甲台論集 経営学編 50巻(2号),31-47頁頁 |
58. |
2001 |
その他 |
自動車の製品開発におけるデザイン 神戸大学大学院経営学研究科修士論文 |
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経歴 |
■ 学歴
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■ 職歴
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■ 教育上の能力
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■ 所属学会
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その他 |
■ 社会における活動
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■ 研究課題・受託研究・科研費
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■ 講師・講演
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■ 展覧会・演奏会・競技会等
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■ 受賞学術賞
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■ 現在の専門分野
経営学, 経営学, 経営学 (キーワード:製品開発、イノベーション、デザイン、ブランド、デザイン、イノベーション、製品開発、ブランド、デザイン、イノベーション、製品開発、ブランド)
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■ 担当経験のある科目
1. |
アカデミックリテラシーⅡ(北海学園大学) |
2. |
イノベーション概論(京都産業大学) |
3. |
デザインマネジメント特論(京都産業大学) |
4. |
ビジネスモデル分析(北海学園大学) |
5. |
ビジネスワーク実習(北海学園大学) |
6. |
人事労務の実務(京都産業大学) |
7. |
企業研修(北海学園大学) |
8. |
企業間関係論(京都産業大学) |
9. |
海外総合実習(北海学園大学) |
10. |
特別演習(北海学園大学) |
11. |
経営学入門(京都産業大学) |
12. |
経営組織論(マクロ)(京都産業大学) |
13. |
製品開発特殊研究(北海学園大学) |
14. |
製品開発論(北海学園大学) |
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