研究キーワード:生命保険売買、保険法、保険業法、海外付保規制、デリバティブ、キャプティブ、ART、商法、会社法、保険、リスクマネジメント、インシュアテック、国際私法、保険、商法、ART、キャプティブ保険会社、海外付保規制、保険業法、保険法、インシュアテック、国際私法、保険、商法、ART、キャプティブ保険会社、海外付保規制、保険業法、保険法
    (最終更新日:2024-04-18 16:50:20)
  ヨシザワ タクヤ   YOSHIZAWA TAKUYA
  吉澤 卓哉
   所属   京都産業大学  法学部 法律学科
   職種   教授
業績
■ 学会発表
1. 保険会社による特定個人に関するリスク情報の大量収集が告知義務規整等に与える影響(日本保険学会大会)
2. 2021/03/13 危険の表象に関する告知義務違反における因果関係不存在特則の適用方法(日本保険学会九州部会)
3. 2019/10/27 情報社会の急速な進展による保険制度における「信頼」の変容 ―インシュアテックが保険制度における「信頼」に与える影響―(日本保険学会大会)
4. 2018/11/17 P2P保険の「保険」該当性(日本保険学会関西部会)
5. 2018/07/31 An Evaluation of the New Japanese Bonus-Malus System with No-claim and Claimed Subclasses(The 22st APRIA (Asia Pacific Risk and Insurance Association) Annual Conference)
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■ 著書・論文歴
1. 2024/03 論文  分散型保険の「保険業」該当性 立命館法学 411/412,500-519頁 (単著) Link
2. 2024/01 論文  The Impact of InsurTech on the Legal Treatment of Cross-border Insurance Transactions by Telecommunications Changing Orders in International Economic Law 17-26頁 (共著) 
3. 2023/11 論文  現実空間におけるメタバース(仮想空間)向け保険に関する法的論点 損害保険研究 85(3),47-80頁 (単著) 
4. 2023/07 論文  賠償責任保険の費用保険化に伴う法的論点 ―従来型のファースト・パーティ型保険と従来型のサード・パーティ型保険の中間領域― 産大法学 57(2),35-85頁 (単著) 
5. 2023/04 論文  <判批>海外旅行保険の傷害死亡保険金に関する保険給付要件と疾病免責条項の関係 山口地裁下関支判令和元年12月24日 産大法学 57(1),91-129頁 (単著) 
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経歴
■ 学歴
1.
(学位取得)
九州大学 博士(経済学)
2.
(学位取得)
東京大学大学院 修士(法学)
3. 1992/04~1994/03 東京大学大学院 法学政治学研究科 民刑事法専攻
■ 職歴
1. 京都産業大学 法学部
2. 2015/04~ 京都産業大学 法学部
3. 2014/10~2015/03 : 小樽商科大学大学院 商学研究科アントレプレナーシップ専攻 教授
4. 2013/04~2014/09 : 小樽商科大学大学院 商学研究科(アントレプレナーシップ専攻) 准教授
5. 2012/07~2013/03 : 早稲田大学 総合研究機構プロジェクト研究所紛争交渉研究所 招聘研究員
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■ 主要学科目
保険法、保険業法、国際取引法
■ 所属学会
1. 国際私法学会
2. 日本リスク学会
3. 日本保険学会
4. 日本国際経済法学会
5. 日本海法学会
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その他
■ 研究課題・受託研究・科研費
1. 2020/04~2025/03  インシュアテック(InsurTech)と保険法・保険業法 基盤研究(C) 
2. 2017/04~2019/03  傷害保険の原因事故概念に関する研究  
3. 2016/04~2017/03  直接請求権のない賠償責任保険の示談代行と弁護士法72条  
4. 2015/07~2016/06  保険の仕組みと保険法・保険業法との関係について  
5. 2015/04~2016/03  保険会社破綻に関する取締役の責任―大成火災破綻を題材に―  
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■ 委員会・協会等
1. 2021/10~ 日本保険学会 大会企画委員会 委員長
2. 2020/10~ 日本保険学会 評議員
3. 2018/10~ 日本海法学会 理事
4. 2006/10~2012/10 : 日本保険学会 理事
5. 2002/10~2006/10 : 日本保険学会 評議員
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■ 現在の専門分野
国際法学, 民事法学, 商学, 商学, 民事法学, 国際法学, 商学, 民事法学, 国際法学 (キーワード:生命保険売買、保険法、保険業法、海外付保規制、デリバティブ、キャプティブ、ART、商法、会社法、保険、リスクマネジメント、インシュアテック、国際私法、保険、商法、ART、キャプティブ保険会社、海外付保規制、保険業法、保険法、インシュアテック、国際私法、保険、商法、ART、キャプティブ保険会社、海外付保規制、保険業法、保険法) 
科研
■ 担当経験のある科目
1. ビジネス法務の基礎(小樽商科大学大学院)
2. 保険学(明治大学)
3. 保険法(京都産業大学)
4. 保険法・海商法(東洋大学)
5. 保険経営(九州大学)
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■ 研究概要
◆研究課題
(a)インシュアテック、(b)メタバース保険、(c)マイクロ保険、(d)保険契約法および各種の保険契約

◆研究概要
(a) インシュアテック、および、(b)メタバース保険
 インシュアテック(InsurTech)とは、新しい情報通信技術を用いた保険業の革新のことであり、メタバース保険とは、メタバース(metaverse)に関連する保険の総称である。
こうした新しい技術が、従来の保険業や保険契約に対して、法的にどのような影響を与えるか、また、どのような法的論点が生じ、それをいかに解決すべきかを研究している。
なお、インシュアテックに関しては、2023年3月に単著を刊行した(吉澤卓哉『インシュアテックをめぐる法的論点』保険毎日新聞社)。
(c)マイクロ保険
 マイクロ保険(micro-insurance)とは、低所得層向けの保険のことである。
 従来、先進国(日本を含む)においては、低所得者層に対する適切な保険商品の提供が十分には行われてこなかった。けれども、災害や疾病・傷害等によって大きな経済的打撃を被るのは、十分な資産を保有していない低所得者層である。他方、途上国においては、この数十年の間にマイクロ保険の普及が進んでいる。そこで、日本においてマイクロ保険を導入・進展させることを目的として、その際の障碍となる法的論点に関する解決策を研究している。
(d)保険契約法および各種の保険契約
 保険契約法に関する一般的な法的論点や各種の保険契約に関する法的論点について研究を行っている。保険契約を巡っては、現実には多様な問題が発生しており、理論的に一貫した(つまり、場当たり的ではない)法的解決策を示す必要があり、そのような研究を行っている。この研究によって、個別紛争の解決を導くと同時に、将来的な紛争の予防にも資することになる。
 なお、傷害保険に関しては、2020年3月に単著を刊行した(吉澤卓哉『傷害保険の約款構造』法律文化社)。