研究キーワード:心理言語学、英語教育学、第二言語習得、国際協力
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    (最終更新日:1000-01-01 00:00:00)
  ヒラノ アヤコ   HIRANO Ayako
  平野 亜也子
   所属   京都産業大学  外国語学部 ヨーロッパ言語学科
   職種   准教授
研究概要
■ 研究概要
◆研究課題
1. オンラインおよび対面における国際交流プロジェクトを通した学生の学び
2. Collaborative Online International Learning(COIL)を通した学生の学び

◆研究概要
2020 年の春ごろから急速に拡大した COVID-19 の影響で,これまで当たり前に実施していた海外留学や海外研修が一気に中止となった。そのため,移動が不要な環境で学生の国際交流を継続させるために,教員はビデオ会議ツールを使用したオンライン国際交流を導入する動きが一気に加速した。
1. オンライン国際交流の1例として、World Youth Meeting(WYM)およびAsian Students Exchange Program(ASEP)という二つのイベントが毎年開催されている。これらのイベントに参加した学生アンケートをもとに、これまで2本の論文を執筆したが、2023年度はこの取り組みを通して学生はどのような力が向上したり身についたりしたと感じているのか、得た力を社会で活用する自信を持てるようになったか、について「うえの式質的分析法」を用いてアンケート結果をより詳細に分析する。
2. オンライン国際交流の別の例として、異なる国で教鞭をとる大学教員が協働でシラバスを作成し、オンラインで授業をつなぎ学生が交流しながら学ぶCollaborative Online International Learning(COIL)と呼ばれる手法が用いられている。本研究では、この取り組みを通して学生はどのような力が向上したり身についたりしたと感じているのか、得た力を社会で活用する自信を持てるようになったか、について「うえの式質的分析法」を用いてアンケート結果をより詳細に分析する。
業績
■ 学会発表
1. 2023/11/23 Student Learning in an International Exchange Program: Developing Skills for a Globalized World(The 15th Asian Conference on Education)
2. 2023/08/20 キーボード入力によるTimed Writingが日本人英語学習者のライティングの流暢さと動機づけに与える影響(全国英語教育学会 第48回香川研究大会)
3. 2022/03/07 Facilitating Online International Exchange Programs: How Students Maintain Their Motivation?(INTED 2022)
4. 2020/11/08 インプットからアウトプットにつなげる多読授業―大学編(関西英語教育学会(KELES)第26回研究大会)
5. 2019/08/29 Effects of Experience-based Learning on Japanese L2 Learners’ Relative Clause Processing: Evidence from Self-paced Reading(EuroSLA29)
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■ 著書・論文歴
1. 2024/03 論文  Effects of Experience-based Learning on Japanese EFL Learners' Relative Clause Processing: Evidence from Syntactic Priming by Self-paced Reading Procedure JACET Journal 68,9-26頁 (共著) 
2. 2024/03 論文  Scaffolding COIL-Based Extra-Curricular Learning for University Students 『立命館高等教育研究』第24号 (24),pp.89-105 (共著) 
3. 2023/03 論文  国際交流における学生の学びーグローバル人材育成の観点からー 京都産業大学論集 人文科学系列 56,19-42頁 (共著) 
4. 2022/03 論文  Facilitating Online International Exchange Programs: How Students Maintain Their Motivation? INTED 2022 Proceeding pp.1369-1375 (共著) Link
5. 2022/03 論文  キーボード入力によるTimed Writingが日本人英語学習者のライティングの流暢さと動機づけにおよぼす影響 京都産業大学論集 55号 (55),25-45頁 (単著) Link
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経歴
■ 学歴
1. 2015/04~2018/03 神戸大学 国際文化研究科 グローバル文化専攻 博士課程修了 博士(学術)
■ 職歴
1. 2019/04~ 京都産業大学 外国語学部 ヨーロッパ言語学科 准教授
2. 2017/04~2019/03 立命館大学 情報理工学部 講師
3. 2015/04~2017/03 立命館大学 言語教育センター 嘱託講師
4. 2014/04~2015/03 立命館大学 生命科学部 非常勤講師
5. 2013/04~2015/03 京都産業大学 全学共通教育センター 常勤講師
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■ 教育上の能力
●教育方法の実践例
1. 2020/04/01~ 教育におけるICTの活用
2. 2020/04/01~ 海外の大学との協働英語プレゼ ンテーションイベント World Youth Meetingへの参加
3. 2020/09/01~ 海外の大学と の協働英語プレゼンテーションイベントAsian Student E xchange Programへの参加
4. 2021/04/01~ 「特別英語(メール・ライティングI)」におけるBYOD の推進
5. 2021/04/01~ 「特別英語(英語プレゼンテーションI)」におけるBYODの推進
●その他教育活動上特記すべき事項
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■ 主要学科目
Mail Writing、異文化探検、英語プレゼンテーション、ヨーロッパ言語研究演習Ⅰ&Ⅱ、ヨーロッパ言語研究演習Ⅲ&Ⅳ
■ 所属学会
1. 全国英語教育学会
2. 関西英語教育学会
3. 2020/04~2022/05 ∟ 幹事
4. 2022/06~ ∟ 幹事長、副会長
5. 大学英語教育学会
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■ researchmap研究者コード
7000021669
■ 資格・免許
1. 2011/05/29 TOEIC 990点 取得
2. 2006/01/31 通訳案内業 英語(免許証番号:第1453号)
3. 2004/02/27 実用英語技能検定試験 1級
その他
■ 研究課題・受託研究・科研費
1. 2020/04~  統語的プライミングを利用したペアタスクのL2関係節文理解における促進効果と持続性 科学研究費助成事業 若手研究,若手研究 
2. 2017/04~2023/03  統語的プライミング効果を利用したタスクは長期的にL2文理解と産出を促進するか? 基盤(C) (キーワード:心理言語学、英語教育、第二言語習得)
■ 講師・講演
1. 2022/12/28 Cross-cultural Communication: What it the key to success?(高雄市)
2. 2020/10/26 子ども向け多読教材ORT を用いた大学英語教育実践(Zoom)
3. 2020/08/29 International Collaboration and Use of English
4. 2020/08/22 English Discussion(Zoom)
5. 2020/08/19 English Presentation - Q and A session(Zoom)
■ 委員会・協会等
1. 2022/06~ 関西英語教育学会 幹事長、副会長
2. 2022/04~ JACET関西 研究企画委員
3. 2020/06~2022/05 関西英語教育学会 幹事
■ メールアドレス
  kyoin_mail
■ 現在の専門分野
心理言語学、英語教育学、第二言語習得, 国際協力 (キーワード:心理言語学、英語教育学、第二言語習得、国際協力) 
■ 科研費研究者番号
10755490
■ 担当経験のある科目
1. Business Presentation(Kyoto Sangyo University)
2. English 1(Ritsumeikan University)
3. English 101(Ritsumeikan University)
4. English 106(Ritsumeikan University)
5. English 4(Ritsumeikan University)
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