研究キーワード:タンパク質品質管理、小胞体ストレス応答、小胞体関連分解、レドックス、カルシウムイオン、タンパク質品質管理、小胞体ストレス応答、小胞体関連分解、レドックス、カルシウムイオン
    (最終更新日:2023-06-07 17:10:32)
  ウシオダ リョウ   USHIODA RYO
  潮田 亮
   所属   京都産業大学  生命科学部 先端生命科学科
   職種   准教授
業績
■ 学会発表
1. 2023/03/31 A new platform formed by JDP-Hsp70 for protein quality control in the ER(J-domain proteins from molecular mechanisms to diseases International Workshop (CSSI))
2. 2023/03/05 レドックス制御に基づく小胞体ホメオスタシスの理解(第2回日本医学会連合Rising Starリトリート)
3. 2022/12/02 ⼩胞体レドックス環境を構築するグルタチオン輸送機構の解明(第45回日本分子生物学会年会)
4. 2022/12/02 レドックス制御を介した⼩胞体ストレスセンサー制御機構の解明(第45回日本分子生物学会年会)
5. 2022/12/02 液-液相分離によって形成される新たなタンパク質品質管理プラットフォーム(第45回日本分子生物学会年会)
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■ 著書・論文歴
1. 2022/07 その他  小胞体プロテオスタシスの新常識―酸化反応の場としての小胞体から還元反応の場へ 実験医学増刊 Vol.40 No.12 セントラルドグマの新常識〜転写・翻訳の驚きの新機構と再定義されるDNA・RNA・タンパク質の世界   
2. 2022/05/24 その他  Development of a stable antibody production system utilizing an Hspa5 promoter in CHO cells Scientific Reports 12  
3. 2021/12 論文  Ca2+ imbalance caused by ERdj5 deletion affects mitochondrial fragmentation Scientific Reports 11(1)  
4. 2021/10 その他  生化学(Vol. 93 No. 5)  651-659頁  
5. 2020/08 その他  生化学(Vol.92 No.4)    
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経歴
■ 学歴
1. 2009/03
(学位取得)
京都大学 博士(理学)
2. 2006/04~2009/03 京都大学大学院 理学研究科 生物科学専攻生物科学専攻生物物理系 博士後期課程
■ 職歴
1. 京都産業大学 生命科学部 先端生命科学科
2. 2019/04~ 京都産業大学 生命科学部
3. 2006~ 京都第二赤十字看護専門学校
■ 所属学会
1. 日本分子生物学会
2. 日本生化学会
3. 日本細胞生物学会
その他
■ 社会における活動
1. 2021/11 小胞体の「反逆」酵素 役割は?
2. 2021/11 【京都産業大学】アルツハイマー病などの治療法の開発に期待。細胞老化を引き起こす仕組みを解明 -- 英国科学雑誌「Scientific Reports」(オンライン版)に掲載
3. 2021/11 【京都産業大学】アルツハイマー病などの治療法の開発に期待。細胞老化を引き起こす仕組みを解明 -- 英国科学雑誌「Scientific Reports」(オンライン版)に掲載
4. 2021/11 アルツハイマー治療法につながる可能性 細胞老化の仕組み発見、京都産業大
5. 2019/04 ヒト由来カルシウムポンプの高分解能構造と活性制御機構を解明 ~細胞内カルシウムの恒常性維持機構の破綻が引き起こす疾病の原因解明に光~
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■ 研究課題・受託研究・科研費
1. 2021/09~2026/03  タンパク質品質管理を支える電子移動媒体としての超硫黄分子の役割 学術変革領域研究(A) 
2. 2018/04~2020/03  レドックスゾーンで切り拓く小胞体恒常性維持機構 新学術領域研究(研究領域提案型) 
3. 2018/04~2021/03  レドックス制御によるカルシウム恒常性維持機構 基盤研究(C) 
4. 2018/04~2022/03  小胞体における活性酸素除去に関わる新たな分子機構の解明 基盤研究(A) 
5. 2017/04~2019/03  新生鎖による小胞体還元ネットワーク構築機構の解明 新学術領域研究(研究領域提案型) 
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■ ホームページ
   https://ushioda-lab.com/
■ 現在の専門分野
細胞生物学, 分子生物学, 機能生物化学, 分子生物学, 細胞生物学, 機能生物化学, 分子生物学, 細胞生物学 (キーワード:タンパク質品質管理、小胞体ストレス応答、小胞体関連分解、レドックス、カルシウムイオン、タンパク質品質管理、小胞体ストレス応答、小胞体関連分解、レドックス、カルシウムイオン) 
■ 取得特許
1. カルシウムポンプ制御物質のスクリーニング方法、並びに、メラニン色素合成阻害物質のスクリーニング方法(特許第6212249号)
科研
■ 研究概要
◆研究課題
小胞体レドックス環境構築機構の解明

◆研究概要
小胞体レドックス環境は酸化的に維持されており、分泌・膜タンパク質の酸化的フォールディングの場として有利な環境とされる。多細胞生物において、シグナル伝達物質やその受容体など多くのタンパク質立体構造形成には複雑なジスルフィド架橋が必要とされ、小胞体内腔のレドックス環境は細胞間コミュニケーションにとって、非常に重要と考えられる。しかし、小胞体内腔のレドックス環境がどのように構築され、どのように維持されているのか、全く分かっていない。本研究では細胞内レドックス環境を規定するグルタチオン輸送体の同定および調節機構の解明を主軸に据え、小胞体レドックス環境構築のメカニズムに挑む。これまでの小胞体環境の常識を再検証することで、生命の複雑性と頑強性の起源に迫る。