業績 |
■ 学会発表
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■ 著書・論文歴
1. |
2022/10 |
著書 |
『アフリカ巡航者の日誌――ペリー艦隊・奴隷貿易・リベリア』 (共著) |
2. |
2021/02 |
著書 |
「ホーソーンの「幽霊」目撃体験と創作――「ハリス博士の幽霊」『テクストと戯れる―アメリカ文学をどう読むか』 (共著) |
3. |
2021/01 |
論文 |
書評対象書籍:高尾直知著『〈嘆き〉はホーソーンに良く似合う』(中央大学出版部、2020年) (単著) |
4. |
2019/09 |
著書 |
「「手堅い現金」と「泡のごとき功名」―ホーソーンの創作と報酬」『精読という迷宮―アメリカ文学のメタリーディング』 57-80頁 (共著) |
5. |
2018/04 |
著書 |
海洋国家アメリカの文学的想像力ー海軍言説とアンテベラムの作家たち (共著) |
6. |
2017/12 |
著書 |
ホーソーンのプロヴィデンス―芸術思想と長編創作の技法 (単著) |
7. |
2017/08 |
論文 |
文法から読みとく文学作品のコンテキスト:ヘミングウェイとトウェインの短編より チャート ネットワーク (83),20-22頁 (単著) |
8. |
2017/03 |
論文 |
『七破風の屋敷』の噂する「群集」―呪いの予言と幸運な結末 京都産業大学論集 人文科学系列 (50),231-244頁 (単著) |
9. |
2016/04 |
論文 |
書評論文 カイ・T・エリクソン 著, 村上直之 岩田強 訳『あぶれピューリタン ―逸脱の社会学』現代人文社2014年 フォーラム (21),29-38頁 (単著) |
10. |
2016/03 |
論文 |
主体性と異文化受容力を育成する正課外プロジェクト型教育の
実践と評価―WACE世界大会の学生企画活動の事例より― 高等教育フォーラム (6) (共著) |
11. |
2014/04 |
論文 |
『大理石の牧神』におけるホーソーンのペシミズム―梟の塔の天体観望者― フォーラム (19),17-33頁 (単著) |
12. |
2014/03 |
論文 |
調査報告 海外大学コーオプ教育プログラムの事例報告
─キャリア形成支援教育体系化WG活動の一環として─ 高等教育フォーラム(共著) (4),85-98頁 (単著) |
13. |
2013/04 |
著書 |
「浦賀の「流星」とプロヴィデンス――ペリーとホーソーンと日本開国」『アメリカン・ルネサンスー批評の新生ー』 (共著) |
14. |
2013 |
論文 |
書評 成田雅彦著『ホーソーンと孤児の時代――アメリカン・ルネサンスの精神史をめぐって』ミネルヴァ書房 2012年 アメリカ学会会報―The American Studies Newsletter― (183),4頁 (単著) |
15. |
2012/03 |
論文 |
書評論文 Nicholas Guyatt, Providence and the Invention of the United States, 1607-1876 Cambridge: Cambridge University Press, 2007. ix+341pp フォーラム (17),69-75頁 (単著) |
16. |
2012/03 |
論文 |
浦賀の「流星」とプロヴィデンス ―ペリーとホーソーンと日本開国― アメリカ研究 (46),147-166頁 (単著) |
17. |
2011/03 |
論文 |
Witchcraft and Hawthorne’s Fiction Writing 甲子園大学紀要 (38),49-54頁 (単著) |
18. |
2011/03 |
論文 |
『学生力』を高めるための「新教養演習Ⅰ」(3) 甲子園大学紀要 代表西川真理子 (38),55-70頁 (共著) |
19. |
2010/11 |
論文 |
博士論文 Hawthorne's Dual Narratives in His Four Romances: Providence and the Multiplicity of Its Literary Use 京都大学(博士論文) (単著) |
20. |
2010/03 |
論文 |
『学生力』を高めるための「新教養演習Ⅰ」(2) 甲子園大学紀要 代表西川真理子 (37),55-67頁 (共著) |
21. |
2010/02 |
著書 |
悪夢への変貌ー作家の見たアメリカー 43-67頁 (共著) |
22. |
2009/03 |
論文 |
『学生力』を高めるための「新教養演習Ⅰ」 甲子園大学紀要 代表西川真理子 (36),49-58頁 (共著) |
23. |
2008/04 |
論文 |
賞賛すべき「魔女」ヘスター-緋文字の「魔力」と呪縛 フォーラム (13),25-44頁 (単著) |
24. |
2007/04 |
論文 |
ホーソーンとユートピア共同体のバッカス フォーラム (12),19-37頁 (単著) |
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経歴 |
■ 学歴
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■ 職歴
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■ 主要学科目
アカデミック・リーディングA・B、文学論IIA(アメリカ)、文学作品研究II(アメリカ)、歴史文化講読IIB(アメリカ)、英語文学の基礎、国際文化基礎演習A・B、国際文化演習ⅠA・B、国際文化演習ⅡA・B |
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■ 所属学会
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その他 |
■ 研究課題・受託研究・科研費
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■ メールアドレス
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■ 現在の専門分野
ヨーロッパ文学 (キーワード:アメリカ文学・文化)
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科研 |
■ 研究概要
◆研究課題
海洋国家アメリカの文学的想像力:19世紀ミンストレルと異文化交流
◆研究概要
本研究は、19世紀アメリカ文学におけるミンストレル的表象と、同時期にアフリカ、アジア、ハワイ、南太平洋の諸地域でアメリカ海軍が異文化交流の手段として用いたミンストレル・ショーとに共有される「笑い」と「階級化」の構造に注目し、ミンストレルを通して伝えられたアメ
リカ文化がどのように異人種/異文化に受容されたかを考察する。また、アンテベラムの文化的特徴を19世紀アメリカ文学におけるミンストレル表象から読み取り、その文化的特徴がミンストレル・ショーを通して海外に伝播される際に文化交流の最初の接点でいかなる「化学反応」が
起こり、その後の交流の性質にどのような影響を及ぼすことなったのかを明らかにする。近年の研究では、アメリカ海軍による海洋進出において用いられた人種差別的なミンストレル・ショーが日本に限らず、世界各地で「文化的兵器」として用いられたことが明らかになってきた。本研究では、歴史研究として扱われることの多いアメリカ海軍の遠征を、ミンストレルの流行という文化事象に焦点をあてて、同時代のアメリカ大衆文化と異文化交流の接点という視座から海軍の艦上劇を考察するが、特に、海軍から被支配者とみなされた現地側の視点で、彼らが人種差別的なミンストレルをどのように解釈し受容したのかを探究することを本研究の目的とする。本年の研究計画としては1)19世紀アメリカのミンストレル・ショーに関する文献、アメリカ文学におけるミンストレル表象、海軍によるミンストレル・ショーに関する文献参考文献の読み込みと作品分析2)7月に関西英文学会のミニシンポジウムと立命館英米文学会大会での講演、12月に多民族研究学会での講演、3)東京大学図書館(大日本古文書シリーズ:幕末関係古文書)、横浜開港資料館、などでミンストレル・ショーに言及されている資料の調査、フィジー歴史博物館にてウィルクス遠征隊によるミンストレル・ショーの資料調査を行う予定である。 |
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