研究キーワード:管理会計、マネジメント・コントロール、業績評価
    (最終更新日:2024-04-15 11:09:40)
  コンドウ タカヒト   KONDO TAKAHITO
  近藤 隆史
   所属   京都産業大学  経営学部 会計ファイナンス学科
   職種   教授
業績
■ 学会発表
1. 2023/09/06 有価証券報告書におけるリスクとコーポレートガバナンスの記載内容の実態とその関係性の解明(日本原価計算研究学会第49回全国大会)
2. 2023/08/30 多様化するマネジメント・コントロールの現状整理と展望(スタディ・グループ最終報告)(日本管理会計学会2023年度年次全国大会)
3. 2023/08/29 クライシス時のマネジメント・コントロール―コロナ禍で管理会計はどのような役割を果たしたのか―(スタディ・グループ中間報告)(日本管理会計学会2023年度年次全国大会)
4. 2023/08/29 経営理念と戦略的行動の整合性(日本管理会計学会2023年度全国大会自由論題報告)
5. 2021/08/31 マネジメント・コントロール・システムの形成とその総合的効果の検証(日本原価計算研究学会第47回全国大会)
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■ 著書・論文歴
1. 2024 論文  The Determinants and Effect of the Incentive Intensity: Empirical Evidence from Japan Australasian Accounting, Business and Finance Journal 18(2),pp.4-32 (共著) 
2. 2023/08 論文  管理会計におけるシミュレーション研究の可能性と課題 會計 204(8),170-182頁 (単著) 
3. 2022/07 論文  マネジメント・コントロールの形成とその総合的効果の検証 原価計算研究 46(1),60-73頁 (共著) 
4. 2022 論文  イネーブリング・コントロールの構築とその効果に関する定量的研究 メルコ管理会計研究 13(II),21-34頁 (共著) 
5. 2021/03 論文  業績情報に基づく模倣を通じた相互作用に関する探索的研究―コンピュータ・シミュレーションによるアプローチ― 管理会計学 29(1),53-69頁 (共著) 
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経歴
■ 学歴
1.
(学位取得)
Kobe University (BLANK)
2.
(学位取得)
神戸大学 経営学
3. ~2001 Kobe University Graduate School, Division of Administration
4. ~2001 神戸大学 経営学研究科 総合経学分析
5. ~1996 Matsuyama University Faculty of Management
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■ 主要学科目
管理会計、原価管理、原価計算
■ 所属学会
1. American Accounting Association
2. European Accounting Association
3. 原価計算研究学会
4. 日本会計研究学会
5. 日本管理会計学会
その他
■ 研究課題・受託研究・科研費
1. 2020/04~2023/03  グローバル環境下の連結管理会計に関する理論的・実証的研究 基盤B 
2. 2019/04~  管理会計の設計・運用に関するシミュレーション解析に基づく理論的・実証的研究 基盤C 
3. 2017/04~  グローバル連結管理会計に関する総合的研究 基盤研究(B) (キーワード:海外子会社、マネジメント・コントロール)
4. 2016/07~2017/06  マネジメントコントロールが企業の競争優位の形成に与える影響について 競争的資金等の外部資金による研究 
5. 2016/04~  テンションのマネジメントにおける管理会計情報の有効性に関する理論的・実証的研究 基盤研究(C) 
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■ 受賞学術賞
1. 2014/09 日本原価計算研究学会賞
■ 現在の専門分野
会計学(管理会計) (キーワード:管理会計、マネジメント・コントロール、業績評価) 
科研
■ 研究概要
◆研究課題
業績評価システムの設計と効果に関する理論的・実証的研究

◆研究概要
これまでに引き続き,業績評価システムを本研究の主たる分析の対象とする。業績評価システムは,多くの組織の中でマネジメント・コントロールとして導入・利用されている。こうした点は,最近の企業統治(コーポレートガバナンス)においても,特に重要視されている(投資家含む株主保護の観点からも同様に重要視されている)。企業の統治機能としてのマネジメント・コントロール・システムの設計やその効果について,先行研究における知見に基づき,さらに,これまで得られた理論的・実証的な成果を踏まえながら,経験的データを通じた実証研究を実施することを計画している。そのため,関連する文献(管理会計関連・経済学(特に,ミクロ経済学,ゲーム論,エージェンシー理論)から既存の研究成果および研究方法(定量・定性(自然言語処理も含む))のレビューを行う。文献レビューについては,これまでの蓄積もある程度すすめていることから,追加的なものにとどめる一方で,仮説の構築やその検証に注力したい。得られた理論的仮説の実証においては,適宜,定量・定性的な方法(例えば,サーベイの他にも,ミュレーションやさらにケーススタディ)を交えながら,調査・分析を進めていく必要がある。加えて,企業が公表する公開データ(アーカイバル)に掲載される膨大なテキストデータにも注目が研究者からも寄せられ,テキストマイニングの手法(機械学習やディープラーニング)の適用が会計分野でも国内外問わず増えてきている。本研究でも,そうした技術も利用しながら,一般的な経験的データを補完するものとして,実証分析に活用することを検討している。