研究概要 |
■ 研究概要
◆研究課題
(1)社会経済の変化に対応するための租税手続法及び消費税法の課題と今後の方向性
(2)社会経済の変化に対応するための資産運用に係る課税上の課題と今後の方向性
◆研究概要
研究課題(1)
継続的な研究課題である。今年度も経済のデジタル化や経済活動の変化に対応して、国税通則法等の手続法や消費税法の枠組みに係る法的課題について検討する。
具体的に、キャッシュレス化により生じるデジタル情報の収集等の税務調査権限や最近の最高裁判決で示された手続法の考え方に係る法的課題、あるいは、最近の裁判例(最高裁判決等)の概要の整理等を踏まえ、消費税法上の今後の法的課題や消費税の負担を回避する枠組みへの対応策等に係る法的課題を検討する。
研究課題(2)
新たな研究課題である。社会経済の変化の一つとして、新しい資本主義実現会議「資産所得倍増プラン」(2022年11月28日)に示されているように、近年、推奨されている個人の資産運用に関して、投資を推奨する新たな枠組みに係る課税上の課題や今後の方向性を検討する。
具体的には、新たなNISAの枠組みに係る整理等を通じて、資産運用に係る課税の枠組みの法的課題、特に、金融商品に係る課税の法的課題や方向性、さらに、新たな金融商品等を用いた所得税の負担を回避する枠組みへの対応策等に係る法的課題を検討する。 |
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業績 |
■ 学会発表
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■ 著書・論文歴
1. |
2024/09 |
著書 |
附帯税の理論と応用 実務の処方箋 (共著) |
2. |
2024/09 |
論文 |
青色申告承認取消処分(法人税法127条1項)において事前の意見陳述手続は必要とされないとされた事例 速報判例解説vol.35(新・判例解説Watch) 35,207-210頁 (単著) |
3. |
2024/04 |
論文 |
加算税に係る最近の改正と解釈上の諸問題について 産大法学 58(1),1-30頁 (単著) |
4. |
2024/01 |
論文 |
NISAの意義と課題 産大法学 57(3・4),167-191頁 (単著) |
5. |
2023/10 |
論文 |
私的整理における代表取締役の債務免除と国税徴収法39条の第二次納税義務 速報判例解説vol.33(新・判例解説Watch) 33,249-252頁 (単著) |
6. |
2023/05 |
論文 |
租税判例速報「ウェブサイト上の出品サービスに係る消費税法上の役務の提供地」 ジュリスト (1584),10-11頁 (単著) |
7. |
2023/05 |
論文 |
税務のデジタル化と納税者の権利保護 税法学 (589),113-135頁 (単著) |
8. |
2023/03 |
論文 |
提供者の所得税課税の現状とあり方 税研 (228),41-45頁 (単著) |
9. |
2023/01 |
論文 |
適格請求書の意義の再検討 産大法学 56(4),1-25頁 (単著) |
10. |
2023/01 |
その他 |
NISAの拡充と公平との関係 近畿税理士界 (705),8-8頁 (単著) |
11. |
2022/07 |
論文 |
不服申立前置主義と課税処分取消訴訟における納税者の主張 産大法学 56(2),1-28頁 (単著) |
12. |
2022/04 |
論文 |
除斥期間と課税処分 産大法学 56(1),1-28頁 (単著) |
13. |
2022/03 |
著書 |
基礎から学べる租税法 第3版 151-200頁 (共著) |
14. |
2022/03 |
その他 |
税法用語辞典 十訂版 (共著) |
15. |
2022/01 |
著書 |
地方自治法の基本 225-232頁 (共著) |
16. |
2022/01 |
論文 |
デジタル社会における税務情報のデータ化の意義と課題 産大法学 55(3・4),189-207頁 (単著) |
17. |
2021/11 |
論文 |
デジタル経済における個人情報の提供等をめぐる消費税法上の課題 税法学 (586),489-503頁 (単著) |
18. |
2021/07 |
論文 |
個人情報と所得税法上の資産 産大法学 55(2),107-126頁 (単著) |
19. |
2021/06 |
論文 |
経済のデジタル化・キャッシュレス化と消費税 租税法研究 (49),64-79頁 (単著) |
20. |
2021/06 |
その他 |
帳簿不提示と青色申告承認取消処分 別冊ジュリスト租税判例百選(第7版) 214-214頁 (単著) |
21. |
2021/04 |
その他 |
判例研究(スワップ取引による金地金の移転と譲渡所得-名古屋高判平成29年12月14日(平成29年(行コ)第74号:所得税更正処分等取消請求控訴事件[原判決取消・認容・確定])税資267号順号13099 名古屋地判平成29年6月29日(平成28年(行ウ)第78号:所得税更正処分等取消請求事件[棄却・控訴])税資267号順号13028-) 産大法学 55(1),189-211頁 (単著) |
22. |
2021/04 |
その他 |
国際ビジネス用語事典 (共著) |
23. |
2020/11 |
著書 |
国税通則法の基本 その趣旨と実務上の留意点 (単著) |
24. |
2020/11 |
論文 |
源泉徴収における推計課税の創設の意義と課題 税法学 (584),127-141頁 (単著) |
25. |
2020/08 |
論文 |
税務手続の電子化の特色とキャッシュレス化を踏まえた今後の課題 産大法学 54(2),61-82頁 (単著) |
26. |
2020/07 |
論文 |
消費税法30条11項等に係る仕入税額控除の制限をめぐる法的課題 税大ジャーナル (31),73-89頁 (単著) |
27. |
2020/04 |
著書 |
入門国際租税法 改訂版 (共著) |
28. |
2020/04 |
論文 |
外国からの徴収共助の要請に係る法的課題 産大法学 54(1),1-19頁 (単著) |
29. |
2020/01 |
論文 |
給与に対する源泉徴収の現状とあり方 税研 (209),39-44頁 (単著) |
30. |
2019/11 |
論文 |
国税通則法上の新たな情報照会手続の意義と法的課題 税法学 (582),67-82頁 (単著) |
31. |
2019/11 |
その他 |
経済的価値を喪失した株式と譲渡所得の基因となる資産 税研(最新租税基本判例70) (208),83-86頁 (単著) |
32. |
2019/09 |
論文 |
税務上の国際的情報交換に係る法的課題 国際商取引学会年報 (21),230-239頁 (単著) |
33. |
2019/07 |
論文 |
地方税に係る最近の争訟の概要と特色-行政不服審査会の答申を素材として‐ 産大法学 53(2),75-100頁 (単著) |
34. |
2019/03 |
著書 |
基礎から学べる租税法 第2版 (共著) |
35. |
2018/11 |
論文 |
消費税法上の連帯納付に係る責任の検討の意義と課題-英国において新たに創設されたVATの連帯納付に係る責任等を素材として- 税法学 (580),63-84頁 (単著) |
36. |
2018/10 |
論文 |
宿泊税の徴収の方法に係る法的課題‐特別徴収義務者をめぐる法的課題を中心に- 共栄法律事務所編『法の理論と実務の交錯-共栄法律事務所創立20周年記念論文集』 470-492頁 (単著) |
37. |
2018/04 |
論文 |
国税通則法の基本 ~その仕組みと趣旨について~ 第45回 税務争訟に係る手続(6) 税務QA (193),66-69頁 (単著) |
38. |
2018/03 |
論文 |
国境を越えた役務の提供に対する消費税の課税における国外事業者の納税義務に係る法的課題 近畿大学法学 65(3・4),269-292頁 (単著) |
39. |
2018/01 |
論文 |
税法上の新たな情報収集手法の意義と課題 産大法学 51(3・4),67-84頁 (単著) |
40. |
2017/08 |
論文 |
登録国外事業者制度の意義と課題 『公法の理論と体系思考』 169-187頁 (単著) |
41. |
2017/07 |
論文 |
仮想通貨の取引に係る消費税法上の非課税措置の意義と課題 税研 (194),31-35頁 (単著) |
42. |
2017/04 |
著書 |
基礎から学べる租税法 146-194頁 (共著) |
43. |
2016/11 |
論文 |
加算税制度の今後の方向性と課題について―課徴金制度との比較を通じて― 税法学 (576),115-131頁 (単著) |
44. |
2016/06 |
その他 |
帳簿不提示と青色申告承認取消処分 別冊ジュリスト租税判例百選(第6版) 210-210頁 (単著) |
45. |
2016/02 |
論文 |
国境を越えた役務の提供に対する消費税の課税の見直しの意義と課題 租税研究 (796),86-105頁 (単著) |
46. |
2016/02 |
その他 |
相続税につき減額更正がされた後に増額更正がされた場合において,右増額更正により新たに納付すべきこととなった税額に係る部分について右相続税の法定納期限の翌日からその新たに納付すべきこととなった税額の納期限までの期間に係る延滞税が発生しないとされた事例 判例評論 (684),2-6頁 (単著) |
47. |
2015/11 |
論文 |
生命保険信託と課税 信託研究奨励金論集 (36),107-123頁 (単著) |
48. |
2015/09 |
論文 |
国外財産調書提出制度における加算税の優遇措置等の意義と課題 税経通信 70(10),175-182頁 (単著) |
49. |
2015/05 |
論文 |
消費税における課税対象 税法学 (573),225-252頁 (単著) |
50. |
2014/11 |
論文 |
国税通則法上の再調査の請求の意義と課題 立命館経済学 63(3・4),1-16頁 (単著) |
51. |
2014/11 |
論文 |
申告納税と国家賠償請求との関係 税法学 (572),121-141頁 (単著) |
52. |
2014/07 |
その他 |
破産者による納税保証が破産法160条3項所定の無償行為に当たるとして破産管財人の否認権行使が認められた事例 判例評論 (665),22-26頁 (単著) |
53. |
2014/04 |
論文 |
タックスヘイブン対策税制の課題 国際商取引学会年報 (16),168-175頁 (単著) |
54. |
2013/11 |
論文 |
源泉徴収をめぐる法的問題の一考察‐非居住者(外国法人)に係る取引を素材として‐ 税法学 (570),119-139頁 (単著) |
55. |
2013/10 |
論文 |
判例研究 相続税法上の生命保険信託の要素の検討- 税務弘報 61(10),121-128頁 (単著) |
56. |
2013/08 |
論文 |
シークレットコンパラブルを用いた更正処分の理由附記をめぐる課題 アコード・タックス・レビュー (5),29-37頁 (単著) |
57. |
2013/08 |
論文 |
外国信託の設定と贈与税の課税をめぐる問題点 税理 56(9),104-110頁 (単著) |
58. |
2013/01 |
論文 |
国際間電子商取引の拡大と消費税法における課題 税理 56(1),125-131頁 (単著) |
59. |
2012/11 |
論文 |
生命保険信託をめぐる相続税法上の課税問題 税法学 (568),67-100頁 (単著) |
60. |
2012/10 |
論文 |
提出物件の留置き 税理 55(13),32-39頁 (単著) |
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