研究キーワード:ウイルス,神経疾患,神経向性ウイルス,人獣共通感染症、獣医学
    (最終更新日:1000-01-01 00:00:00)
  ニシノ ヨシイ   NISHINO YOSHII
  西野 佳以
   所属   京都産業大学  生命科学部 先端生命科学科
   職種   准教授
研究概要
■ 研究概要
◆研究課題
ウイルス感染におけるホルモンの影響に関する研究

◆研究概要
本研究課題では、新たな人獣共通感染症の病因として着目されているボルナウイルスの増殖と発病の調節に、ストレス時に発現する副腎皮質ホルモンや抗ストレス作用があるオキシトシンなどの内分泌因子がいかに関わっているのかを明らかにするものである。本年度の主な研究計画は以下の通りである。
1. ボルナ病ウイルス感染マウスの病態におけるオキシトシンのウイルス学的、行動学的ならびに組織学的影響の解析
2. 環境エンリッチメントによる内在性オキシトシン産生量の増加の検討
3. 神経系細胞(神経細胞、グリア細胞)における、ウイルス感染とコルチコステロン/オキシトシンの影響の解析
4. 高血圧自然発症ラットにおけるボルナ病ウイルス感染病態の解析
業績
■ 学会発表
1. 2023/10/31 Effects of FGFR1 mutation in a patient with Kallmann Syndrome on neurite outgrowth(第96回日本生化学会)
■ 著書・論文歴
1. 2024/04 著書  自己発見と大学生活 Teaching Guidebook 2024   (共著) 
2. 2022/03 論文  ウイルス性神経疾患におけるストレスの影響ならびにCOVID-19パンデミックにおける社会問題への一考 京都産業大学世界問題研究所紀要 37,121-125頁 (単著) 
3. 2019/02 著書  動物の感染症 第4版  154-155頁 (共著) 
4. 2016 論文  Expression and role of the TGF-β family in glial cells infected with Borna disease virus. Microbes Infect. (18),pp.128-136 (共著) 
5. 2015 論文  Adaptive expression of uncoupling protein 1 in the carp liver and kidney in response to changes in ambient temperature. Comp. Biochem. Physiol. A. (185),pp.142-149 (共著) 
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経歴
■ 学歴
1. 1991/04~1994/03 北海道大学理学研究科 理学研究科 化学 博士課程修了 博士(理学)
2. 1984/04~1990/03 北海道大学 獣医学部 獣医学科 卒業 獣医学士
■ 職歴
1. 2019/04~ 京都産業大学 生命科学部 先端生命科学科 准教授
2. 2010/04~2019/03 京都産業大学 総合生命科学部 動物生命医科学科 准教授
3. 1995/10~1996/03 理化学研究所 安全評価研究室 基礎科学特別研究員
4. 1994/04~1995/09 理化学研究所 安全評価研究室 奨励研究員
5. 1992/04~1994/03 北海道大学 日本学術振興会特別研究員
■ 所属学会
1. SHR等疾患モデル共同研究会
2. 日本ウイルス学会
3. 日本エイズ学会
4. 日本ボルナウイルス研究会
5. ∟ 副会長 第2回、第5回、第8回研究会主催責任者
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■ researchmap研究者コード
1000215042
■ 資格・免許
1. 1991/04/01 獣医師免許
その他
■ 海外活動
●海外研究活動の為の渡航回数(前年度実績)
 在留期間2週間以上のもの   計 0  回
 在留期間2週間未満のもの   計 0  回
●海外での国際会議、学会への出席回数及び発表回数(前年度実績)
 諸費用の主たる負担者   出席回数   発表回数
 主催者  0  回  0  回
 外国機関  0  回  0  回
 文部科学省・日本学術振興会  0  回  0  回
 文部科学省・日本学術振興会以外の政府関係機関  0  回  0  回
 所属機関  0  回  0  回
 財団等(寄付金・委任経理金含みます)  0  回  0  回
 自費  0  回  0  回
 計  0  回  0  回
●国際的な学会で使用する外国語
 口頭発表に主に用いる言語   英語  
 論文の執筆に主に用いる言語   英語  
■ 研究課題・受託研究・科研費
1. 2018/04~2022/03  TGF-βファミリーならびに副腎皮質ホルモンはいかにボルナウイルスを制御するのか 基盤研究(C) 
2. 2013/04~2016/03  ウイルス性神経疾患に影響を及ぼす宿主要因と環境要因 基盤研究(C) 
3. 2005/04~2009/03  ボルナ病における中枢神経障害機構の解明 基盤研究(C) 
4. 2002/04~2004/03  ボルナ病の発症に関わるウイルス因子の解明 若手研究 (B) 
5. 2000~2007  Study of Neurovirulence of Borna disease Virus  
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■ 講師・講演
1. 2024/01/21 大学教員の世界と理系女子の現状について(京都市)
■ 委員会・協会等
1. 2020~ 京都府動物愛護推進計画検討委員会 委員
2. 2018/01~ 京都動物愛護センター運営委員会 委員
■ メールアドレス
  kyoin_mail
■ 現在の専門分野
神経形態学, 獣医学, ウイルス学, 免疫学 (キーワード:ウイルス,神経疾患,神経向性ウイルス,人獣共通感染症、獣医学) 
■ 取得特許
1. ウイルス不活化剤、抗菌剤、ウイルス不活化方法、並びに、抗菌方法(出願 2013-110849 (2013/05/27) 公開 2014-227409 (2014/12/08))
■ 科研費研究者番号
00271544