研究キーワード:分子生態学 養蜂学 保全生態学
    (最終更新日:1000-01-01 00:00:00)
  タカハシ ジュンイチ   TAKAHASHI JUNICHI
  高橋 純一
   所属   京都産業大学  生命科学部 先端生命科学科
   職種   准教授
研究概要
■ 研究概要
◆研究課題
ミツバチや社会性ハチ類における遺伝資源の開発と保全に関する研究

◆研究概要
ミツバチやマルハナバチ,スズメバチなどの社会性ハチ類を主な研究対象としている.基礎研究では,真社会性の進化や維持に関して従来の観察手法に遺伝子解析を組み合わせた分子生態学的手法による実証研究を行っている.
応用学的分野については,持続可能な社会の確立に向けて,特にニホンミツバチなどの在来種が持つ性質を農業の花粉交配や生態系の保全に有効利用するため,生命科学と農業科学の異分野融合的アプローチからの研究を進め,養蜂資材に関してはすでにいくつかが上市されている.さらに未利用資源と言われている在来ミツバチのハチミツなどの養蜂生産物を用いた食料資源の開発に取り組んでいる.
さらに絶滅が危惧されているミツバチ類の保護や外来性ハチ類の帰化対策に関する保全生物学的研究および教材の開発を行っている.

詳しくはHPを見てください.
https://www.cc.kyoto-su.ac.jp/~jit/index-j.html
業績
■ 著書・論文歴
1. 2024/06 論文  Population genomics of the invasive Northern Giant Hornet Vespa mandarinia in North America and across its native range. Scientific Reports 14,pp.10803 (共著) 
2. 2024/04 論文  屋久島におけるニホンミツバチの分布調査 Nature of Kagoshima 50,205-208頁 (単著) 
3. 2024/01 論文  Polyandry may mitigate the negative impact of reproductive interference among bumblebees in Japan. The Science of Nature 111,pp.31 (共著) 
4. 2024/01 論文  ニホンミツバチの発酵したハチミツ中に含まれる酵母のDNA多型解析 DNA多型 32,22-25頁 (共著) 
5. 2024/01 論文  喜界島において 2023 年に採集されたコガタスズメバチ成熟巣の解析 Nature of Kagoshima 50,183-189頁 (共著) 
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経歴
■ 職歴
1. 2010/04~2019/03 京都産業大学 総合生命科学部 生命資源環境学科 准教授
■ researchmap研究者コード
1000359133
その他
■ メールアドレス
  kyoin_mail
■ 現在の専門分野
生態学、環境学, 多様性生物学、分類学, 植物保護科学 (キーワード:分子生態学 養蜂学 保全生態学) 
■ 科研費研究者番号
40530027