研究概要 |
■ 研究概要
◆研究課題
1. 根粒共生系の成立に関与する因子の解明
2. 根粒菌ゲノムの保存性DNA因子についての研究
◆研究概要
植物共生菌と宿主植物を対象とし、ゲノム構造を基盤とした研究を進めることで、遺伝情報と共生形質の関連性を明らかにする。また、それらの情報を統合し、植物微生物共生成立のしくみを明らかにすることを目的とする。令和5年度は、昨年度アレチヌスビトハギから分離した260菌株の根粒菌について、共生窒素固定関連遺伝子配列に基づくOTUの系統樹を構築したうえで、ITSによるコアゲノムを対象とした系統樹と比較を行う。さらに、選抜した菌株についてドラフトゲノム配列を取得し、標準的なダイズ根粒菌と比較することで、ゲノミックアイランド転移について検討する。また、共生に関連する特性を調査し、比較をおこなう(テーマ1)。B. elkaniiダイズ根粒菌のなかで、主系統とは別のクラスターに属するHK4-10株とHK5-1株に同定されたゲノミックアイランドの多様性について検討する。特にダイズ根粒菌と近縁関係にあるものとの比較を含め、共生に関連する特性の検討をおこなう(テーマ2)。 |
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