研究キーワード:音響方法論、アコースティック・メディアの美学
    (最終更新日:2024-04-06 15:19:26)
  ヤスパゼン マルテ   JASPERSEN MALTE
  ヤスパゼン マルテ
   所属   京都産業大学  外国語学部 ヨーロッパ言語学科
   職種   客員教授
業績
■ 学会発表
1. 2015 「音声学と言語学習」(5th Bremen Symposion on Language Learning and Teaching ブレメン大学、ドイツ)
2. 2010 「クリエイティブな外国語教育 ー オーディオ作成」(ドイツ学術交流会、ドイツ文化センター、立命館大学 共催)
3. 2010 「クリエイティブな外国語教育 ー オーディオ作成」(ドイツ学術交流会、ドイツ文化センター、慶應義塾大学 共催)
4. 2006 「ドイツラジオドキュメンタリー」(中国国立放送、中国、北京)
5. 2005 「音声学と言語学習を補助するコンピューター教育」(JALT、立命館大学 共催)
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■ 著書・論文歴
1. 2019/03 論文  ラジオの聴覚美学の諸相 京都産業大学論集 人文科学系列 (52),29-44頁 (単著) 
2. 2013 論文  「Souteigai 想定外 ー 3.11複合災害と日本」 京都産業大学論集 人文科学系列 (第46号),445~469頁頁 (単著) 
3. 2010 論文  「書に道ありー日本の書道について」 京都産業大学論集 人文科学系列 (第41号),238~253頁頁 (単著) 
4. 2006 論文  「Phonetik und CALL」 「JALT-Glocalization」 (第1号),53~61頁頁 (単著) 
5. 2005 論文  「音声学と言語学習を補助するコンピューター教育」 「立命館言語文化研究」 (第6号),49~58頁頁 (単著) 
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その他
■ 研究課題・受託研究・科研費
1.   音響方法論、アコースティック・メディアの美学 個人研究 
■ 講師・講演
1. 2018/03/03 Radio Documentary Feature in Radio Broadcast - Dramaturgy and Tools #4: Music and Sound
2. 2018/03/02 Radio Documentary Feature in Radio Broadcast - Dramaturgy and Tools #3: Narrative Structures
3. 2018/02/24 Radio Documentary Feature in Radio Broadcast - Dramaturgy and Tools #2: Leitmotiv
4. 2018/02/23 Radio Documentary Feature in Radio Broadcast - Dramaturgy and Tools #1: Structures
■ 展覧会・演奏会・競技会等
1. 1994 「Wassertropfen in der Schale」 「京都の音の風景」 ドイツ国立放送、BBC (イギリス)、American Public Radio (アメリカ)、 Australian ABC (オーストラリア) Austrian Broadcast (オーストリア)、YleisRadio Finland (フィンランド)放送(ヨーロッパ、アメリカ、オーストラリア)
2. 1995 「Das Muschelkalkgesicht 白の顔 - 能面」ARD ドイツ公共第一放送(ドイツ)
3. 1995 「Der Schrein von Kawanouchi 河之内の神社」ARD ドイツ公共第一放送, ORF Austria(ドイツ、オーストリア)
4. 1996 「Der Fluss, der Brunnen, der Wels」 「川、井戸、ナマズ - 日本と水」 ドイツ国立放送、オーストリア国立放送(ドイツ、オーストリア)
5. 1996 「Die Tagelöhner von Kamagasaki」 「釜ヶ崎の日雇い労働者」 ドイツ国立放送(ドイツ)
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■ 受賞学術賞
1. 2012/09 RAI Radiotelevisione Italiana 国際メディア・フェスティバル「PRIX ITALIA 2012」(イタリア賞2012)イタリア大統領特別賞 (想定外)
2. 2005/09 RAI Radiotelevisione Italiana 「PRIX ITALIA 2005」ショートリスト (地震)
3. 2003/03 ドイツ公共放送 ドイツオーディオブック賞 ノミネート (Sushi)
4. 1994/09 RAI Radiotelevisione Italiana ドイツ代表作品として国際メディア・フェスティバル「PRIX ITALIA 1994」ノミネート (Water Dripping in a Dish)
■ 現在の専門分野
美学・芸術諸学 (キーワード:音響方法論、アコースティック・メディアの美学) 
科研
■ 研究概要
◆研究課題
アコースティック・メディアの美学 (音響方法論)

◆研究概要
当研究では、2つのリサーチクエスチョンを設定する。1.歴史的なラジオ作品における音響概念は、デジタル化が進んだラジオを取り巻く環境下でその有効性が維持されているか?2.そのデジタル化はラジオ特有の音響美学にどのように影響し、変化を促すのか?これらのリサーチクエスチョンを探究するため、研究は以下のように推進する。
・前史から現代にわたるラジオの実放送とラジオドキュメンタリーの音響技術について分析する(具体的には周波数範囲、エフェクトの使用法、フィルターなど)。また、作品のさまざまな音響エレメント(音声、音楽、音、ノイズ、サイレンス)とリスナーの知覚との関係性を調査する。
・自作のオーディオ素材(音声、フィールド録音、ノイズなど)を収録し、3D周波数アナライザー、フェーズスコープ、オシロスコープなどで音響コンテンツを分析し、音響コンセプトの妥当性について検討する。
・さらに次の段階として、オーディオ素材を分解、断片化し、さまざまな音響コンテキストで再配置して編集する。 この段階では、スペクトルレイヤーエディター、フィルター、イコライザーなどを使用する。
これらの分析や実験から、ラジオ特有の音響美学の内的性質を詳らかにし、ラジオの編集技術に対するデジタル化の影響を明らかにすることが可能となる。