研究キーワード:理論社会学 応用社会学 経済社会学 社会調査法
    (最終更新日:1000-01-01 00:00:00)
  リー ウェー   LI WEI
  李 為
   所属   京都産業大学  経営学部 マネジメント学科
   職種   教授
研究概要
■ 研究概要
◆研究課題
西側諸国におけるメディアによる世論操作

◆研究概要
1.研究背景
近年、西側諸国においてメディアによる世論操作が問題視され、特にコロナ問題に関する報道は多くの歪みが指摘されました。メディアは一般市民に対して、様々な情報を提供していますが、その情報の選択や配信によって世論が歪められる可能性があります。例えば、特定の政治的立場を持つメディアが、その政治的立場に沿った情報を配信することによって、特定の政治家や政党に対する支持率を上げたり、下げたりすることができます。このようなメディアによる世論操作は、民主主義社会において重大な問題であるため、そのメカニズムを明らかにすることが必要です。
2.研究目的
本研究の目的は、西側諸国におけるメディアによる世論操作のメカニズムを明らかにすることです。具体的には、以下の点について調査を行います。
① メディアが選択する情報の基準
② メディアが情報を配信する際に行う編集の内容
③ メディアが配信する情報がどのような世論を形成するか
3.研究方法
本研究では、以下の方法によって調査を行います。
① 質的調査:西側諸国において、特定の政治的立場を持つメディアと、その政治的立場に反するメディアを選定し、それぞれのメディアに対して、情報の選択基準や編集内容についてインタビューを行います。
② 量的調査:選定したメディアから配信された情報を収集し、その情報の内容や配信のタイミングなどを分析します。また、世論調査のデータと比較することで、メディアがどのような世論を形成するかを調べます。
4.研究の意義・社会的貢献
本研究によって、西側諸国におけるメディアによる世論操作について、深い洞察を得ることができると考える。また、研究成果を通じて、メディアに対する一般市民の認識を深めることができ、偏った情報に惑わされることなく、より正確な情報収集が可能となる。さらに、メディアの自己規制や倫理観の確立に向けた議論のきっかけとなることを期待します。
5.研究成果の予想
研究成果の予想としては、以下のようなものが考えられます。
① 西側諸国におけるメディアによる世論操作がどのように行われているかについて、詳細かつ具体的な分析ができるようになる。
② 世論操作が行われる背景にある政治的・経済的・社会的要因について、理解を深めることができる。
③ 西側諸国以外の国々でも同様の世論操作が行われているかどうかについて、比較検討ができるようになる。
研究成果を通じて、世論操作に対する防衛策や対策を考える上での示唆が得られる。
業績
■ 学会発表
1. 2019/11/09 如何に京都の文化と都市文明を考察すればよいのか(第3回中華文明国際伝播シンポジウム・2019)
2. 2017/09/19 東京都の職業構造特徴について(中国清華大学都市研究会)
3. 2016 関於日本的基層社区治理(日本のコミュニティ自治について)(中国清華大学社会学部主催の2016年度「日本のコミュニティ自治研究会」研究報告)
4. 2010 都市計画における都市文化と生活様式の変容―中国とフランスの比較を通して―(第4回フランス流通セッション大阪学院大学大会報告)
5. 2008 フランスの文化政策と都市文化資本(第3回フランス流通セッション大阪学院大学大会報告)
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■ 著書・論文歴
1. 2024 論文  日常生活と現代社会の相互作用—資本主義社会における疎外と再生の可能性― 京都マネジメント・レビュー 45号  (単著) 
2. 2023 論文  「ティティテイメント」による貧困 『京都マネジメント・レビュー』第42号  (単著) 
3. 2022 著書  マネジメント・リテラシー(第2版)   (共著) 
4. 2022 論文  文化財におけるデータサイエンス : ディープラーニングによる龍門寺仏像の線図生成 京都マネジメント・レビュー  (共著) 
5. 2021 論文  P値の是非を考える 京都マネジメント・レビュー (38号),143-159頁 (単著) 
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経歴
■ 学歴
1.
(学位取得)
関西学院大学 社会学修士
■ 所属学会
1. 数理社会学会
2. 日本実践経営学会
3. 日本社会学会
4. 組織学会
5. 関西社会学会
その他
■ 現在の専門分野
社会学 (キーワード:理論社会学 応用社会学 経済社会学 社会調査法)