研究キーワード:インフルエンザウイルス
    (最終更新日:1000-01-01 00:00:00)
  タカクワ ヒロキ   TAKAKUWA HIROKI
  髙桑 弘樹
   所属   京都産業大学  生命科学部 先端生命科学科
   職種   教授
研究概要
■ 研究概要
◆研究課題
鳥インフルエンザウイルスの哺乳類での増殖性に関与する内部タンパク質変異の解析

◆研究概要
インフルエンザA型ウイルスは、多様な宿主に感染するが、宿主特異性が存在する。本研究では鳥インフルエンザウイルスの哺乳類での感染性に関わるウイルス内部タンパク質の変異を探索し、パンデミックウイルスの出現を予測することを目的とする。
(1) 野生水禽類から分離されたウイルス内部遺伝子型の異なるH9N2亜型鳥インフルエンザウイルスをマウス継代により増殖性が高まったウイルス株を用いて、各種細胞での増殖性の比較、RNAポリメラーゼタンパク質のクローニングによる、RNAポリメラーゼ活性の比較を行い、増殖性に関与するウイルス内部タンパク質の変異部位の同定を行う。
(2) NPタンパク質と、相互作用する宿主タンパク質の宿主間、および由来する宿主が異なるウイルス株の間での関連性を比較解析する。
業績
■ 著書・論文歴
1. 2016 論文  Accumulation of a soluble form of human nectin-2 is required for exerting the resistance against herpes simplex virus type 2 infection in transfected cells Acta Virologica 60(1),pp.41-48  
2. 2016 論文  Cross-protective potential of anti-nucleoprotein human monoclonal antibodies against lethal influenza A virus infection Journal of General Virology   
3. 2015 論文  Systemic L-Kynurenine sulfate administration disrupts object recognition memory, alters open field behavior and decreases c-Fos immunopositivity in C57BI/6 mice Frontiers in Behavioral Neuroscience 9(157)  
4. 2014 論文  Acetyl-l-carnitine normalizes the impaired long-term potentiation and spine density in a rat model of global ischemia Neuroscience 269(6),pp.265-272  
5. 2013 論文  Antibody survey on avian influenza viruses using egg yolks of ducks in Hanoi between 2010 and 2012 Veterinary Microbiology 166(1-2),pp.179–183  
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経歴
■ 学歴
1. Hokkaido University
2. The Graduate School of Vetevinary Medicine, Hokkaido University
3.
(学位取得)
不明 Veterinary Medical Sciences
4.
(学位取得)
北海道大学 博士(獣医学)
5. ~1998 北海道大学 獣医学研究科 予防治療学専攻
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■ 所属学会
1. 日本ウイルス学会
2. 日本家畜衛生学会
3. 日本獣医学会
その他
■ 研究課題・受託研究・科研費
1.   -  
■ 現在の専門分野
生態学、環境学, 獣医学, ウイルス学, その他 (キーワード:インフルエンザウイルス) 
■ 取得特許
1. 抗ウイルス剤、抗ウイルス繊維及び抗ウイルス繊維構造物(4558831)
2. 抗ウイルス物質、抗ウイルス繊維及び抗ウイルス繊維構造物(4584339)
3. 鳥インフルエンザウイルス不活化剤(5236339)