研究概要 |
■ 研究概要
◆研究課題
「朝鮮資料」から見た中・近世の日常語
◆研究概要
本年度は、中・近世日本語の話し言葉における、(1) 日常語・俗語の問題、(2) 使用階層の問題を中心に分析していく。江戸時代の「雅語」と「俗語」について観察できる日本国内資料を基に、「雅語」対「俗語」の区別問題を中心に検討する。外国語資料には、「朝鮮資料」の他、ポルトガル宣教師の手によるキリシタン資料にも「雅語」として「文章語」の項目を立てているが、言語認識や使用面における相違が存在するため、比較・対照研究を行う。 |
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業績 |
■ 学会発表
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■ 著書・論文歴
1. |
2023/11 |
論文 |
「明治刊本『交隣須知』の表記変遷 ―‘hɐ->heo-’の変化を中心に」 (単著) |
2. |
2023/05 |
論文 |
「ハーバード燕京(Harvard-Yenching)図書館所蔵本『新撰日韓会話』に関する考察」 (単著) |
3. |
2022/11 |
論文 |
朝鮮資料研究 : 回顧と展望 国語国文 91(11),11-22頁 (単著) |
4. |
2022/08 |
論文 |
「西江大本『交隣須知』(1883)の校訂から見た19世紀末の終結語尾の変遷―『辭課指南』(1894)との比較を通じて―」 『韓国語学』 (単著) |
5. |
2021/11 |
論文 |
「ハーバード燕京(Harvard-Yenching)図書館所藏本『韓語教程』に関する考察」 『韓国語学』 (93),237-271頁 (単著) |
6. |
2021/05 |
論文 |
「19世紀末日本人のための朝鮮語文法教育の実際―小倉文庫本『代疑論』と『韓語』を対象に」 『韓国語学』 (91),233-272頁 (単著) |
7. |
2019/11 |
論文 |
「“-지 않을 수 없다(-ji anoel su eops-)”の意味分析および教育方案」 『韓国語教育』 30(4),101-127頁 (単著) |
8. |
2019/02 |
論文 |
「東京外大本『交隣須知』(1881)の校訂様相を通じて見た19世紀末~20世紀初の相対敬語法体系」 『韓国語学』 (82),31-72頁 (単著) |
9. |
2018/07 |
著書 |
『朝鮮通信使易地聘礼交渉の舞台裏対馬宗家文庫ハングル書簡から読み解く』、『九州大学韓国研究センター叢書』 3 (共著) |
10. |
2018/03 |
論文 |
「倭館における朝鮮語通詞・日本語訳官の交流様相とその意義」 (単著) |
11. |
2017/04 |
論文 |
口語に現れる'일일이/いちいち'と'하나하나/ひとつひとつ'の意味韻律に関する考察 『韓国語学』 75,161-188頁 (単著) |
12. |
2016/06 |
論文 |
「草粱館語学所『復文録』の成立過程―復文教育における原文確保の方法と関連して」 『韓国語学』 72,85-119頁 (単著) |
13. |
2015/05 |
論文 |
「苗代川本『対談秘密手鑑』の研究―薩摩藩朝鮮通事の言語学習をめぐって」 『国語国文』 84(5),168-196頁 (単著) |
14. |
2015/05 |
論文 |
「草粱館語学所の朝鮮語教育方式の研究―『復文録』の分析を通じて」 『韓国語教育』 26(2),97-124頁 (単著) |
15. |
2014/03 |
論文 |
「『三学訳語』の日本語に関する考察―引用書との関係を中心に」 『京都産業大学日本文化研究所紀要』 19,508-535頁 (単著) |
16. |
2013/02 |
著書 |
『「朝鮮資料」による中・近世語の再現』 1-457頁 (単著) |
17. |
2012/03 |
著書 |
「建仁寺両足院の朝鮮通信使関連資料について」『鏡の中の自己認識―日本と韓国の歴史・文化・未来』(東郷和彦・朴勝俊編) 173-237頁 (共著) |
18. |
2012/03 |
論文 |
『捷解新語』における否定表現の対訳問題 『訳学と訳学書』 (訳学書学会、韓国) 3,219-246頁 (単著) |
19. |
2012/02 |
論文 |
苗代川朝鮮語学習書の系統再考 『韓国語学』 54,171-207頁 (単著) |
20. |
2011/08 |
論文 |
苗代川本「惜陰談」について 『韓国語学』 52,120-148頁 (単著) |
21. |
2010/08 |
論文 |
朝鮮語訳における母音表記の考察 『韓国語学』 48,131-155頁 (単著) |
22. |
2010/02 |
論文 |
ロシア東方学研究所アストン文庫のハングル資料-韓国語学習過程との関係について- 『韓国語学』 46,199-228頁 (単著) |
23. |
2009/09 |
著書 |
『訳学書文献目録』 173-237頁 (共著) |
24. |
2008/03 |
論文 |
朝鮮通信使の日本語観察―語彙研究資料としての《海行摠載》― 『訪日学術研究者論文集』 (日韓文化交流基金) 14,257-286頁 (単著) |
25. |
2007/04 |
論文 |
大学院における国語国文学科カリキュラムの日韓比較考察―高麗大学校と京都大学の例を中心に 『語文論集』 (民族言文学会、韓国) 55,5-29頁 (単著) |
26. |
2006/03 |
論文 |
朝鮮資料と日本資料の口訣研究―両足院所蔵以酊庵資料を中心に― 『訓点語と訓点資料』 116,1-24頁 (単著) |
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経歴 |
■ 学歴
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■ 所属学会
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その他 |
■ 研究課題・受託研究・科研費
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■ 講師・講演
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■ 現在の専門分野
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