(最終更新日:2018-10-16 21:39:39)
  キム ムンキョン
  金 紋敬
   所属   京都産業大学  外国語学部 アジア言語学科
   職種   准教授
業績
■ 著書・論文歴
1. 2017/11 論文  「한일 양국 대학의 한국어 중급교재 어휘 분석」 『日本研究』 18,7-42頁 (単著) 
2. 2017/03 論文  「『日本書紀』古訓「ウカラ」「ヤカラ」考」 『論集古代語の研究』 185-206頁 (単著) 
3. 2016/11 論文  「일본 대학의 한국어 중급교재 어휘 분석」 『日本研究』 17,59-81頁 (単著) 
4. 2015/11 論文  「한일 양국 대학의 한국어초급교재 어휘 분석」 『日本研究』 16,35-65頁 (単著) 
5. 2013/06 論文  「일본 대학의 한국어초급교재 어휘 분석」 『日本研究』 14,115-146頁 (単著) 
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経歴
■ 学歴
1. 2005/04~2010/03 大阪大学 文学研究科 博士課程修了 博士(文学)
2. 2003/04~2005/03 大阪大学 文学研究科 修士課程修了 修士(文学)
■ 所属学会
1. 2007/04~ 古事記学会
2. 2007/04~ 日本語学会
3. 2004/04~ 訓点語学会
科研
■ 研究概要
◆研究課題
大学における韓国語教材の語彙分析(ハングル能力検定試験2級を中心に)

◆研究概要
日韓の大学で使用される韓国語教材の本文(会話文)における語彙の品詞別の使用状況や使用頻度などについて分析しており、その研究と連動して韓国語教材開発や日本における韓国語学習者らの学習成果を確認できるハングル能力検定試験の語彙の傾向についても併せて調査して行っている。本年度は引き続きレベル5(高級レベル前半)に相当するハングル能力検定試験(以下、ハン検)2級の会話文を中心に分析する。
その分析方法としては今まで同様に過去5年間(計10回分)のハン検2級の試験問題に使用されている語彙の中で問題文の中で会話文の語彙に調査対象を限定し、各語彙を品詞別に分類する。調査対象を問題文の会話文に限定したのは、最も基本的かつ各レベルの韓国語学習に必要な語彙を優先的に使用して会話文の内容が構成されるので、教材別の語彙の比較により適しているためである。
また、本文のうち、会話形式と一般の文章形式では使用される語彙やその頻度に差があり、これまで行ってきた教材の研究と方向性における一致の面を考慮して、本研究では会話文に限定する。この分析を通してその語彙の品詞別語彙の種類、共通語彙、品詞別語彙の偏りなどを確認する。それから、回別の語彙の出現頻度を調査し、重複度が高い語彙を品詞別に分類し、使用されている各語彙の種類や分布状態、頻度及び主要語彙について調査する。ハン検の試験問題は聞き取りと筆記の二つのパートで構成されており、本研究では両方の語彙の使用状況を照らし合わせて考察し、以前調査した日本の大学の教材(レベル5)の結果と比較分析を行う。
以上のように、ハン検の語彙を分析した結果と以前調査した大学韓国語教材における語彙分析結果と照らし合わせて最終的には今後日本の大学で使用できる韓国語教材制作に活用する。