研究概要 |
■ 研究概要
◆研究課題
証券取引方法の変容と会計情報
◆研究概要
証券投資の意思決定プロセス(情報入手から判断,行動まで)は,かつては人間がすべて担っていたが,情報通信機器の発達によって,徐々にそのプロセスの担い手は人間から機械(近年ではとくにPC上で動くプログラム)へと取って替わられている。近年ではすべてのプロセスをPCプログラムが行うものも出現しているが,多くの投資家は部分的にPCを活用しているとされ,プロセスのうちどれをPCに任せるのかは投資家によって異なっていると考えられる。
会計情報は伝統的に意思決定に用いられる情報の1つであるとされるが,証券取引方法の変化に応じて,どのように会計情報を作成,公開すべきかを検討することは重要な課題である。そこで本研究では,会計情報作成プロセス,とくに簿記システムによって作成される会計情報の特性に着目して研究を進めていく。 |
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業績 |
■ 学会発表
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■ 著書・論文歴
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2023/03 |
論文 |
有価証券報告書へのテキストマイニングの適用に関する文献レビュー 京都マネジメント・レビュー 42,93-118頁 (共著) |
2. |
2020/04 |
論文 |
テキストデータによるコーポレートガバナンスの実効性に関する研究
―マネジメントコントロールの視点から- メルコ管理会計研究 (12),17-30頁 (共著) |
3. |
2019/09 |
論文 |
愛媛県内企業のシングル・ケースにおけるOBAと企業間取引の検討 会計 196(3),322-335頁 (共著) |
4. |
2018/05 |
著書 |
研究開発費情報と投資家行動 (単著) |
5. |
2018/03 |
論文 |
有価証券報告書における研究開発活動の記載内容の分析 京都マネジメント・レビュー 32,323-339頁 (単著) |
6. |
2016 |
その他 |
経営者のマネジメント・コントロールへの意識と企業業績
-有価証券報告書のテキスト分析を通して- 京都産業大学経営学部ディスカッションペーパー (共著) |
7. |
2015 |
論文 |
日本企業の研究開発投資と会計基準 京都マネジメント・レビュー (27),63-79頁 (単著) |
8. |
2014 |
論文 |
ダウンスコーピング戦略と企業業績 : 日本における多角化企業の分析 京都産業大学総合学術研究所所報 9,57-67頁 (共著) |
9. |
2014 |
論文 |
機会主義的な研究開発費の削減と将来業績 産業経理 74(3),130-138頁 (単著) |
10. |
2013/03 |
著書 |
企業の資金調達活動と将来業績の関連性 会計情報のファンダメンタル分析 (共著) |
11. |
2011/07 |
論文 |
資産負債アプローチと利益の予測可能性 国民経済雑誌 204(1) (単著) |
12. |
2010 |
論文 |
ディスクロージャーと投資家の利益予想 会計 178(1),75-86頁 (単著) |
13. |
2010 |
論文 |
投資家による将来利益予想の時系列、業種別、市場別の特徴 京都マネジメント・レビュー (17) (単著) |
14. |
2009 |
論文 |
無形資産集約企業と投資家の評価 会計 176(2),232-244頁 |
15. |
2008 |
論文 |
財務データにみる海運2社の戦略分析 京都マネジメント・レビュー (14),155-176頁 |
16. |
2005 |
論文 |
研究開発および広告宣伝活動と企業価値の関連性 六甲台論集(経営学編) 52(2),67-86頁 |
17. |
2004 |
論文 |
ブランド価値の株価関連性と超過収益の獲得可能性 国民経済雑誌 189(5),17-32頁 |
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経歴 |
■ 学歴
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■ 職歴
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■ 所属学会
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■ researchmap研究者コード
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その他 |
■ 研究課題・受託研究・科研費
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■ 受賞学術賞
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■ 現在の専門分野
会計学 (キーワード:財務会計 企業価値評価 無形資産)
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■ 科研費研究者番号
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