研究概要 |
■ 研究概要
◆研究課題
分社化戦略の実行要因とその効果分析:アントレプレナーシップと家族企業の視点から
◆研究概要
本研究の目的は、「どのような要因によって日本企業が分社化戦略を実行するのか」、そして「その分社化戦略が業績にどのような影響をもたらすのか」を定量的・定性的に検討することである。トヨタ自動車、富士通、野村証券など、わが国を代表する企業のはじまりが分社化であることはよく知られている。これらの例から分かるように、日本企業は分社化を通じて、企業グループの形成や大企業を生み出してきた。日本経済に大きなインパクトを与えてきた分社化戦略について、そのメカニズムがいまだ明らかになっていない。具体的には、「分社化戦略を実行する要因」や「分社化戦略が業績にもたらす影響」が検討課題になる。
本研究では分社化戦略をとらえる2つの視点として、「コーポレート・アントレプレナーシップ(Corporate Entrepreneurship:既存企業の企業家活動)」と「家族企業(ファミリービジネス)」を採用し、分社化研究での理論的貢献や新しい発見事実を目指す。 |
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業績 |
■ 学会発表
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■ 著書・論文歴
1. |
2023/09 |
論文 |
共同研究の継承とビジネス・エコシステムの構築 越境協同の経営学 141-161頁 (共著) |
2. |
2021/03 |
論文 |
黒字病院と赤字病院におけるコスト要因の比較分析 京都マネジメントレビュー 38,193-202頁 (単著) |
3. |
2020/09 |
論文 |
The interdependency of cash flow rights and voting rights on post-acquisition value Asia Pacific Management Review 25(3),177-187頁 (共著) |
4. |
2020/09 |
論文 |
日本企業が分社化する要因 京都産業大学総合学術研究所所報 15,137-144頁 (単著) |
5. |
2020/03 |
論文 |
日本企業のグループ化の進展(1990-2015) : 大規模データで平成を振り返ってみえたこと 35,203-215頁 (共著) |
6. |
2019/01 |
論文 |
Product Modularity, Team Communication, and Team Cohesion in New Product Development Academy of Management Proceedings (共著) |
7. |
2018 |
論文 |
中小企業の共同開発におけるコーディネータの役割 (35),87-101頁 (単著) |
8. |
2018 |
論文 |
新規事業開発プロセスにおけるチャンピオンの役割 -SONY AIBOの事例- 商品開発・管理研究 14(2),22-35頁 (単著) |
9. |
2018 |
その他 |
企業家活動とベンチャー企業 京都マネジメント・レビュー (32),102-107頁 (単著) |
10. |
2017/01 |
論文 |
The Interdependency of Cash Flow Rights and Voting Rights on Post-acquisition Value Academy of Management Proceedings (共著) |
11. |
2014 |
論文 |
Governance, Competence, and Firm Boundaries : An Organizational Perspective and Theory Integration 京都マネジメント・レビュー 24,pp.69-87 (共著) |
12. |
2012 |
著書 |
藤原雅俊・具承桓(編)『ICTイノベーションの変革分析』「ネットワーク化とビジネスモデルの変更」第2章pp.48-71 (単著) |
13. |
2011 |
論文 |
病院経営におけるコスト構造の定量分析 - 国立病院機構の黒字病院と赤字病院とのグループ間比較 日本医療・病院管理学会誌 48(3),129-136頁 (共著) |
14. |
2011 |
論文 |
製品のモジュラー性と開発成果の関係性 -情報システムにおける開発プロセスの定量分析- 日本経営学会誌 23,16-29頁 (共著) |
15. |
2008 |
著書 |
京都産業大学経営学部(編)『マネジメントを学ぶ』「ベンチャー企業とビジネスモデルのイノベーション」第10章pp.171-185 |
16. |
2008 |
著書 |
佐々木利廣(編)『チャレンジ精神の源流』「新規事業創造」第1章, pp.3-30 |
17. |
2008 |
著書 |
翻訳 江夏健一・坂野友昭 監訳『消費者信用の経済学(2008)』第3章(原著Richard Disney., & Charles Grant, The Economics of Consumer Credit, 2006, The MIT Press) |
18. |
2007 |
著書 |
藤本隆宏(編)『ものづくり経営学(2007)』「病院組織におけるサービス向上の取り組み」第3部6章, pp.353-368 |
19. |
2006 |
論文 |
病院組織における情報技術の導入と組織変革、その効果分析-洛和会ヘルスケアシステムの電子カルテ導入事例- 日本経営学会誌 18,3-16頁 |
20. |
2005 |
論文 |
京都企業における人的資源開発と社外教育の実態-質問票調査を中心に- 8,186-199頁 |
21. |
2005 |
論文 |
企業の戦略におけるアントレプレナーシップの要素-Entrepreneurial Orientationを中心に- 京都マネジメント・レビュー 8,71-84頁 |
22. |
2005 |
論文 |
規制産業におけるサービス企業の経営戦略 赤門マネジメントレビュー 4(12),599-622頁 |
23. |
2004 |
著書 |
翻訳 根来龍之・蛭田啓・久保亮一 共訳『資源ベースの経営戦略論(2004)』(原著David J. Collis and Cynthia A. Montgomery, Corporate Strategy: A Resource-Based Approach, 1997, McGraw-Hill College). |
24. |
2004 |
論文 |
京都地域のタクシー業界における競争優位の獲得-MKタクシーの事例- 京都マネジメント・レビュー 5,49-67頁 |
25. |
2003 |
論文 |
Resource-based capability,environmental attractiveness,technology strategy,organizational climate and venture performance: an explorative study in an emerging biotechnology industry Babson Kauffman Foundation Entrepreneurship Resear 361頁 |
26. |
2003 |
論文 |
米国金融企業のマス・カスタマイゼーション戦略-情報資源の蓄積と予測能力の向上- 国際経営・システム科学研究 34,49-62頁 |
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■ 現在の専門分野
経営学 (キーワード:研究開発プロジェクト 病院経営)
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