研究キーワード:地方財政 地方分権 地域間格差
    (最終更新日:1000-01-01 00:00:00)
  スガハラ コウタ   SUGAHARA KOTA
  菅原 宏太
   所属   京都産業大学  経済学部 経済学科
   職種   教授
研究概要
■ 研究概要
◆研究課題
日本の地方財政における水平的および垂直的相互連関についての理論的・実証的研究

◆研究概要
本年度の具体的な研究テーマは次の2点である。
1.地方交付税制度が地域間経済収束に与える影響に関する実証分析
地方政府による公共財および公的中間財供給を組み込んだマクロ経済動学モデルを基にして,地方交付税措置が地方自治体の歳出決定と地域間経済収束に与える影響を実証的に検討する。

2.水道事業の広域化と民間活用に関する理論・実証分析
プリンシパル-エージェント理論に基づいて市町村営および企業団営の水道事業の確率フロンティア分析を行い,民間委託の効率性について検証する。また,水道事業の費用関数を推定し,市町村合併による費用削減効果の有無を実証的に検討する。
業績
■ 学会発表
1. 2022/06/04 水道事業における民間委託の効率性分析(日本地方財政学会第30回大会)
2. 2022/06/04 都市構造が水道サービスの供給費用に及ぼす影響(日本地方財政学会第30回大会)
3. 2021/11/21 水道事業における民間委託の効率性分析(第35回 応用地域学会 (ARSC) 研究発表大会)
4. 2019/06/01 政府間財政調整における手番関係についての考察(日本地方財政学会第27回全国大会)
5. 2018/10/20 Searching for soft budget constraints: A case of intergovernmental transfer system in Japan(日本財政学会第75回全国大会)
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■ 著書・論文歴
1. 2023/03 論文  都市構造が水道サービスの供給費用に及ぼす影響 日本地方財政学会、『日本地方財政学会研究叢書』 (30),85-107頁 (共著) 
2. 2022/01 論文  水道事業における費用非効率性と規模の経済性に関する検証-短期費用関数を用いた分析- 公共選択 77,73-88頁 (共著) 
3. 2021/12 論文  用水供給事業の普及による料金平準化の是正-水道事業における上下分離方式の導入- 地方財政 60(12),4-15頁 (単著) 
4. 2019/03 著書  Advances in Local Public Economics - Theoretical and Empirical Studies   (共著) 
5. 2019/03 著書  Advances in Local Public Economics - Theoretical and Empirical Studies, Chapter 18, Linkage Between Benefit Expenditure and Premium Burdens: Long-Term Care Insurance in Japan  pp.345-366 (共著) 
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経歴
■ 学歴
1. 1999/04~2003/03 神戸商科大学(現 兵庫県立大学)大学院 経済学研究科博士後期課程 博士課程単位取得満期退学 単位取得後満期退学
2. 1996/04~1999/03 神戸商科大学(現 兵庫県立大学)大学院 経済学研究科修士課程 財政学 修士課程修了 経済学修士
3. 1992/04~1996/03 三重大学 人文学部 社会科学科 卒業
■ 職歴
1. 2014/04~ 京都産業大学 経済学部 経済学科 教授
■ 主要学科目
地方財政論 財政学B 地域づくり人特別講義
■ 所属学会
1. International Institute of Public Finance
2. 公共選択学会
3. 応用地域学会
4. 日本地方財政学会
5. 日本経済学会
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その他
■ 研究課題・受託研究・科研費
1. 2019/04~2022/03  中央政府,政策対象の反応および漸増主義を考慮した地方自治体の戦略的行動の実証分析 基盤研究(C) 
2. 2016/04~2020/03  予算と決算の乖離を用いた地方交付税問題に関する実証的研究 基盤研究(C) 
3. 2013/04~2016/03  介護保険財政における市町村裁量と公費負担のあり方に関する実証的研究 基盤研究(C) 
4. 2010/04~2013/03  階層的政府構造における財政的外部性と財政調整制度に関する理論的・実証的研究 基盤研究(C) 
5. 2007/04~2008/03  地域規模が財政競争と協調政策に及ぼす影響についての理論的・実証的研究 基盤研究(C) 
■ 委員会・協会等
1. 2008/04~ 総務省 地方分権に関する基本問題についての調査研究会専門分科会 委員
2. 2021/04/01~ 大学コンソーシアム京都 都市政策研究推進委員会 委員
3. 2008/07~2008/10 京都市市政改革懇談会未来の京都をつくる行財政改革検討部会 委員
4. 2004/04~2005/10 京都市政策評価制度評議会 委員
■ ホームページ
   http://www.cc.kyoto-su.ac.jp/~sugahara/
■ 受賞学術賞
1. 2015 日本地方財政学会 第15回佐藤賞
■ 現在の専門分野
理論経済学, 公共経済、労働経済 (キーワード:地方財政 地方分権 地域間格差)