研究キーワード:西洋法史、法哲学、サヴィニー、近代法、法体系、法学史、歴史法学
    (最終更新日:1000-01-01 00:00:00)
  ミミノ ケンジ   MIMINO KENJI
  耳野 健二
   所属   京都産業大学  現代社会学部 現代社会学科
   職種   教授
研究概要
■ 研究概要
◆研究課題
ドイツ歴史法学派の法哲学――「関係のシステム」から「自生的秩序の哲学」へ

◆研究概要
ドイツ歴史法学派の法哲学の中核的な秩序観について、同派の代表的な法哲学の著作を取り上げ、その中核的な秩序観を明らかにする。具体的には、フーゴー、プフタ、ベートマン=ホルヴェーク、シュタールなど、当時の代表的な法学者の法哲学関連の著作を分析の対象とすることで、従来ほぼサヴィニーに限定されてきた歴史法学派の法哲学に対する理解を拡大することを企図する。そのさい、理論的観点からは、サヴィニーの法体系論を「関係のシステム」ととらえる視座を発展させ、歴史法学派の法思想を「自生的秩序」の観念を軸とする法哲学として解釈が可能か、検討する。
業績
■ 著書・論文歴
1. 2024/03 その他  二つの近代と法体系 : Marietta Auer, Der privatrechtliche Diskurs der Moderne 第1部の紹介 京都産業大学世界問題研究所紀要 39,53-65頁 (単著) 
2. 2023/03 その他  マルチディシプリナリーな法学の哲学としての法理論 : Marietta Auer, Zum Erkenntnisziel der Rechtstheorie(2018)の紹介 京都産業大学世界問題研究所紀要 38,133-142頁 (単著) 
3. 2021/03 論文  「学問」としての法の成立――18世紀末におけるグスタフ=フーゴーの学問論 世界問題研究所紀要 36,139-174頁 (単著) 
4. 2021/01 論文  モーリツ・アウグスト・フォン・ベートマン=ホルヴェークの法体系の理論(1) 産大法学 54(3・4),591-620頁 (単著) 
5. 2020/01 論文  モーリツ・アウグスト・フォン・ベートマン=ホルヴェークの法思想における〈自由〉と〈関係〉 : 「形式的自由」の導入をめぐって(3・完) 産大法学 53(3・4),561-587頁 (単著) 
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経歴
■ 学歴
1.
(学位取得)
Kyoto University (BLANK)
2.
(学位取得)
京都大学修士(法学) 修士(修士)
3.
(学位取得)
京都大学博士(法学) 博士(法学)
4. ~1992 Kyoto University Graduate School, Division of Law
5. ~1992 京都大学大学院 法学研究科 西洋法史
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■ 所属学会
1. 法制史学会
その他
■ 研究課題・受託研究・科研費
1.   Die Struktur und Entwicklung der Savignys Rechtstheorie  
2. 1993  サヴィニーの法理論の構造と展開  
■ 講師・講演
1. 2018/09/29 FDの基礎知識--持続的な能力開発に向けて
2. 2016/09/17 FD・大学教員のキャリア開発
■ 現在の専門分野
基礎法学 (キーワード:西洋法史、法哲学、サヴィニー、近代法、法体系、法学史、歴史法学)