研究キーワード:その他の語学‐インドネシア語
    (最終更新日:1000-01-01 00:00:00)
  エデイ プリヨノ   EDY PRIYONO
  エディ プリヨノ
   所属   京都産業大学  外国語学部 アジア言語学科
   職種   客員教授
研究概要
■ 研究概要
◆研究課題
インドネシアの看板広告の言葉

◆研究概要
インドネシアの街角にはたくさんの看板広告がある。看板広告は民衆の生活と直結しており、そこには、社会現象を反映した新造語が現れ、インドネシア語と英語の混用がなされる。看板広告はまさに時代を理解するためのツールである。新型コロナウィルスによるパンデミックをくぐりぬけたインドネシアは、急激にデジタル化が進み、パンデミック以前とは異なる様相を見せている。インドネシアの街角で看板広告を撮影して資料とし、ポストコロナの社会状況を映す言葉の分析を試みる。 
 例えば、多くのビジネスがパンデミックで廃業したり廃業の危機におちいったりしたが、人々のニーズをデジタルで解決する新しいビジネスがたくさん生まれた。若者たちの間では、「Indonesia Masih Ada(インドネシアはまだ頑張っている)」という運動がおこり、ビジネスのデジタル化を助けたり、自ら起業したりした。「Indonesia Masih Ada」の看板は今も見ることができる。
 また、学校や大学の授業もオンラインになり、テストはCBT(computer based test)になった。私立大学の前には学生募集の看板があり、入学願書はオンラインで提出でき、入試もCBTで受けて大学生になることができる、とうたっている。
 このような、ポストコロナの社会状況を映す看板広告を収集して分析し、学会で発表する予定である。なお、比較分析のため、補助資料として日本の看板広告や新聞広告を用いる。
業績
■ 学会発表
1. 2021/11/20 Sebuah Tinjauan atas Kartun Editorial dan Pandemi Covid-19(第52回日本インドネシア学会)
2. 2019/11/10 Sebuah Tinjauan atas Singkatan, Akronim, dan Politik(第50回日本インドネシア学会)
3. 2016/11/19 Penggunaan Ponsel Cerdas dalam Pembelajaran Percakapan(第47回日本インドネシア学会)
4. 2014/11 Sebuah Tinjauan atas Akronim dan Singkatan dalam Pemilu 2014(日本インドネシア学会)
5. 2013/11 Penggunaan Foto dalam Pembelajaran Percakapan(日本インドネシア学会)
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■ 著書・論文歴
1. 2024/02 著書  ペアワークで学ぶインドネシア語会話   (単著) Link
2. 2020/08 論文  Sebuah Tinjauan atas Singkatan, Akronim, dan Politik インドネシアの言語と文化 (26),91-103頁 (単著) 
3. 2018/02 著書  プログレッシブインドネシア語辞典   (共著) 
4. 2015 論文  Sebuah Tinjauan atas Akronim & Singkatan dalam Pemilu 2014 インドネシア 言語と文化 (21),12-21頁 (単著) 
5. 2014 論文  Penggunaan Foto dalam Pembelajaran Percakapan インドネシア 言語と文化 (20),12-21頁 (単著) 
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経歴
■ 学歴
1.
(学位取得)
Sebelas Maret National University (Indonesia) Sarjana
2.
(学位取得)
スブラス・マレット国立大学(インドネシア) サルジャナ(Sarjana)
3. 1985/07~1990/04 Sebelas Maret National University (Universitas Negeri Sebelas Maret) Faculty of Education (Fakultas Keguruan dan Ilmu Pendidikan) English Language (Jurusan Bahasa Inggris) Sarjana
■ 職歴
1. 2022/04~ 京都産業大学 外国語学部 アジア言語学科 客員教授
2. 2014/04~2022/03 京都産業大学 教授
3. 2007/04~2014/03 京都産業大学 助教授・准教授
■ 教育上の能力
●作成した教科書、教材
1. 2001/11/30 インドネシア語ことわざ用法辞典
2. 2018/02 プログレッシブインドネシア語辞典
3. 2019/08 ペアワークで学ぶインドネシア語会話1
4. 2020/02 ペアワークで学ぶインドネシア語会話2
●教育に関する発表
1. 2012/11 インドネシア文化の授業における能動的学習モデル
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■ 主要学科目
インドネシア、および東南アジアの文化、言語
■ 所属学会
1. Japan Association of Indonesian Studies
2. 日本インドネシア学会
3. The Japanese Association for Asian Englishes
4. 日本「アジア英語」学会
■ 資格・免許
1. 1990/04/21 AKTA IV
その他
■ 研究課題・受託研究・科研費
1. 2020~  Editorial Cartoons in Printed Media and Internet 個人研究 
2. 2012~  Active Learning of Indonesian Language and Culture 個人研究 
3. 2000~  Acronyms and Abbreviations in Printed Media in Indonesia 個人研究 
4. 1997~  Comparative Study of Indonesian and Japanese Advertisements 個人研究 
■ 講師・講演
1. 2019/01/16 講演「インドネシアのイスラム」(京都市)
2. 2005 講演「インドネシア各地の布と冠婚葬祭」(京都)
3. 1998 講座「アジアの旅-料理編第5回インドネシア」(大阪府吹田市)
4. 1996 講演「ジャワの伝統舞踊」(奈良市)
5. 1993 講演「ジャワの踊りと文化―世界の国、生活と文化シリーズ〈2〉インドネシア」(大阪市)
■ メールアドレス
  kyoin_mail
■ 現在の専門分野
言語学 (キーワード:その他の語学‐インドネシア語) 
■ 担当経験のある科目
1. アジアの英語(京都産業大学)