研究概要 |
■ 研究概要
◆研究課題
マイノリティ問題の歴史社会学的研究
◆研究概要
部落史に関して、部落の近世起源説に関する研究を広く渉猟し、京都における同和問題の起源につき、地方史料を用いて解明する。
社会学的課題としては、2016年(平成28)12月に同和問題の解決をめざす新たな法律である「部落差別問題の解決の推進に関する法律」が制定された。本研究では、日本における同和問題を中心に、国外の問題にも目を配り、その歴史社会学的な解明をめざす。
21世紀は人権の世紀といわれているが、冷戦終結後も、現在も、世界各地で紛争が絶えない。そうした国際情勢にも目配りして研究を行う。具体的には、国際人権規約、および国連人権委員会の議論を踏まえて、日本における同和問題の位置づけに関して、検討を行う。日本における同和問題に関しては、すでに解消しているとする論者と、世系差別問題として国際的普遍性を主張する考えがあるが、両者の妥当性につき、資料を踏まえて検討する。 |
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業績 |
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