(最終更新日:1000-01-01 00:00:00)
  タニカワ マサユキ   TANIGAWA MASAYUKI
  谷川 正幸
   所属   京都産業大学  理学部 宇宙物理・気象学科
   職種   教授
研究概要
■ 研究概要
◆研究課題
荷電コロイド分散系の構造形成―光回折法によるリアルタイム構造解析

◆研究概要
荷電コロイド粒子をイオン溶液に分散させたコロイド溶液では,粒子の濃度や電荷のちがい,およびイオンの濃度のちがいによって,多彩な現象が観測される。比較的低いイオン濃度において見出された粒子間引力の熱力学的機構を明らかにし,この引力による粒子の自己組織化の様相をできるだけ詳細に調べる必要がある。この研究に必要な精密測定に対応できる光散乱観測装置の開発と評価・改良,特に,光散乱法で問題となる背景散乱による感度低下とその克服について研究をおこなっている。今年度は引き続き光散乱法の背景散乱による感度低下の克服について研究をおこない,特に円偏光と波長依存性について実験的に調べる。
業績
■ 著書・論文歴
1. 論文  Optical absorption and emission bands of Tm3+ions in calcium niobium gallium garnet crystal Optics Communications 186/,127  
2. 2015 論文  Kikuchi-Kossel 法によるコロイド結晶の構造解析
―微小重力下精密測定に向けて Int. J. Microgravity Sci. Appl. 32 (2) 2015, 32020   
3. 2015 論文  Structural Characterizations of Charged Colloidal Crystals Int. J. Microgravity Sci. Appl. 32 (2) 2015, 32020   
4. 2015 論文  コロイド分散系の標準理論を再考する Int. J. Microgravity Sci. Appl. 32 (2) 2015, 32020   
5. 2007 論文  Gravitational sedimentation effect of colloidal silica
crystals in binary systems of titanium dioxide and
silica particles Phase Transitions 80 875-886  
全件表示(21件)
経歴
■ 学歴
1.
(学位取得)
不明 Doctor of Science
2.
(学位取得)
不明 理学博士
3. ~1986 Kyoto University Graduate School, Division of Natural Science
4. ~1986 京都大学 理学研究科 物理学
5. ~1981 Kyoto University Faculty of Science
全件表示(6件)
■ 所属学会
1. 日本物理学会
その他
■ 現在の専門分野
数理物理、物性基礎