研究概要 |
■ 研究概要
◆研究課題
伝統工芸と近代産業――ものづくりの根幹と工業生産Ⅲ
◆研究概要
継続課題である減衰する伝統工芸の価値を問い直し、現代に存続できるあり方を研究する。
伝統工芸は、生活に供する必需品を製造してきた歴史的経緯がある。しかしながら現代社会においては、その主流は工業生産が担っている現状がある。現代の伝統工芸産業が担うべき生活に即した必需品について、調査を通して考察する。また、京都ならではの特殊性もその範疇に入れる。伝統工芸産業の特徴として、挙げることが出来るのは以下のとおり。
・天然材料を用い道具を使って手仕事で作っていくものづくりである
・土地の環境や気候風土に依存し、環境を前提とした循環型産業である
・長い伝統を有している
・つくり方には膨大な知恵や自然観・哲学に根ざした美意識が内包されている
・作り手・使い手の文化でもあり、文化的な側面が強い
減衰し続ける伝統工芸がもつ技術と文化の重要性を、多方面から明らかにする。
前年度までの研究を踏まえ伝統工芸産業が現代社会における立ち位置をさらに明らかにしたい。その上での貢献を模索する。
近代産業との協働をさらに推し進める。
京都ならではの特殊性については、昨年度同様、人も研究の対象とする。 |
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業績 |
■ 著書・論文歴
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経歴 |
■ 学歴
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■ 職歴
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■ 所属学会
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その他 |
■ 研究課題・受託研究・科研費
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■ 展覧会・演奏会・競技会等
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■ ホームページ
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■ メールアドレス
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■ 受賞学術賞
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■ 現在の専門分野
文化財科学 (キーワード:伝統工芸、漆芸、文化財)
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■ 取得特許
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