研究キーワード:人権 同和問題 近現代史
    (最終更新日:2022-09-26 12:41:17)
  ナダモト マサヒサ   NADAMOTO MASAHISA
  灘本 昌久
   所属   京都産業大学  文化学部 京都文化学科
   職種   教授
業績
■ 学会発表
1. 2000 教育における政治の過剰と欠乏(日本教育社会学会)
■ 著書・論文歴
1. 2014/02 著書  歴史の中の障害者(共著)   (共著) 
2. 1999 著書  『ちびくろサンボよすこやかによみがえれ』   (単著) 
3. 1987 論文  全国水平社解消論から部落委員会活動へ 京都部落史研究所紀要 7号 /7, (単著) 
4. 1983 論文  明治期京都における被差別部落の義務教育について 京都部落史研究所紀要 3号 /3, (単著) 
経歴
■ 学歴
1.
(学位取得)
教育学修士(大阪教育大学) 教育学修士
2. 1984/04~1986/03 大阪教育大学大学院 教育学研究科 学校教育 教育学修士
3. 1976/04~1981/03 京都大学 文学部 史学科現代史専攻 卒業
■ 所属学会
1. (社)部落問題研究所
2. (社)部落解放研究所
3. 史学研究会
4. 日本教育社会学会
5. 日本比較教育学会
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その他
■ 研究課題・受託研究・科研費
1.   Career Development of American Highschool Students  
2.   Modern Buraku History in Japan  
3.   近代部落史研究  
■ ホームページ
   https://www.kyoto-su.ac.jp/~nadamoto
■ メールアドレス
  kyoin_mail
■ 現在の専門分野
日本史 (キーワード:人権 同和問題 近現代史) 
科研
■ 研究概要
◆研究課題
マイノリティ問題の歴史社会学的研究

◆研究概要
 部落史に関して、部落の近世起源説に関する研究を広く渉猟し、京都における同和問題の起源につき、地方史料を用いて解明する。
社会学的課題としては、2016年(平成28)12月に同和問題の解決をめざす新たな法律である「部落差別問題の解決の推進に関する法律」が制定された。本研究では、日本における同和問題を中心に、国外の問題にも目を配り、その歴史社会学的な解明をめざす。
 21世紀は人権の世紀といわれているが、冷戦終結後も、現在も、世界各地で紛争が絶えない。そうした国際情勢にも目配りして研究を行う。具体的には、国際人権規約、および国連人権委員会の議論を踏まえて、日本における同和問題の位置づけに関して、検討を行う。日本における同和問題に関しては、すでに解消しているとする論者と、世系差別問題として国際的普遍性を主張する考えがあるが、両者の妥当性につき、資料を踏まえて検討する。