研究キーワード:イタリア文学 イタリア語学 イタリア語学教育
    (最終更新日:2023-04-08 10:33:19)
  コバヤシ ミツル   KOBAYASHI MITSURU
  小林 満
   所属   京都産業大学  外国語学部 ヨーロッパ言語学科
   職種   教授
業績
■ 著書・論文歴
1. 2022/12 著書  ガリレオ書簡集 天文学的発見から聖書解釈まで   (単著) 
2. 2018/03 著書  天野惠先生退職記念論文集(うち「バロック期の感覚主義と「ナイチンゲール」をめぐる考察 -ガリレオ、カンパネッラ、マリーノ、ゴンゴラを対象にして-」を担当)   (共著) 
3. 2014 著書  Ricerche, scoperta, invenzione: l'Italia dei saperi(共著。うちL'infinito di Galileo, 68-74頁を担当)   (共著) 
4. 2010 論文  La lingua di Galileo L\'italiano tra scienza, arte e tecnologia 74-78頁 (単著) 
5. 2009 その他  イタリア文学の現況と翻訳・研究'08 日本文藝家協会編『文藝年鑑2009』 87-89頁 (単著) 
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経歴
■ 職歴
1. 2005/04~ 京都産業大学 外国語学部 ヨーロッパ言語学科 教授
■ 学内役職・委員
1. 2014/10/01~2016/03/31 京都産業大学 教育支援研究開発センター長
2. 2016/04/01~2020/03/31 京都産業大学 外国語学部長
3. 2020/10/01~ 京都産業大学 副学長
4. 2020/10/01~ 京都産業大学 教学センター長
その他
■ 講師・講演
1. 2020/02/10 ガリレオ・ガリレイと宇宙像を描くイタリア文学(東京文化会館4階大会議室)
2. 2019/12/21 ガリレオの冒険 宇宙をめぐる科学と人をめぐる学問(京都産業大学神山天文台ホール)
3. 2018/06/30 ガリレオのことばの魅力
■ 委員会・協会等
1. 2010/06/30~ 実用イタリア語検定協会 会長
■ 現在の専門分野
ヨーロッパ文学 (キーワード:イタリア文学 イタリア語学 イタリア語学教育) 
科研
■ 研究概要
◆研究課題
①イタリア文学における宇宙像・宇宙観
②和文伊訳と伊文構造分析&翻訳をベースとしたイタリア語教授法の構築

◆研究概要
① 聖フランチェスコやダンテの中世から、ペトラルカやアリオストのルネサンス、そしてガリレオを経て、近代のレオパルディやパスコリ、20世紀のアヴァンギャルドの未来派やカルヴィーノへと、イタリア文学には宇宙像・宇宙観を描くことが一貫して流れている。この流れの全体像を把握することと並行して、テーマの中核に存在しているガリレオについて、特に月の構造や新星や彗星、太陽黒点等の位置を確定するための数学(特に幾何学)的方法のあり様や、無限と無限小の問題など宇宙や物質に数学が結びつく様を、同時代の他の研究者の言説とも比較しつつ、解明することを目指す。
② 従来型の練習問題ベースの文法教育には限界があるので、実際に文や文章を構築できる真の語学力を身につけさせる方法を模索してきた。語彙を覚える一方で意識して文法事項を他者に説明できるようになりつつ、和文伊訳をベースとした問題に繰り返しチャレンジし、それをグループワークで解決していく学びのスタイルを2014年より導入し、成果を収めてきたが、その経験を踏まえて、日本人学習者により適合する、本格的なイタリア語の教科書もしくは学習書を作成したいと考えている。2021年度までは文法の前半のみを対象とした授業を担当していたが、それに加えて2022年度は後半を対象とする授業も担当し、文法全体を通した学修を構築するための足掛かりとした。この2022年度の取り組みでは、複文を理解させることの難しさが問題点として浮かび上がってきたので、その解決が2023年度の中心的課題となる。この課題は、複雑なイタリアの書き言葉を分析しつつ翻訳できる能力を身につけさせる必要性とも結びつく。さまざまな文化ジャンルにおける日本のイタリア語翻訳者の成果を具体的に分析することで、どのように複雑なイタリア語文を処理しているのかのデータを蓄積・分類していきたい。