(最終更新日:2022-09-06 18:01:34)
  シモダ ユキオ   SHIMODA YUKIO
  下田 幸男
   所属   京都産業大学  外国語学部 ヨーロッパ言語学科
   職種   教授
業績
■ 学会発表
1. 2016 「として」に相当するスペイン語の表現について ―por, como, de-を中心に―(関西スペイン語研究会)
2. 2015 「みなす」に相当するスペイン語の表現 ―dar por + participioを中心に―(関西スペイン語研究会)
3. 2014 「みなす」に相当するスペイン語の構文について(SELE)
4. 2013 Sobre la construcción ir de + sustantivo(El 7º Simposio Internacional de CEPE en México)
■ 著書・論文歴
1. 2019/03 その他  叙述補語構文におけるスペイン語の前置詞の使用の通時的変化について 京都産業大学論集. 人文科学系列 52,215-235頁 (単著) 
2. 2016/03 論文  主体性と異文化受容力を育成する正課外プロジェクト型教育の実践と評価 : WACE 世界大会の学生企画活動の事例より 高等教育フォーラム 6,49-63頁 (共著) 
3. 2016 論文  「みなす」に対応するスペイン語の構文について 京都産業大学論集人文科学系列第49号 (49),pp. 391-414頁  
4. 2014 論文  スペイン語の「ir de+名詞」構文について Hispánica (58)  
5. 2014 論文  スペイン語の構文<tener + 過去分詞>の再検討 京都産業大学論集人文科学系列第47号 (47号),pp. 169-184頁  
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経歴
■ 学歴
1. 1998/04~2002/03 上智大学 外国語学研究科 言語学 博士課程単位取得満期退学
2. 1998/03
(学位取得)
言語学修士(上智大学大学院) 修士
3. 1996/04~1998/03 上智大学 修士課程修了
■ 職歴
1. 2013/04~ 京都産業大学 外国語学部 ヨーロッパ言語学科 教授
■ 所属学会
1. 日本イスパニア学会、関西スペイン語研究会
■ researchmap研究者コード
7000004575
その他
■ 研究課題・受託研究・科研費
1. 2008~2014  スペイン語の構文研究  
■ メールアドレス
  kyoin_mail
■ 現在の専門分野
言語学 
科研
■ 研究概要
◆研究課題
スポーツにおける外国語習得の重要性について

◆研究概要
 スポーツは、国境や文化を超えた交流を促進することがある。そのため、多くのスポーツ選手にとって、外国語習得は非常に重要なスキルとなる。本研究では、スポーツアスリートにおける外国語習得の重要性とその影響について、海外での報道や文献などに基づいて考察していく予定である。
 本年度はまずサッカーにおける外国語習得の問題についてフォーカスする予定である。サッカーは世界で最も多くの人がプレーし、各国にサッカー協会が存在する。そこではリーグ戦形式の試合が毎週のように行われ優勝を目指し各チームはしのぎを削っている。選手たちはより高いレベルや報酬などを求めて国内だけでなく、外国のチームでプレーすることも多く、その際、サッカーのレベルやスタイルの違いだけでなく、言語、文化の違いで起こるコミュニケーションの問題で実力を十分に発揮できない事象が散見される。
 その中で最も重要になるのが言語である。サッカーは個人競技ではないので、監督コーチだけでなく、選手間のコミュニケーションがとても重要になる。多くの国で第一外国語である英語が国語であるイギリスやアメリカ、オーストラリアなどのチームであればまだしも、イギリスを除くヨーロッパへの移籍は言語習得面で大きな困難を抱えることになる。
 今年度は特にスペインに移籍した日本人選手に焦点を当て、国内外での報道や動画サイトでの本人のインタビューなどの参考にしながら、選手としての活躍と言語習得の関係、スペイン独自の文化的な障壁などについて考察し、まずは本研究テーマについて研究ノートを本年度中に仕上げる予定である。