研究キーワード:インタラクションデザイン、インタラクティブシステム、ユーザインタフェース、情報視覚化・聴覚化、ユビキタスコンピューティング、エンタテイメントコンピューティング
    (最終更新日:2021-11-03 10:36:49)
  ミナクチ ミツル   MINAKUCHI MITSURU
  水口 充
   所属   京都産業大学  情報理工学部 情報理工学科
   職種   教授
業績
■ 学会発表
1. 2021/09/01 回して遊ぶスマホリングアプリ(エンタテインメントコンピューティング2021)
2. 2021/09/01 既存のゲームシステムを温冷覚での情動変化で支援するシステムの開発(エンタテインメントコンピューティング2021)
3. 2021/08/31 自動車変速操作時の聴覚刺激呈示によるエンタテインメント性拡張の検討(エンタテインメントコンピューティング2021)
4. 2021/08/30 Selective Search を用いた構図改善を行う画像トリミングアプリケーションの提案(エンタテインメントコンピューティング2021)
5. 2020/08/30 ガチャにおける「宗教」はどのように産み出されるか(エンタテインメントコンピューティング2020)
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■ 著書・論文歴
1. 2019/11 論文  偶然の遊びにおける確率認知とエンタテインメント性との関係の調査 情報処理学会論文誌 60(11),1943-1952頁 (共著) 
2. 2012 論文  文字アニメーションによる動き方が表現された感情に与える影響に関する基礎調査 ヒューマンインタフェース学会論文誌 14/1, 9-19  
3. 2007 論文  周辺情報の風覚化によるコンテンツ閲覧支援 日本データベース学会Letters 6/1,117-120  
4. 2007 論文  風覚化による情報の気付きと理解の支援 ヒューマンインタフェース学会論文誌 9/3,77-86  
5. 2006 論文  AmbientBrowser: Web Browser in Everyday Life Ambient Intelligence in Everyday Life, Lecture Not 3864,157-177  
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経歴
■ 学歴
1.
(学位取得)
京都工芸繊維大学 博士(工学)
2. 2001/04~2004/03 京都工芸繊維大学 工芸科学研究科 情報・生産科学専攻 博士課程修了 博士(工学)
3. 1988/04~1990/03 京都大学 工学研究科 工業化学専攻 修士課程修了
4. 1984/04~1988/03 京都大学 工学部 工業化学科 卒業
■ 所属学会
1. the Association for Computing Machinery (ACM)
2. ヒューマンインタフェース学会
3. 2011~2013 ∟ 論文誌編集委員
4. 情報処理学会
5. ∟ HCI研究会幹事, EC研究会委員, 論文誌編集委員
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その他
■ 研究課題・受託研究・科研費
1. 2018~2020  偶然の遊びのエンタテインメント性に関する研究 基盤研究(C) (キーワード:エンタテインメント性、偶然性、主観的確率)
2. 2015~2017  エンタテインメントコンピューティングにおける偶然の演出に関する研究 基盤研究(C) (キーワード:エンタテインメントコンピューティング、エンタテインメント性、偶然、演出効果)
3. 2012~2014  電子書籍向けタイポグラフィ技法の研究 基盤研究(C) (キーワード:メディア表現、ユーザインタフェース、コンテンツ処理、メディアインタラクション、タイポグラフィ)
4. 2008~2012  放送番組とウェブ情報を用いた低信頼度情報の発見と知織化に関する研究 基盤研究(B) (キーワード:情報システム、コンテンツ、情報信頼性)
5. 2008~2011  文字の動的スタイリングによる情報表現およびインタラクションの研究 基盤研究(C) (キーワード:ユーザインタフェース、情報表現、XML)
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■ ホームページ
   http://mmil.cse.kyoto-su.ac.jp/MIL/MitsuruMinakuchi.html
■ 現在の専門分野
ヒューマンインタフェース、インタラクション, エンタテインメント、ゲーム情報学 (キーワード:インタラクションデザイン、インタラクティブシステム、ユーザインタフェース、情報視覚化・聴覚化、ユビキタスコンピューティング、エンタテイメントコンピューティング) 
■ 取得特許
1. アニメーション再生端末、アニメーションの再生方法、および、そのプログラム(3385320)
2. コンテンツ処理装置、コンテンツ処理プログラムおよびコンテンツ処理方法(4736728)
3. コンテンツ処理装置、コンテンツ処理プログラムおよびコンテンツ処理方法(4836068)
4. コンテンツ処理装置、コンテンツ処理プログラムおよびコンテンツ処理方法(4836069)
5. コンテンツ編集装置、コンテンツ編集プログラムおよびコンテンツ編集方法(4798479)
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科研
■ 研究概要
◆研究課題
多様な感覚呈示による情動制御に関する研究

◆研究概要
 多くのエンタテイメントコンテンツでは主に視覚と聴覚を通じて体験者の情動を引き起こしている。一方、近年のVirtual Reality技術の進展により力触覚を始め様々な感覚の利用が実用化され、応用事例も増えてきている。これまで振動と温冷感を対象としてエンタテインメントにおける情動制御の効果を検証してきた。今年度は温冷感の応用を中心に研究を発展させる。また、これまで対象としてこなかった感覚や面白さについても検討を進める。
 温冷感の応用について、温冷覚呈示デバイスの作成とコンテンツ作成に取り組む。温冷感呈示デバイスについては、これまでは検証実験目的であったためマウスに貼り付けるなどで対応してきたが、実用に耐えうるデバイスとして作成する。ゲームコントローラ型と首掛け型を検討している。3Dプリンタで作成した外殻にコントローラー部品・ペルチェ素子・排熱機構を組み込むことを計画している。コンテンツについては、独自開発、オープンソースソフトウェアの改造、既存コンテンツとの連動モジュールの作成、の3タイプを検討しているが、それぞれのタイプは一長一短であるため、まず基本機能を検証するために独自開発に重点を置く。
 これまでの研究で取り組んできた表象と情動の関係に基づけば、さらに多様な感覚について効果を期待できる。様々な感覚呈示について、錯覚などによる疑似感覚を含めて調査していきたい。また例えばナンセンス系のものなど、これまであまり注目されていないような多様なエンタテインメントコンテンツの面白さについて分析し、感覚呈示との組み合わせを検討する。