研究キーワード:能楽、Cognition、美学、演劇学、能楽、Cognition、美学、演劇学、能楽
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    (最終更新日:1000-01-01 00:00:00)
  ペレツキア デイエゴ   PELLECCHIA DIEGO
  ペレッキア ディエゴ
   所属   京都産業大学  文化学部 京都文化学科
   職種   准教授
研究概要
■ 研究概要
◆研究課題
能楽の作品研究と上演分析

◆研究概要
本年度の研究はBloomsbury出版社から出版する予定の本「Noh: Japanese Classical Dance-Drama」を中心に行います。

日本の能楽は、14世紀に誕生して以来、知的エリートから武士階級、仏教聖職者から庶民まで、幅広い層の観客に愛されてきた。長い歴史の中で、能は他の伝統芸能にも影響を与え、19世紀後半からは、現代演劇の創作活動にもインスピレーションを与えていた。日本では能は伝統芸術として崇められていますが、海外ではエッジの効いた前衛的なものとして受け止められています。
本書は、能の持つ役割や価値が国内外で異なることを踏まえ、第一に、豊かな能の伝統を包括的に紹介すること、第二に、能にインスピレーションを求める演劇研究者や実践者にとって、本書が身近で役立つものになることを念頭に置いて企画された。そのために、日本語の最新かつ専門的な研究と、ナラトロジー、記号論、パフォーマンス分析、身体性の理論など、現代演劇研究の膨大なコーパスの両方から引用している。
「歴史」の章では、時代ごとの芸術の変遷を、特に演者、芸術、パトロンの関係に注目して解説し、「演目」の章では、《敦盛》と《隅田川》の2つの演目を多角的に深く分析し、「演出」の章では、舞踊、音楽、舞台美術などパフォーマンスの様々な側面に焦点を当てている。付録として、英語と日本語のリソースを集めた参考文献と、能《敦盛》と《隅田川》の全訳を記載する予定です。
業績
■ 学会発表
1. 2023/11/12 Religious and secular aspects of nō as ritual in contemporary Japan(Performing Arts in Contemporary Japanese Society University of Hyogo)
2. 2023/10/28 Reception of Nō and Kyōgen in Italy in the First Half of the Twentieth Century(The 44th Annual Conference of the Ezra Pound Society of Japan, University of Hyōgo)
3. 2023/04/26 Analog/digital transmissions of nō knowledge(Performing Intermedia in Japan (Stanford University, Humanities Center))
4. 2022/12/04 Benefits of nō practice on wellbeing(AJJ - Anthropology of Japan in Japan)
5. 2022/03/17 Effects of Covid on Japanese theatre(J-Pest Pandeminars)
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■ 著書・論文歴
1. 2027/01 その他  日本におけるパフォーマンス・ハンドブック   (共著) 
2. 2025/04 その他  能: 日本の古典舞踊劇   (共著) 
3. 2024/10 論文  Training, Practice, and Production A Companion to Noh and Kyogen Theatre   
4. 2024/10 その他  英語版能楽全書   (共著) 
5. 2023/10 その他  日本文化研究所シンポジウム「きょうの音」 報告 あおい 29,22-25頁  
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経歴
■ 学歴
1.
(学位取得)
ロンドン大学ロイヤルホロウエイ校 博士
2. 2011
(学位取得)
ロンドン大学ロイヤルホロウエイ校 博士
3. 2007/09~2011/09 ロンドン大学ロイヤルホロウエイ校 演劇学部 博士課程
4. 1999/09~2006/09 ベローナ大学 外国語学部 英米文学
■ 職歴
1. 京都産業大学 文化学部
2. 京都産業大学 文化学部
3. KCJS 京都アメリカ大学コンソーシアム
4. KCJS Kyoto Consortium for Japanese Studies
5. 2017/04~ 京都産業大学 文化学部 京都文化学科 准教授
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■ 教育上の能力
●教育に関する発表
1. 2019/07/14 演目解説〈道成寺〉
2. 2019/09/03 An Introduction to Noh and Kyogen
3. 2019/10/04 演目解説〈高砂〉
■ 主要学科目
京都文化学科
■ 所属学会
1. AAP Association for Asian Performance
2. AAS Association for Asian Studies
3. EAJS European Association for Japanese Studies
4. IFTR International Federation for Theatre Research
5. ISEAS イタリア東方学研究所
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■ 資格・免許
1. 2011/06/15 Associate of the Higher Education Academy (英国)
2. 2020/01/01 シテ方金剛流師範
その他
■ 社会における活動
1. 2024/10 見えないものがダンスになる
2. 2024/07 もっと知りたい!世界から見た日本の伝統芸能
3. 2024~2024 Discover BUNRAKU
4. 2023/12 How centuries of Japanese folklore inspired ‘The Boy and the Heron‘
5. 2023/11 Kabuki and Noh are evolving with the times. Here’s how to experience them.
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■ 研究課題・受託研究・科研費
1. 2021/04~2025/03  能の「ことば」の包括的・領域横断的研究に向けたオンライン・リソース構築 基盤研究(A) 
2. 2021/04~2025/03  能の「ことば」の包括的・領域横断的研究に向けたオンライン・リソース構築 基盤研究(A) 
3. 2019/04  能楽とデジタルヒューマニティーズ  
4. 2019/04  能楽とデジタルヒューマニティーズ  
5. 2016/04~2020/03  能楽及び能楽研究の国際的定位と新たな参照標準確立のための基盤研究 基盤研究(B) 
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■ 講師・講演
1. 2024/06/18 An Intercultural Journey Through Noh
2. 2019/10/06 演目解説〈高砂〉
3. 2019/07/14 演目解説〈道成寺〉
■ ホームページ
   https://diegopellecchia.com/
   https://diegopellecchia.com/
■ 受賞学術賞
1. 2013 IFTR New Scholars’ Prize
■ 現在の専門分野
日本伝統芸能, 演劇学, 美学, 伝統芸能, 美学, 伝統芸能 (キーワード:能楽、Cognition、美学、演劇学、能楽、Cognition、美学、演劇学、能楽) 
■ researchmapその他
1. 2016/04 Planning, developing and content creation for the JPARC - Noh website
2. 2016/04 Planning, developing and content creation for the JPARC - Noh website
3. 2016/08 Translations of subtitles for Noh theatre performances (Hinoki Shoten)
4. 2016/08 Translations of subtitles for Noh theatre performances (Hinoki Shoten)
5. 2017/10 English translation and editing of the pamphlet for the new noh 'Omokage'.
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