研究キーワード:分散システム、ネットワークコンピューティング、安全性・信頼性、メタヒューリスティックス、分散システム、データーベース、故障検出、高信頼性、システム管理、故障検出器、ネットワーク、ネットワーク・コンピューティング、ソフトウェアフレームワーク、分散アルゴリズム、耐故障システム、サービス指向アーキテクチャ、アクセス制御、P2Pシステム、トランザクション処理、信用度、耐故障性、耐障害システム、自律分散システム、Peer-to-Peerシステム、サービス品質(QoS)、モバイルエージェント、大規模分散システム、グループ通信、高速ネットワーク、メタヒューリスティックス、分散システム、データーベース、故障検出、高信頼性、システム管理、故障検出器、ネットワーク、ネットワーク・コンピューティング、ソフトウェアフレームワーク、分散アルゴリズム、耐故障システム、サービス指向アーキテクチャ、アクセス制御、P2Pシステム、トランザクション処理、信用度、耐故障性、耐障害システム、自律分散システム、Peer-to-Peerシステム、サービス品質(QoS)、モバイルエージェント、大規模分散システム、グループ通信、高速ネットワーク
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    (最終更新日:1000-01-01 00:00:00)
  ハヤシバラ ナオヒロ   HAYASHIBARA NAOHIRO
  林原 尚浩
   所属   京都産業大学  情報理工学部 情報理工学科
   職種   教授
研究概要
■ 研究概要
◆研究課題
ORAMとTEEによる安全な分散システムの構築

◆研究概要
オペレーティングシステムの脆弱性によるサービスの停止やデータの漏洩などが社会問題となっており,これに対処するために様々なCPUベンダがハードウェア協調型高信頼実行環境TEEを提供している.TEEはエンクレーブと呼ばれる保護されたメモリ領域を作成して認証されたプロセスのみがそのエンクレーブにアクセスできる.これによってたとえオペレーティングシステムが侵入や権限の乗っ取りなどの外部攻撃にさらされたとしてもエンクレーブにアクセスすることができず重要なデータを保護できるという仕組みである.しかし,いくつかのTEE(たとえばIntel SGXなど)はタイミング攻撃やサイドチャネル攻撃などに脆弱であることが知られており,社会インフラとなるような高度なセキュリティが求められているシステムを動作させるためには更なる安全性が求められている.本研究では暗号的難読化手法であるOblivious Random Access Memory (ORAM)を用いて実行系列,メモリのアクセスパターンなどを外部から読み取り困難な状態にし,タイミング攻撃やサイドチャネル攻撃に耐性を持たせる.また,この性質を利用して安全な分散システムの構築を行い,本研究で提案する手法が分散システムのビルディングブロックとなることを示す.具体的には,安全性の高いリーダ選挙プロトコル(SSLE)を実装し,有効性を検証する.SSLEはPoS型のブロックチェーンにおいてリーダが早期に判明することによってリーダがDDoSなどの攻撃を受けブロックの生成が困難になるという問題を解決する手法として注目されており,本研究で新たなSSLEプロトコルを提供することによるインパクトは大きいと考えている.
業績
■ 著書・論文歴
1. 2022 論文  Message Delivery of Nomadic Lévy Walk Based Message Ferry Routing in Delay Tolerant Networks. Advanced Information Networking and Applications - Proceedings of the 36th International Conference on Advanced Information Networking and Applications (AINA-2022) 259-270頁 (共著) 
2. 2022 論文  The Probability of Encounters of Mutual Search Using Lévy Walk on Unit Disk Graphs. NBiS'22 90-101頁 (共著) 
3. 2021 論文  Message Ferry Routing Based on Nomadic Lévy Walk in Delay Tolerant Networks. Advances in Networked-Based Information Systems - The 24th International Conference on Network-Based Information Systems (NBiS-2021)(NBiS) 82-93頁  
4. 2021 論文  Message Ferry Routing Based on Nomadic Lévy Walk in Wireless Sensor Networks. Advanced Information Networking and Applications - Proceedings of the 35th International Conference on Advanced Information Networking and Applications (AINA-2021) 436-447頁  
5. 2020/04 論文  Performance Evaluation of Nomadic Lévy Walk on Unit Disk Graphs Using Hierarchical Clustering. In Proc. of AINA 2020 512-522頁  
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経歴
■ 学歴
1. 2004
(学位取得)
北陸先端科学技術大学院大学 博士(情報科学)
2. 2001/11~2002/03 スイス連邦工科大学ローザンヌ校 計算機・通信科学科 留学
3. 2001/04~2004/06 北陸先端科学技術大学院大学 情報科学研究科 情報システム学専攻 博士課程修了 博士(情報科学)
4. 1999/04~2001/03 北陸先端科学技術大学院大学 情報科学研究科 情報システム学専攻 修士課程修了 修士(情報科学)
5. 1995/04~1999/03 和歌山大学 経済学部 社会システム設計学科
■ 職歴
1. 2023/04~ 京都産業大学 情報理工学部 情報理工学科 教授
2. 2022/09~2023/08 ヌーシャテル大学 理学部 コンピュータ科学科 招聘教授
3. 2018/04~2023/03 京都産業大学 情報理工学部 情報理工学科 准教授
4. 2013/04~2018/03 京都産業大学 コンピュータ理工学部 コンピュータサイエンス学科 准教授
5. 2008/04~2013/03 京都産業大学 コンピュータ理工学部 コンピュータサイエンス学科 助教
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■ 所属学会
1. ACM
2. IEEE
3. 情報処理学会
その他
■ 研究課題・受託研究・科研費
1. 2023/04~2027/03  ディペンダブルな分散システム実現のためのモデルチェッキング技術の開発 基盤研究(B) 
2. 2023/04~  ディペンダブルな分散システム実現のためのモデルチェッキング技術の開発 基盤研究(B) 
3. 2016/04~2020/03  体験型3Dデジタルアーカイブのためのフレームワーク 基盤研究(C) 
4. 2012/04~2015/03  ディペンダブル・データベースシステムのためのサービス指向フレームワーク 若手研究(B) 
5. 2008/04~2011/03  大規模システム管理のための自律分散型モニタリングシステム 若手研究(B) 
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■ 委員会・協会等
1. 2006~2009 情報処理学会 DPS研究会運営委員
2. 2006~2009 情報処理学会 マルチメディア通信と分散処理(DPS)研究会 運営委員 (2006-2009)
■ ホームページ
   https://www.cc.kyoto-su.ac.jp/~naohaya
   https://www.cc.kyoto-su.ac.jp/~naohaya
■ 受賞学術賞
1. 2011 山下記念研究賞 (情報処理学会)
2. 2009 最優秀論文賞 (情報処理学会 第17回マルチメディア通信と分散処理ワークショップ)
3. 2005 Best Paper Award (The 1st International Workshop on Distributed, Parallel and Network Applications (DPNA 2005) )
4. 2004 Best Presenter Award (情報処理学会 第12回マルチメディア通信と分散処理ワークショップ)
■ 現在の専門分野
ソフトウェア, 計算機システム, データベース, 情報ネットワーク, 計算機システム, 情報ネットワーク, 計算機システム (キーワード:分散システム、ネットワークコンピューティング、安全性・信頼性、メタヒューリスティックス、分散システム、データーベース、故障検出、高信頼性、システム管理、故障検出器、ネットワーク、ネットワーク・コンピューティング、ソフトウェアフレームワーク、分散アルゴリズム、耐故障システム、サービス指向アーキテクチャ、アクセス制御、P2Pシステム、トランザクション処理、信用度、耐故障性、耐障害システム、自律分散システム、Peer-to-Peerシステム、サービス品質(QoS)、モバイルエージェント、大規模分散システム、グループ通信、高速ネットワーク、メタヒューリスティックス、分散システム、データーベース、故障検出、高信頼性、システム管理、故障検出器、ネットワーク、ネットワーク・コンピューティング、ソフトウェアフレームワーク、分散アルゴリズム、耐故障システム、サービス指向アーキテクチャ、アクセス制御、P2Pシステム、トランザクション処理、信用度、耐故障性、耐障害システム、自律分散システム、Peer-to-Peerシステム、サービス品質(QoS)、モバイルエージェント、大規模分散システム、グループ通信、高速ネットワーク)