研究キーワード:国際関係論、地球環境ガバナンス、グローバル・ガバナンス
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    (最終更新日:1000-01-01 00:00:00)
  イグチ マサヒコ   IGUCHI MASAHIKO
  井口 正彦
   所属   京都産業大学  国際関係学部 国際関係学科
   職種   准教授
研究概要
■ 研究概要
◆研究課題
ポストSDGsをめぐるグローバル・ガバナンスに関する研究

◆研究概要
2015に採択された持続可能な開発目標は2030年にその期限を迎えることから、近年、国連100周年にあたる2045年を目標と想定する次の目標(ポストSDGs)が議論され始めた。
本研究の目的は、このポストSDGsを巡る議論を整理し、SDGsを後継するグローバル目標とはどのようなものであるのかについて考察を行うことである。
SDGsは持続可能な社会の構築を目指して策定された17の目標と169のターゲットから構成されるグローバルな目標であるが、多数の規範を抱き合わせた「複合規範」であるが故に実効性の確保が困難であることなどが指摘されてきた。
昨年度は、SDGsに対する批判の整理を国連のハイレベル政治フォーラムにおける議論及び既存研究レビューを行い、その成果を2023年5月にミネルヴァ出版から刊行予定の共編著に収録した。
今年度は、2022年度に引き続き、SDGsをめぐる「複合規範」にはどのようなものがあるのか、国連のハイレベル政治フォーラムにおける議論及び既存研究レビューを行うことで整理することを目的とする。
業績
■ 学会発表
1. 2024/11/09 日本における排出量排出取引制度の導入に向けた課題と展望(東アジア日本研究者協議会第8回国際学術大会)
2. 2016/03/17 Chair of the Roundtable: 'Governing through Goals: A Goal-Driven Approach for Sustainable Development'(International Studies Association 57th Annual Convention)
3. 2015/09/15 Japan’s Climate Governance after the Kyoto Protocol and beyond Fukushima Disaster(Kyoto Graduate Seminar, Kyoto University)
4. 2015/09 Education as the strategic means of implementation for Sustainable Development Goals: Lessons from Water and Health Literacy(13th International Conference on Education and Development)
5. 2015/02/14 SDGsをめぐる国際動向~環境・食糧・健康と『持続可能性』(持続可能な開発目標(SDGs)とポスト2015年開発アジェンダ)
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■ 著書・論文歴
1. 2025 論文  日本における排出量取引制度をめぐる制度形成:経路依存性の観点からの分析 Forthcoming  (単著) 
2. 2024/03 論文  中国における自動車燃費規制をめぐる政策ネットワーク 京都産業大学論集社会学系列 (41) (単著) 
3. 2023/05 著書  国際関係入門   (共著) 
4. 2021/09 著書  A Simple Introduction to International Relations: Issues   (共著) 
5. 2020/03 著書  Sustainability and the Automobile Industry in Asia: Policy and Governance   (共著) 
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経歴
■ 学歴
1. 東京工業大学 博士課程修了 博士(学術)
2. 2005/09~2006/09 ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス・アンド・ポリティカルサイエンス国際関係学研究科 Department of International Relations MSc International Relations (Research) 修士課程修了
■ 職歴
1. 2019/04~ 京都産業大学 国際関係学部 国際関係学科 准教授
2. 2018/04~2019/03 京都産業大学 外国語学部 国際関係学科 准教授
3. 2015/04~2018/03 京都産業大学 外国語学部 国際関係学科 助教
4. 2014~2015 国際連合大学サステイナビリティ高等研究所 研究員・ポスドク
■ 主要学科目
グローバル・ガバナンス論I・II、国際社会と環境I・II、国際関係研究演習I・II・III・IV、Issues in International Relations I・II, Introduction to Politics, International Environmental Politics
■ 所属学会
1. International Studies Association
2. 日本国際政治学会
3. 環境経済・政策学会
その他
■ 社会における活動
1. 2016/03~2016/03 「世界銀行キャリアセミナー:国際機関で働く」
2. 2015/09~2015/09 ダイバーシティが創る卓越性~学術界における女性・若手研究者の進出~
■ 研究課題・受託研究・科研費
1. 2017/04~2022/03  自動車燃費規制における政策波及と収斂過程の動態とその影響に関する研究  
■ 講師・講演
1. 2016/09/21 Japanese Climate Policy
2. 2015/05/01 環境規制の収斂:自動車燃費規制の事例より
3. 2014/05/14 Governance for Sustainable Development Goals
■ 委員会・協会等
1. 2022 国際会議「2022 Toronto Earth System Governance Conference」 International Review Panel(国際査読委員)
2. 2021 国際会議「Earth System Governance 2021 Bratislava Conference on Earth System Governance 」 International Review Panel(国際査読委員)
3. 2020 国際会議「Earth System Governance 2020 Bratislava Conference on Earth System Governance 」 International Review Panel(国際査読委員)
4. 2019 国際会議「Earth System Governance 2019 Mexico Conference」 International Review Panel(国際査読委員)
5. 2017 国際会議「Earth System Governance 2017 Lund Conference」 International Review Panel(国際査読委員)
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■ 現在の専門分野
環境影響評価 (キーワード:国際関係論、地球環境ガバナンス、グローバル・ガバナンス) 
■ 担当経験のある科目
1. Field Research in Japan (Japan's energy governace)(京都大学大学院)
2. 日本・アジア国際関係特講(長崎大学大学院)
3. Global Governance for Sustainability(United Nations University Institute for the Advanced Study of Sustainability (UNU Intensive Core Courses))
4. Globalization and Environmental Issues(立命館大学)
5. 環境政策論(立命館大学大学院)
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