研究キーワード:朝鮮語学、朝鮮語史、朝鮮語音韻史、文献学。
    (最終更新日:2024-03-18 10:02:58)
  スギヤマ ユタカ   SUGIYAMA YUTAKA
  杉山 豊
   所属   京都産業大学  外国語学部 アジア言語学科
   職種   准教授
業績
■ 学会発表
1. 2021/10/23 『校註歌曲集』을 통해 살핀 前間恭作의 한국어사 연구의 일단면(2021년 민족어문학회 추계학술대회 ‘타자의 시선에 비친 한국어문학’)
2. 2021/10/09 韓國語史 研究와 傳統音樂 -音韻史 資料로서 본 歌曲의 價値-(2021 세계 한국어 한마당)
3. 2021/05/22 韓國語 音韻史 資料로서 본 歌曲文獻 ——聲調史 및 音樂史 研究에 對한 寄與의 可能性——(제1회 성균 한국어학 국제학술대회 ‘포스트 코로나 시대의 한국어학의 연구 방향과 발전 모색’)
4. 2019/12/21 15、16世紀朝鮮“漢文”讀法與朝鮮語文體淺析(第一届东亚地区汉字文化研究国际学术研讨会:汉字文化在亚洲地区的传播与环流)
5. 2019/10/05 16世紀末 校正廳 經書 諺解書 諺解文의 性格에 對한 考察 ——『論語諺解』를 例로——(第130次 大東漢文學會 國際學術會議, 2019年 秋季學術大會)
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■ 著書・論文歴
1. 2023/12 論文  【資料紹介】東国大学校所蔵乙亥字本『老朴集覽』について 朝鮮学報 (第262輯),155-187頁 (共著) 
2. 2022/08 論文  朝鮮・世祖による仏典整理・編纂・刊行事業とその顛末――仏典諺解文献の言語への検討を通して 横内裕人編『【アジア遊学272】対馬の渡来版経――護り伝える東アジアの至宝』 214-232頁 (単著) 
3. 2021/12 論文  『校註歌曲集』을 통해 살핀 前間恭作의 한국어사관의 일단면 ―前間恭作 인식 속의 ‘近代/近古’ 한국어― 어문논집 (제93집),343-388頁 (共著) 
4. 2021/03 著書  『漢字を使った文化はどう広がっていたのか 東アジアの漢字漢文文化圏』(東アジア文化講座 第2巻)   (共著) 
5. 2021/03 著書  術数学の射程――東アジアの「知」の伝統――   (共著) 
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経歴
■ 学歴
1. 2009/03~2019/02 ソウル大学校 国語国文学科 国語学専攻 博士課程修了 文学博士
2. 2006/04~2008/03 東京外国語大学大学院 地域文化研究科 言語文化専攻(言語・情報学研究コース) 修士課程修了 修士(言語学)
その他
■ メールアドレス
  kyoin_mail
■ 受賞学術賞
1. 2019/12 國語學會 一石國語學研究獎勵賞
■ 現在の専門分野
言語学 (キーワード:朝鮮語学、朝鮮語史、朝鮮語音韻史、文献学。) 
科研
■ 研究概要
◆研究課題
『歌曲源流』‘連音標’の基礎的研究――朝鮮語アクセント史資料としての再照明――

◆研究概要
本課題における2023年度の研究は、大きく以下の二つの方向性の下、計画されている。
一点目は、『歌曲源流』系諸本における、旋律とアクセントとの対応の‘例外’に対する解釈、原因究明である。この過程では、2022年度に行った、『歌曲源流』以前の諸歌集との対校の結果が生かされよう。また、旋律とアクセントとの間における一致/不一致は、楽曲内の位置によっても、その頻度や傾向性に異なりがあるようである。個別事例につき、多角的な検討を試みたい。
二点目は、『女唱歌謡録』(東洋文庫本、李恵求博士所蔵本の二種)のアクセント資料的性格の究明である。該二書は、本研究で対象とする『歌曲源流』系歌集の中でも、他の諸本と比較した際、アクセントの旋律への反映度や、私用される連音標の種類といったいくつかの面において、大きな差異を示す。かかる特徴につき、19世紀における女唱歌曲の発達との関連も視野に入れ、究明を試みる。