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    (最終更新日:2024-04-01 21:42:10)
     Shinichiro Ito
  伊藤 慎一郎
   所属   京都産業大学  情報理工学部
   職種   特定任用教員(准教授)
業績
■ 学会発表
1. 2017/12/10 デジタルものづくりを活用したアクティブ・ラーニングに関する研究(共創学会 第1回年次大会)
2. 2017/11/03 Global Goals Jam - SDGs のための国際デザインワークショップ-(第 22 回アジア地下水ヒ素汚染フォーラム)
■ 著書・論文歴
1. 2018/02 その他  Design for SDGs in Fukuoka 2017   (共著) 
2. 2017/03 その他  K2 ダイアローグ01 都市の未来を描く   (共著) 
3. 2015/03 論文  障がい者によるパーソナルファブリケーションの可能性 九州大学大学院 芸術工学府 デザインストラテジー専攻 修士課程   
4. 2014/10 論文  POSTURAROMA - The Embodiment of Safety Proceedings of the Colors of Care: The 9th International Conference on Design & Emotion pp.151-155  
経歴
■ 職歴
1. 2022/04~ 京都産業大学 情報理工学部 特定任用教員(准教授)
2. 2018/04~ 京都産業大学 情報理工学部
■ 職務上の実績
●実務の経験を有する者についての特記事項
1. 2019/05/04~2019/05/05 Maker Faire Kyoto 2019への出展Link
その他
■ 研究課題・受託研究・科研費
1. 2017/04~2018/03  デジタルものづくりを通じたアクティブ・ラーニングの教育実態とその効果  
■ 講師・講演
1. 2018/08/24 Materials and Making Matter
2. 2018/06/20 Designing Inclusivity: Best Practices from Global Goals Jam in Asia(Amsterdam, The Netherlands)
3. 2018/03/28 デジタルメイカーを育てる[福岡県]
4. 2018/02/19 デジタルメイカーを育てる: Fabと福祉のコミュニティ形成とプロセス、そしてしごとへ
5. 2017/12/07 プロトタイピング、Fab、インクルーシブデザイン
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■ 受賞学術賞
1. 2022/08 日本感性工学会 第10回かわいい感性デザイン賞 優秀賞 (はじめてのCNC切削をかわいくサポートする「CNC Hello World」)
2. 2020/12 ADADA+CUMULUS 2020 International Conference for Asia Digital Art and Design 2020 Excellent Presentations (Designing Design Education Programs for the SDGs in the Age of COVID-19)
3. 2014/10 The Colors of Care: Design & Emotion 2014, 9th International Conference the Best Design Case Award (POSTURAROMA – The Embodiment of Safety)
■ 現在の専門分野
デザイン学, デザイン学, デザイン学 
科研
■ 担当経験のある科目
1. コンピュータ理工学特別研究I(京都産業大学)
2. コンピュータ理工学特別研究IIA・IIB(京都産業大学)
3. デジタルファブリケーション(京都産業大学)
4. 情報リテラシ基礎演習(京都産業大学)
5. 情報理工学特別研究ⅡA・ⅡB(京都産業大学)
■ 研究概要
◆研究課題
持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けたデザインの視座に基づくプロトタイピング手法と教育的展開

◆研究概要
SDGsの達成に向けた教育手法の研究は盛んに行われ、環境教育、工学教育等のアプローチが試みられてきたが、従来の手法では社会課題解決のための新たな解決策を生み出す創造的な視点に欠けている。そこでデザインの持つ創造的課題解決の知見が期待される。特にデザインプロセスにおける「プロトタイピング」は、概念レベルの解決策に具体的な造形や視覚的記号や機能を与え、具現化する点において有用である。しかし、デザインの持つ創造的課題解決の知見を活かした持続可能性を見据えたプロトタイピング事例は報告が少ない。また、適切な素材の選択、プロトタイピング技法の選択、使用ツールの選択には学習あるいは経験が必要となるが、必要な知識はデザイン学、工学、環境学、化学などの他分野に横断したものであり、体系的にこの手法をまとめた資料は少ない。
本研究は、SDGs の達成に資する創造的課題解決のためのプロトタイピング手法を構築することを目指す。具体的には、デジタルファブリケーション技術などに代表されるデジタル技術を活用したプロトタイピング手法と、素材循環性を踏まえた持続可能性のためのプロトタイピング手法を主テーマとして扱う。本研究の知見をもとに中学、高校などの教育機関でプロトタイピングを用いたSDGs学習プログラムを実施し、検証を行う。デザインの創造的課題解決の知見を習得した人材を 創出し、SDGs の達成を加速させることを目指す。