教員情報 - 三嶋　雄一郎

業績

著書・論文歴

経歴

学歴

職歴


研究キーワード：受精、tRNA、microRNA、コドン、mRNA分解、翻訳、ゼブラフィッシュ、発生、RNA、受精、tRNA、microRNA、コドン、mRNA分解、翻訳、ゼブラフィッシュ、発生、RNA

（最終更新日：2024-03-21 17:37:37）

  ミシマ　ユウイチロウ   Mishima Yuichiro
  三嶋　雄一郎
   所属   京都産業大学生命科学部先端生命科学科

職種教授

業績

■ 著書・論文歴

1.	2022/06	論文	pSNAP: Proteome-wide analysis of elongating nascent polypeptide chains iScience 104516-104516頁
2.	2022/01/18	論文	Ribosome slowdown triggers codon-mediated mRNA decay independently of ribosome quality control. The EMBO journal pp.e109256
3.	2021/02	論文	Tethered Function Assay to Study RNA-Regulatory Proteins in Zebrafish Methods in Molecular Biology 347(354),pp.347-354
4.	2020/12	論文	Protocol for Disome Profiling to Survey Ribosome Collision in Humans and Zebrafish STAR Protocols 1(3),pp.100168-100168
5.	2020/11	その他	動物の事典（共著）
6.	2020/05/05	論文	Genome-wide Survey of Ribosome Collision. Cell reports 31(5),pp.107610-107610
7.	2019/04	その他	遺伝暗号による遺伝子発現制御（単著）
8.	2018/10	論文	Deadenylation by the CCR4-NOT complex contributes to the turnover of hairy-related mRNAs in the zebrafish segmentation clock. FEBS Letters 592(20),pp.3388-3398
9.	2018/07	論文	PAINTing translation Nature Chemical Biology
10.	2017/07	論文	Pervasive yet nonuniform contributions of Dcp2 and Cnot7 to maternal mRNA clearance in zebrafish GENES TO CELLS 22(7),pp.670-678
11.	2016/03	論文	Codon Usage and 30 UTR Length Determine Maternal mRNA Stability in Zebrafish MOLECULAR CELL 61(6),pp.874-885
12.	2016	その他	DOJIN BIOSCIENCEシリーズ「非コードRNA」（共著）
13.	2015/03	論文	Roles of mRNA Fate Modulators Dhh1 and Pat1 in TNRC6-dependent Gene Silencing Recapitulated in Yeast JOURNAL OF BIOLOGICAL CHEMISTRY 290(13),pp.8331-8347
14.	2015	その他	実験医学増刊号「ノンコーディングRNAテキストブック」（共著）
15.	2014/10	論文	MicroRNAs Trigger Dissociation of eIF4AI and eIF4AII from Target mRNAs in Humans MOLECULAR CELL 56(1),pp.79-89
16.	2014/05	その他	Elements and machinery of non-coding RNAs: toward their taxonomy EMBO REPORTS 15(5),pp.489-507
17.	2013	その他	microRNAはどのようにして標的mRNAを抑制するのか? （単著）
18.	2012/12	論文	miR-1 and miR-206 regulate angiogenesis by modulating VegfA expression in zebrafish DEVELOPMENT 139(23),pp.4356-4364
19.	2012/01	論文	Translational inhibition by deadenylation-independent mechanisms is central to microRNA-mediated silencing in zebrafish PROCEEDINGS OF THE NATIONAL ACADEMY OF SCIENCES OF THE UNITED STATES OF AMERICA 109(4),pp.1104-1109
20.	2012/01	その他	Widespread roles of microRNAs during zebrafish development and beyond DEVELOPMENT GROWTH & DIFFERENTIATION 54(1),pp.55-65
21.	2010/06	論文	A Novel miRNA Processing Pathway Independent of Dicer Requires Argonaute2 Catalytic Activity SCIENCE 328(5986),pp.1694-1698
22.	2009/10	論文	DAZL Relieves miRNA-Mediated Repression of Germline mRNAs by Controlling Poly(A) Tail Length in Zebrafish PLOS ONE 4(10),pp.e7513
23.	2009/03	論文	Zebrafish miR-1 and miR-133 shape muscle gene expression and regulate sarcomeric actin organization GENES & DEVELOPMENT 23(5),pp.619-632
24.	2009	その他	ゼブラフィッシュmiR-1と miR-133は骨格筋の遺伝子発現と筋節アクチンを制御する（単著）
25.	2008	その他	RNA実験ノート上巻（共著）
26.	2008	その他	RNA実験ノート下巻（共著）
27.	2007/04	その他	miR-1-2 gets to the heart of the matter CELL 129(2),pp.247-249
28.	2007	その他	microRNAによるゼブラフィッシュ初期発生制御機構（共著）
29.	2006/11	論文	Differential regulation of germline mRNAs in soma and germ cells by zebrafish miR-430 CURRENT BIOLOGY 16(21),pp.2135-2142
30.	2006/04	論文	Zebrafish MiR-430 promotes deadenylation and clearance of maternal mRNAs SCIENCE 312(5770),pp.75-79
31.	2004/02	論文	A novel gene, the protein product of which is mainly expressed in germline cells and in the dorsal structures of Xenopus DEVELOPMENT GENES AND EVOLUTION 214(2),pp.89-95
32.	2004	その他	実験医学増刊号「躍進するRNA研究」（共著）
5件表示
全件表示(32件)

経歴

■ 学歴

1.	(学位取得)	神戸大学博士（理学）
2.	2003/04～2006/09	神戸大学大学院理学研究科生物学専攻（理学博士）
3.	2001/04～2003/03	奈良先端科学技術大学院大学バイオサイエンス研究科（修士）
4.	1997/04～2001/03	大阪市立大学理学部生物学科（学士）

■ 職歴

1.		京都産業大学生命科学部
2.	2019/04～	京都産業大学生命科学部
3.	2018/04～2019/03	京都産業大学総合生命科学部
4.	2012/10～2018/03	東京大学分子細胞生物学研究所
5.	2009/07～2012/09	神戸大学理学部生物学科
6.	2008/04～2009/06	日本学術振興会
7.	2007/01～2009/06	Yale大学医学部遺伝学研究科
8.	2006/10～2006/12	神戸大学大学院理学研究科生物学専攻
5件表示
全件表示(8件)

■ 所属学会

1.		日本RNA学会
2.		日本分子生物学会

その他

■ 社会における活動

1.	2022/02	mRNAの「寿命」、鍵は塩基配列
2.	2016/11	第39回日本分子生物学会年会シンポジウム「mRNAの運命を制御するメタ情報の解読」オーガナイザー（大阪大学河原行郎先生と共同）
3.	2015/02	NHK サイエンスZERO「がんも！老化も！？生命を操るマイクロRNA」
4.	2013/09～2013/09	RNAフロンティアミーティング2013 世話人（東京大学長尾翌手可先生と共同）
5.	2009/12	毎日放送MBS VOICE ポスドク問題特集

■ 研究課題・受託研究・科研費

1.	2022/06～2025/03	翻訳異常を解消するリボソーム品質管理機構の個体内イメージング挑戦的研究(萌芽)
2.	2022/04～2025/03	リボソームの不均一性から生み出される細胞・組織特異的翻訳開始制御機構の解明基盤研究(B)
3.	2020/10～2024/03	母性リボソームの品質管理不全による貧血発症機構の解明 PRIME
4.	2019/07～2021/03	自由自在な遺伝子発現を実現する転写ナノチップの創成
5.	2019/04～2021/03	遺伝暗号に隠された mRNA安定性コードの包括的研究
6.	2018/04～2021/03	コドンによる遺伝子発現制御のダイナミズム
7.	2017/04～2019/03	mRNA 制御因子としての tRNA ネオタクソノミ
8.	2017/04～2019/03	新生鎖合成中のリボソームによる mRNA 安定性制御機構の解明
9.	2016/04～2019/03	RNA 結合蛋白質が細胞シグナルに応答して制御する翻訳と mRNA 分解との連携機構
10.	2016	遺伝暗号に隠されたmRNA安定性コードの研究
11.	2015/04～2018/03	マイクロRNAによる複雑な転写後抑制様式の理解に向けたin vivo解析
12.	2014	受精によってmRNAの安定性が変化するしくみの解明
13.	2014～2015	受精を引き金としてmRNAの安定性が変化するしくみの解明
14.	2013	受精後に母性mRNA履歴を消去するメカニズムの解明
15.	2012/04～2014/03	発生分化過程におけるmicroRNAシステムの動作原理と制御機構
16.	2012	microRNAによる血管形成制御機構の研究
17.	2011	ジンクフィンガーヌクレアーゼによるゲノム改変技術を用いた microRNAの機能解析
18.	2010/04～2012/03	microRNAによる骨格筋.血管クロストークの制御
19.	2010/04～2012/03	TNRC6タンパク質の機能解析によるmicroRNAシステムの動作原理の解明
20.	2010	microRNAによる血管形成制御
21.	2003/04～2006/03	ゼブラフィッシュ生殖細胞形成に関与する母性mRNAの安定性制御機構の研究
5件表示
全件表示(21件)

■ ホームページ

https://www.mishima-lab.com

■ 受賞学術賞

2017/04

文部科学省平成 29 年度科学技術分野の文部科学大臣表彰若手科学者賞 (「脊椎動物の初期発生における mRNA 制御機構の研究」)

■ 現在の専門分野

システムゲノム科学, 発生生物学, RNA, システムゲノム科学, 発生生物学, RNA　（キーワード：受精、tRNA、microRNA、コドン、mRNA分解、翻訳、ゼブラフィッシュ、発生、RNA、受精、tRNA、microRNA、コドン、mRNA分解、翻訳、ゼブラフィッシュ、発生、RNA）

科研

■ 科研費研究者番号

00557069

■ 研究概要

◆研究課題リボソームによる遺伝子発現制御機構とその破綻による疾病発症機序の解明 ◆研究概要遺伝子発現は、ゲノムDNAからの転写段階のみならず、転写後制御によっても巧妙に調節されている。特にリボソームによるmRNAの翻訳過程はタンパク質発現の量とタイミングを規定する重要なステップであり、その制御は個体発生のような複雑な生命現象に必須である。本研究では小型淡水魚ゼブラフィッシュをモデルとして、リボソームによる翻訳過程に共役したmRNA安定性制御機構と、リボソーム自身の品質管理機構の分子機構と生理的意義の解明を目指す。本年度は、リボソーム品質管理機構の変異系統について 1) ジンクフィンガードメインをコードするmRNAの翻訳中に起こるリボソーム停滞を解消できない場合に、個体発生過程にどのような分子的・組織的な異常が生じるのかを解析する。2) リボソーム品質の低下によって引き起こされる発生異常について、その原因の分子メカニズムを解明する。これらと並行して、リボソーム品質管理機構に関わる新規因子を同定するための生化学実験系の構築と、各種変異体における遺伝子発現変化の解析から得られた情報をもとにその評価を行う。