ワキハマ ノリコ
WAKIHAMA NORIKO
脇浜 紀子 所属 京都産業大学 現代社会学部 現代社会学科 職種 教授 |
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項目区分 | 当該教員の教育上の能力に関する大学等の評価 |
期間 | 2015/09 |
事項 | 京都造形芸術大学文芸表現学科クリエイティブ・ライティングコース 事務担当者による授業改善アンケート結果を受けての所感 |
概要 | 前期土曜日の集中授業として、メディアリテラシーについて講義をしていただいた。学生にとっては、受講しづらい開講日程であったため、毎年の受講者は少ないものの(学年の15%程度)、アンケートにあるように、受講した学生の満足度は非常に高いものとなっている。 学生自身も熱心に授業に取り組むことができ、教員への評価も高い。ほかの科目の学科平均と比較しても、それは顕著である。 授業の最終課題は、番組の企画書をつくり、それをプレゼンするということであった。番組は、テレビ、ラジオ、ネット、どのような媒体でもよく、テーマにふさわしいメディアで伝えることを考えることが課されていた。企画書をつくることだけではなく、それをどのようにプレゼンテーションできるかどうか、伝えることにも重点が置かれていた。一人一人のプレゼンテーションに対して、問題意識を掘り下げているか、テーマ設定が妥当か、メディア選択が適切か、資料が十分あるかなど、教員からは的確な質問やコメントが返され、充実した質疑の場となっていた。学生たちがその後の就職活動のときに、このときの経験がひじょうに活かされたと話していたことが印象的であった。 |