ワキハマ ノリコ
WAKIHAMA NORIKO
脇浜 紀子 所属 京都産業大学 現代社会学部 現代社会学科 職種 教授 |
|
項目区分 | 教育方法の実践例 |
期間 | 2004/04~2015/03 |
事項 | ワークショップ形式による課題の意識化 |
概要 | 「私のメディア史ワークショップ」では、乳幼児期・小学低学年・小学高学年・中学校・高校・大学のそれぞれの時期について自分自身のメディアとの「つきあい方」を記入するワークシートを使用した。ワークシートには「番組名・ゲーム名・漫画タイトルなどの作品名」、「テレビ・本・DVD・ゲーム機・携帯電話・パソコンなどの物理的利用メディア」、「地上波テレビ・衛星放送・インターネットサイト名などの利用サービス」を具体的に記入させ、それぞれどのような「つきあい方」をしてきたかを時代を追って振り返ることにより、まずメディアと自分との関係を意識化させる。次に、ワークシートを元にディスカッションを行い、それぞれの相違点や共通点を見出すことでメディアとの関係を社会化して捉える視点を持たせる。これらのプロセスを経て、メディアが果たしてきた役割や、メディアが自らや社会に及ぼしてきた影響、つまり「社会的存在としてのメディア」にどう向き合うかという課題を意識化させることができた。 |